禅之助のレビュー一覧

  • かがみの孤城 下

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    ファンタジーものは読み慣れない私にとっては、読み始めは児童文学のような印象を持っていたが、気付くと夢中になっていた。
    学校という小さな社会での生き辛さや、子供達の心の揺れ動きが平易な文章できめ細やかに描かれており、大人でも「分かる分かる」と共感してしまう。
    鏡の奥に広がる別世界への興味深さと、現実世界への共感で、上下巻を一気読みした。

    最後のオチにご都合主義なところがあったり、イマイチ理由のはっきりしない設定があったりする部分はあったけれど、ファンタジーってこういうものなのかも?

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    2026年09月04日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    鏡の世界に集められた7人が、それぞれ異なる時代を生きていたということに驚かされた。さらに、リオンのお姉ちゃんを中心に7人が繋がっていたことが明らかになり、とても綺麗な終わり方だと感じた。
    この本を読んで、人を表面的な部分だけで判断してはいけないと改めて感じた。その人が表には出さない辛い経験や置かれている状況を察することは難しい。しかし、相手のことを知ろうとしたり、親身になって関わったりするだけでも、その人の助けになることがある。自分も相手の見えている部分だけで判断せず、相手の気持ちや背景を考えながら人と関わっていきたいと思った。

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    2026年08月30日
  • かがみの孤城 上

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    ここから下巻でどんな展開になるのかたのしみ
    読みやすいけれど、考えさせられる内容だった
    真田の意図、知れたらいいな〜

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    2026年08月29日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    鏡の世界のルールやオオカミさまの存在など、不思議な設定に惹き込まれた。また、こころと同じような境遇を抱えている5人と、少しずつ心を通わせていく様子もおもしろかった。
    こころは学校に行けず、周囲から見れば怠けているように思われてしまうかもしれない。しかし、喜多嶋先生の「こころちゃんは悪くない、闘っている」という言葉は、そんなこころの苦しみや頑張りをすべて肯定しているように感じた。この言葉が特に印象に残り、相手に寄り添う言葉の伝え方の大切さを改めて感じた。

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    2026年08月27日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    お城や、グリム童話の設定が小中学生の頃、よく読んでいた本みたいだ〜と思いながら読んでいたら。
    どんどんどんどん、暗く重くなっていく。

    こころちゃんの学校の狭い空間に苦しめられている感じが、学生時代を思い出してとにかく苦しかった。
    用事があって、読むのを一時中断したときは、なんだか気持ちがズンと重くなってしまう感じだった。
    はやく、みんな助かって欲しい。それだけの思いで読むのを止められなかった。

    恋愛至上主義で女子を侍らしてめちゃくちゃなことをする女子とか、嘘をついてしまう男子とか、なんかお兄ちゃんの影響でませちゃってる子とか、とにかく色んな子供が出てきて、懐かしい古傷をえぐられてる感覚だっ

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    2026年08月26日
  • かがみの孤城 下

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    とても読みやすく、心にストンと物語が落ちてきた。全てが繋がって大きな丸となるその構成に舌を巻く。子供向けと侮るなかれ。

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    上巻途中で喜多嶋先生の正体や、それってつまりこういうことだよね?ってのは気付いてしまって、ミスリードかとも思ったけどそのままの真相だったので、もっと上手く隠して欲しかったのは正直ある。
    でもオオカミさまの方は驚いたし、ちゃんとヒントがあったことも示されて、どんでん返しされる快感も味わうことが出来た。

    そしてそういう仕掛けを仕込むことで上手くエンタメとして仕上げてるけど、中身の人間描写だったり現実を生きる子どもたちへのメッセージの部分が何よりもこの作品の核であり、そこの描写が素晴らしいと思った。
    こういう悩める子供が主人公だと「大人は信用出来ない」という話にされることが多いけど、今作では信用出

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    2026年08月22日
  • かがみの孤城 上

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    心理描写が丁寧で、自分も学生時代にこんなこと考えたことあったなーなんなら今でも考えるなーと思いながら読んでいた。
    同時にこころの親の気持ちもよく分かり、冒頭の方はこころの母に感情移入して何度か目頭が熱くなった。

    ストーリーの方は、初めて城が登場するあたりはファンタジーが始まったっぽいのに、結局はこういう施設に集まってなんとなく過ごす子供たちという感じでファンタジー要素は薄く、自分にとってはそこは期待外れだった。
    ただつまらないというほどではなく、こころに起こる出来事はすべて興味深いし第一印象があまり良くなかったこころ以外の子供たちにも自然と愛着が湧いてくる。

    上巻の終わりに近付くとストーリ

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    2026年08月19日
  • かがみの孤城 上

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    中学生、多感な時期の主人公たちのファンタジーなんだろうと思いながら読み進めました。突然現れたオオカミ様やお城での日々。家に戻れば主人公たちを暗い現実が待っている。これから先の物語の中でそれらがどう絡み合っていくのだろう。主人公たちそれぞれに抱える苦しさ。ファンタジーだけではない展開を期待してしまう、この先が気になる上巻でした。

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    2026年08月17日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

