禅之助のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    中学生、多感な時期の主人公たちのファンタジーなんだろうと思いながら読み進めました。突然現れたオオカミ様やお城での日々。家に戻れば主人公たちを暗い現実が待っている。これから先の物語の中でそれらがどう絡み合っていくのだろう。主人公たちそれぞれに抱える苦しさ。ファンタジーだけではない展開を期待してしまう、この先が気になる上巻でした。

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    2026年08月17日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

     それぞれの理由あって学校に通えない7人の中学生が、自宅の鏡を入口とした不思議な空間で出会い、心を通わせあいながら、前に進んでいくお話。共に歩む人の存在の大切さを描いた作品だと思った。
     学校に通えていない主人公たちの心理描写は素晴らしかった。彼らがなぜ学校に行けなくなったか、自分の状況に何をどう感じているのか、彼らの精神的な不安定さを精細に描いている。
     物語として注目したいのは、主人公こころと母の関係である。こころが最終的に前に進んだのは、彼女が母親に自分が学校に通えなくなった理由を伝え、それを聞いた母親が共に戦う決意を新たにしてくれたことだ。実際のところ、母は最初からこころに寄り添ってい

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    2026年08月17日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    3時間くらいであっという間に読んでしまった。
    わんわん泣いた。久しぶりに泣いた。
    辻村深月さんは子どもの為に書いてると思うけど、ふと、あの頃の子ども時代を持つ大人のためにも書いてるのかもしれないと思う。
    あの頃の記憶を慰めてくれるものなのかもしれない。
    絶対死なないで、という強いメッセージを感じる。世界は広い、場所は他にもある、未来はきっと優しい。そんな事が書くテーマなんじゃないかなあ。そして、その優しさに肯定される。

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    2026年08月15日
  • かがみの孤城 上

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    中学生の頃に二度開いたときは、散りばめられた伏線の美しさや怒涛のストーリー展開に純粋に心を踊らせていました。展開を知っているからこそ、物語の結末や仕掛けは頭の中に残っていたはずなのに、実際に不登校を経験した今の自分がもう1度読み返すと前とは違った印象を持ちました。
    特に第一章で描かれる、家の中で息を潜めて過ごす日々の空気感や孤独感の描写は、かつてその渦中にいた自分にとって胸が締め付けられるほど切実なものでした。「不登校のときのあの気持ちは、まさにこれだった」と頷くと同時に、少し読むのが苦しくなるほどの解像度の高さに、著者が描く人間の心の深さを思わずにはいられません。
    絶妙な人数で描かれる登場人

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    2026年08月14日
  • かがみの孤城 下

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    すごい…!ただの感動小説なのかと思ったら、そこで終わりじゃない。辻村先生の伏線回収の巧みさに驚いた。本屋大賞受賞作なのも納得。読後感もすっきり。おすすめです!

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    2026年08月11日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    2026.08.08
    歌舞伎座から帰って一気読み

    現実は変わらないけれど
    こんなふうに
    大丈夫、だから生きてと
    バトンがつなげたら
    今度はわたしの番だと思えたら
    いいな

    年代の違いだろうなとは上巻でうっすら思っていたけど、だからこそ生まれる閉城とエピローグのそれぞれのシーンは、胸がぎゅっとなる
    仕掛けを仕掛けで終わらせない
    どんでん返しだの伏線だので終わらせないあたたかなエピソードに、だから私は辻村深月が好きなんだと、そう思う

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    2026年08月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    2026.08.07
    電車を使った長距離移動は、なぜか読書に没頭できる

    辻村深月はなぜこんなにも中学生が、中学生の気持ちが描けるんだ…
    身に覚えのある苦くてツラくて甘くて嬉しい気持ち

    同時に、やはり自分はわかったフリをしている、当事者になりきれない大人なのかもしれないと、それこそ苦く思う
    寄り添っているつもり、でも、本当に…?

    上巻を読み終わった今、彼ら彼女らの最後の決断は全く予想がつかないけれど、どうか7人の中学生のこれからに幸多からんことを

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    2026年08月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    とても読みやすい。キャラの心情がメインとなっているため、話の展開はゆっくりだけど気にならないくらいに読みやすい。
    300ページくらいから盛り上がる。
    下巻も読もうと思える作品。

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    2026年08月07日
  • かがみの孤城 上

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    面白い…!学生の頃は、学校での居場所がないっていうワードに心がザワザワしてしまって、なかなか読む気になれなかったけれど、当時読んでいたらどう感じたのかな。下巻も気になる!

