森山至貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あなたのためを思って言ってるんだから」
「本人が傷ついてないならいいでしょ」
「もっと早く言ってくれれば」
言われるとなんだかモヤモヤするような…でも確かにそれも正しい気がする…と思わせられるずるい言葉の心理や意図を深掘りして、本質を見抜くことの大切さに気づかせてくれる一冊。
主に中学生と高校生を対象としている。
子供は大人に守られないと生きていけない。
親と子ども、先生と生徒。
その上下関係に無自覚に付け込み 主観的な言葉で支配しようとする大人がたくさんいる。
中には肥大化したプライドから自分を正当化するためだけに発せられる詭弁も。
本当に自分のためを思って言ってくれている言葉とずるい言葉 -
Posted by ブクログ
知識がなければ偏見や差別はなくせない、本書全て読んでさらにこの言葉が刺さる。
理解していたつもりだったことも、偏見なんて無いつもりだったことも、まだまだ知らなかったし見通せていなかったなと痛感。。。
多様な性のあり方は知識ありきの「なんでもあり」であって、クィアスタディーズの基本的な視座を使ってニュースのあり方、報道の仕方、記事の読み方をどこまでも奥深く出来ると思う。
昨今ジェンダー差別発言やらで問題になってる方とかもいるけど、これも知らないからこういう発言ができるんだろうわけで。
自分全然世の中のこと知りません!!って堂々と発言してるようなもんだし。
色々書きたいけどどれも薄っぺらくなる気 -
Posted by ブクログ
「LGBTの入門書」というよりも「LGBTを読み解くツールとしてのクィアスタディの入門書」。
LGBT、という名前そのものが、4つの言葉の頭文字を取ったものであることからもわかるように、LGBT(やそれらを含むセクシャルマイノリティ)を語るとき、いろんな言葉が出てくる。
そんな言葉そのものについての説明だけでなく、その言葉がどういう背景があってできた言葉なのか、またその背景がどう変わってきたのか含めて説明してくれる一冊。
入門書なので、そこまで難しいことは書いてない。でも、それが理解できたのか、と言われると正直疑問な本でもある。
ただ、LGBTというよりも性差やそれにまつわる社会問題を考え