     それぞれの理由あって学校に通えない7人の中学生が、自宅の鏡を入口とした不思議な空間で出会い、心を通わせあいながら、前に進んでいくお話。共に歩む人の存在の大切さを描いた作品だと思った。
     学校に通えていない主人公たちの心理描写は素晴らしかった。彼らがなぜ学校に行けなくなったか、自分の状況に何をどう感じているのか、彼らの精神的な不安定さを精細に描いている。
     物語として注目したいのは、主人公こころと母の関係である。こころが最終的に前に進んだのは、彼女が母親に自分が学校に通えなくなった理由を伝え、それを聞いた母親が共に戦う決意を新たにしてくれたことだ。実際のところ、母は最初からこころに寄り添ってい

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    2026年08月17日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    3時間くらいであっという間に読んでしまった。
    わんわん泣いた。久しぶりに泣いた。
    辻村深月さんは子どもの為に書いてると思うけど、ふと、あの頃の子ども時代を持つ大人のためにも書いてるのかもしれないと思う。
    あの頃の記憶を慰めてくれるものなのかもしれない。
    絶対死なないで、という強いメッセージを感じる。世界は広い、場所は他にもある、未来はきっと優しい。そんな事が書くテーマなんじゃないかなあ。そして、その優しさに肯定される。

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    2026年08月15日
  • かがみの孤城 上

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    中学生の頃に二度開いたときは、散りばめられた伏線の美しさや怒涛のストーリー展開に純粋に心を踊らせていました。展開を知っているからこそ、物語の結末や仕掛けは頭の中に残っていたはずなのに、実際に不登校を経験した今の自分がもう1度読み返すと前とは違った印象を持ちました。
    特に第一章で描かれる、家の中で息を潜めて過ごす日々の空気感や孤独感の描写は、かつてその渦中にいた自分にとって胸が締め付けられるほど切実なものでした。「不登校のときのあの気持ちは、まさにこれだった」と頷くと同時に、少し読むのが苦しくなるほどの解像度の高さに、著者が描く人間の心の深さを思わずにはいられません。
    絶妙な人数で描かれる登場人

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    2026年08月14日
  • かがみの孤城 下

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    すごい…!ただの感動小説なのかと思ったら、そこで終わりじゃない。辻村先生の伏線回収の巧みさに驚いた。本屋大賞受賞作なのも納得。読後感もすっきり。おすすめです!

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    2026年08月11日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    2026.08.08
    歌舞伎座から帰って一気読み

    現実は変わらないけれど
    こんなふうに
    大丈夫、だから生きてと
    バトンがつなげたら
    今度はわたしの番だと思えたら
    いいな

    年代の違いだろうなとは上巻でうっすら思っていたけど、だからこそ生まれる閉城とエピローグのそれぞれのシーンは、胸がぎゅっとなる
    仕掛けを仕掛けで終わらせない
    どんでん返しだの伏線だので終わらせないあたたかなエピソードに、だから私は辻村深月が好きなんだと、そう思う

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    2026年08月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    2026.08.07
    電車を使った長距離移動は、なぜか読書に没頭できる

    辻村深月はなぜこんなにも中学生が、中学生の気持ちが描けるんだ…
    身に覚えのある苦くてツラくて甘くて嬉しい気持ち

    同時に、やはり自分はわかったフリをしている、当事者になりきれない大人なのかもしれないと、それこそ苦く思う
    寄り添っているつもり、でも、本当に…?

    上巻を読み終わった今、彼ら彼女らの最後の決断は全く予想がつかないけれど、どうか7人の中学生のこれからに幸多からんことを

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    2026年08月08日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    とても読みやすい。キャラの心情がメインとなっているため、話の展開はゆっくりだけど気にならないくらいに読みやすい。
    300ページくらいから盛り上がる。
    下巻も読もうと思える作品。

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    2026年08月07日
  • かがみの孤城 上

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    面白い…!学生の頃は、学校での居場所がないっていうワードに心がザワザワしてしまって、なかなか読む気になれなかったけれど、当時読んでいたらどう感じたのかな。下巻も気になる!

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    2026年07月16日
  • かがみの孤城 上

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    不登校で悩むこころが、鏡の中の世界でアキやウレシノたちと出会い、それぞれが悩みを抱えながら成長していく姿が印象に残りました。

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    2026年07月16日
  • かがみの孤城 下

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    序盤はあまりつまらないかもと思って積読していたが、腰を上げて読み始めたらするする読めた。

    こころが感じていることがどれもまっすぐで良い。
    誰かによって気持ちをねじまげられることは理不尽なことだと、こころがまっすぐ感じて言葉にしてくれたのがなんか嬉しかった。

    最後のアキを助ける場面のセリフにも胸が打たれたな。
    自分に呼びかけてもらえてるみたいだった。

    「アキ、生きて!アキ、大丈夫だよ!大丈夫だよ、アキ!私たちは助け合える!会えるよ!会える!だから生きなきゃダメ!頑張って、大人になって!アキ、お願い。私ー、未来にいるの。アキの生きた、大人になった、その先にいるの!」

    登場人物みんな魅力的だ

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    2026年07月09日
  • かがみの孤城 上

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    2日で上下一気読みしちゃった。

    自分が中学生のときにこの本に出会えていたらまた少し変わっていたのかなぁ、とか思ったり。
    一人ひとりのキャラクターが愛おしさがあってよかった。フウカが好き!

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    2026年06月26日