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    2026年07月16日
  • かがみの孤城 上

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    不登校で悩むこころが、鏡の中の世界でアキやウレシノたちと出会い、それぞれが悩みを抱えながら成長していく姿が印象に残りました。

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    2026年07月16日
  • かがみの孤城 下

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    上下巻まとめ

    成長=忘れないことではなく、受け継ぐこと。

    かがみの孤城は、孤独だった子どもたちが、誰かに救われた記憶を胸に、いつか誰かを救う人になる物語。

    スピンオフみたいのが出たら是非読みたい。

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    2026年07月12日
  • かがみの孤城 下

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    上下巻ですが、あっという間に読み進められる作品。
    それぞれが自分の居場所がわからなくなってしまった子供たちの感情が子供のころの自分の感情を想起させられました。

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    2026年07月11日
  • かがみの孤城 下

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    序盤はあまりつまらないかもと思って積読していたが、腰を上げて読み始めたらするする読めた。

    こころが感じていることがどれもまっすぐで良い。
    誰かによって気持ちをねじまげられることは理不尽なことだと、こころがまっすぐ感じて言葉にしてくれたのがなんか嬉しかった。

    最後のアキを助ける場面のセリフにも胸が打たれたな。
    自分に呼びかけてもらえてるみたいだった。

    「アキ、生きて!アキ、大丈夫だよ!大丈夫だよ、アキ!私たちは助け合える!会えるよ!会える!だから生きなきゃダメ!頑張って、大人になって!アキ、お願い。私ー、未来にいるの。アキの生きた、大人になった、その先にいるの!」

    登場人物みんな魅力的だ

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    2026年07月09日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    この作品は、しっかりと「人間」を描いているから面白い。作り込まれた世界観も見事というほかない。ファンタジーにSFの要素が入っているのが新鮮だった。

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    2026年07月04日
  • かがみの孤城 下

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    よく作り込まれた世界観だなあと惚れ惚れしてしまいました。

    家に真田さんたちがカチコミかけてくるのはちょっとアグレッシブ過ぎて、そんなことある?こころちゃんの妄想幻覚?と最初思いました。ご近所の目、突然親が帰ってきたら?など女子中学生は気にしないのでしょうか。やることが突き抜けてて真田さんガッツあるなと妙に感心しました。
    こころちゃん、絶対かわいい女の子ですよね。

    ちょっと出来過ぎているほどに、終盤こころちゃんはかなり恵まれた環境にいます。最後に示唆された明るげな未来も。東条さんの功績が大きすぎます。
    リアリティとご都合主義的なファンタジーが同居している作品という印象でした。

    お母さんに正

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    2026年07月04日
  • かがみの孤城 上

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    2日で上下一気読みしちゃった。

    自分が中学生のときにこの本に出会えていたらまた少し変わっていたのかなぁ、とか思ったり。
    一人ひとりのキャラクターが愛おしさがあってよかった。フウカが好き!

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    2026年06月26日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    こころの気持ちすごくわかるな。自分と重ねて読んでしまった。そのくらい心理描写が繊細で、人間関係の描写も圧倒的だった。

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    2026年06月19日
  • かがみの孤城 上

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    4.2

    謎と伏線がたくさん張り巡らされているのを、ひしひしと感じました。

    大人になってから思うと、中学時代ってなんて危うい時期なんだろうと、自分も少し違えばこころのような立場になっていたかもしれないと思うとゾッとします。

    面白くてサクサクと読めました。

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    2026年06月15日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    4.4

    トリックには早々に気づいてしまったので、そこまで驚きはしなかったのですが、東条りかちゃんの「10年後どっちが上に立ってると思ってんだよ」というセリフがかっこよすぎて、めちゃくちゃ胸にささりました。

    私もこれからこんなマインドで生きていきたい。

    最後、アキが助けを求めてもいい、と思えるようになったことが本当に良かった。
    苦しかったら助けを求めていい、大人でも大切な心得がたくさん詰まった一冊だったと思います。

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    2026年06月15日
  • かがみの孤城 上

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    いじめかそうでないかにはまだ何とも言えないけど、こういう学校に行きづらい中高生の居場所があってもいいと思う。フリースクールとか学習支援センターとか、どうも行政のにおいがしてしまう。
    こういう何もせずただ何もしない居場所があるってのは大切だと思う。
    フォントが大きくてサクサク読めるのは若い人には大事なことだと思う。

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    2026年06月14日