不二淑子のレビュー一覧

  • 『高慢と偏見』殺人事件

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    原典を半分も読んでいないし、記憶も薄れているが、結末をこうせざるを得ないのはやむを得ないか。しかし、シリーズ化されているとは!

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    2025年04月26日
  • 『高慢と偏見』殺人事件

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    「ジェイン・オースティンのパスティーシュを書くのならば、それはハッピーエンドじゃなくちゃ」と言ったのはイギリスの結婚相談所に勤めるヒマーワリ・メーロンおばさんだが、日本の読書人ひまわりめろん氏も全くの同意見なのです

    そういう意味で言うと、ちょっと微妙
    なので★3
    ちょっと微妙というのはあくまでも個人的見解なのでネタバレにはならないと強く主張したい

    それにしてもあなた
    よくジェイン・オースティンのパスティーシュなんか書く気になるわよね
    世界中のファンが厳しい目を光らせてるって言うのに

    ってメーロンおばさんが言ってました

    うわー、ちゃんとあらすじとか書くつもりでいたのに!メーロンおばさんと

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    2025年03月19日
  • 災厄の馬

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    ちょっと読み難い感じでした。散文的と書いている方がいらっしゃいましたが、まさにそんな感じ。シーンがコロコロ変わって全体の流れがイメージし難いです。イギリスの寂れた田舎の雰囲気は分かる気がしました。

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    2025年03月17日
  • ボストン図書館の推理作家

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    ネタバレ

    まあまあかな。
    作品と、作者に送られてくるメールのメタ構造。
    本筋のほうの推理が、容疑者が少なすぎるので、メールで引っ張ってる感じ。
    オーストラリアの事情とか、NYを知らない作者がメールで教えてもらうとか、そういうのは面白かった。
    作品がちょっとずつ出来ていく過程が見えていくのは面白い。

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    2024年12月07日
  • ボストン図書館の推理作家

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    CL 2024.11.6-2024.11.9
    オーストラリア在住の作家ハンナと、そのハンナのベータ読者であるボストン在住のレオのメール(現実)と、ハンナが執筆中の小説(作中作)が交互に描かれる。
    作中作がミステリのメインとなっていて、レオのメールで作品が変わっていくところも興味深い構造ではあるのだけど、どうしても作中作がブツ切りになってしまうのが少し残念だった。

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    2024年11月09日
  • 円周率の日に先生は死んだ

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    円周率の日=3.14に焼死体としてみつかった数学教師。その教師と親交の深かった少年と、同僚教師の過去と現在の視点をベースに進む。終盤で明らかになる真相は残酷……。

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    2024年10月09日
  • ボストン図書館の推理作家

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    オーストラリア在住の推理作家とボストン在住のβ版読者。

    同作家がボストンの4人を軸に書くミステリ小説が本小説の本体。

    各章の終わりにβ版読者が作者に送る書簡が挿入される。
    書簡で盛り上がるサスペンスはちょっとしたスパイスといったところか。

    本体の方は割と下衆な動機だった。
    本体と書簡の間で隠れたやり取りが楽しめるのももう一つの趣向らしいが、どちらかといえば全体のリズムを乱している感が強い。

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    2024年09月13日
  • 信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍

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    直結する情報量が少なすぎるので、弥助云々というより、日本に辿り着いた黒人の可能性の検討という域は出ないが、5章におけるアフリカからインド洋を中心とした人の移動については興味深く。
    誤解や根拠の薄い提示という課題はないではないが、著者にもこの個人に限らず周辺情報の提供と、参考文献がほぼ海外資料なので、その紹介に期待したい。

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    2024年07月24日
  • ボストン図書館の推理作家

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    物語と現実(物語のアドバイス的メール)が同時進行します。
    現実であるメールが注釈の役割(文化の違いや英語表現など)をしてくれる良い面と、せっかく物語の世界に入り込んでいたのに、「あ、これは物語だったんだ…。」と、ちょっと冷めてしまう悪い面と両方併せ持っていました。
    それにしても、みんなコーヒーばかり飲んでます。

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    2024年06月12日
  • ボストン図書館の推理作家

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    ネタバレ

    え。これで終わり?
    私の理解が足りないのだろう。
    誰か結局どーゆーことだったのか教えて。
    ハンナか書いていた作品の犯人はウィットでケインは無実だった。
    作中作はとで面白く読めたんだけど、ハンナにメールを送りどんどん執拗にハンナの作品に口を出してくるレオはなんだったの?
    現実の殺人犯ってこと?
    とにかくレオはイカれてるという感じなのは伝わった。

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    2024年05月12日
  • 円周率の日に先生は死んだ

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    パイの日(3.14)に数学教師のマークルが殺された。事件の真相を第一発見者である生徒のサル(過去編)と同僚教師のノラ(現在)+αの視点で展開する。

    ・感想
    住人全員が知り合いというアメリカの田舎町が舞台・
    登場人物たち其々が場所、人物、過去に雁字搦めに囚われていてそれらから逃げたい人、諦めてる人、受け入れてる人…様々な人間模様が書かれてた。
    ミステリーというよりは人間模様中心の作品で事件もその真相も結構ベビーだった。
    悠久の歴史と語られなかった物語とそれらを観察するものの話。
    でも最後はちょっとした希望が残されていたので、サルにはどうかこれから幸せに生きていってほしいと思う。

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    2024年02月25日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    アート思考の教科書的書籍。
    少々途中途中分かりづらい。

    間に挿入されている「日本の牽引車事例」が分かりやすいので助かる。

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    2023年08月10日
  • かくて彼女はヘレンとなった

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    ネタバレ

    シニア向け住宅街に住むラテン語教師のクレミー。
    普段なら定期連絡のある隣人の安否を気遣い、預かっていたスペアキーで隣家の様子を探りに行くと、予想だにせず、さらにその隣家への秘密めいた通路が。
    興味に抗えず進んでいくと大層なガラス細工を発見し、深く考えもせず又甥、又姪達へスマホで写真を共有。
    ところが、このガラス細工は盗品かつ元の持ち主はカタギの人間でなく、麻薬取引に関わる犯罪者、しかも盗品はガラス細工だけでなく百万ドルの現金も。

    どうやら隣家は麻薬取引の中継所として使われているようで、その利用者が盗品を匿っていた模様。
    クレミーは期せずしてその秘密を日の下に晒してしまった。
    又甥、又姪達もク

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    2023年05月04日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    2022.10.15 冒頭、中に挟み込まれているインタビューなど、わかりやすく参考になる。全体的にはやや冗長な気がする。もう少しコンパクトに簡潔にできそうな気がするが。

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    2022年10月15日
  • 災厄の馬

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    ネタバレ

    早朝の通報に駆けつけたアレックが目にしたのは地中に埋められ片目だけ空を見上げる16の馬の頭部達。
    誰が何の目的でこんなことをしたのか。
    獣医学の女性専門家クーパーを捜査に招き入れ、事件の解明に努める。

    オカルト宗教儀式めいた猟奇的シーンに始まるものの、殺人事件に発展する気配もないし、何かを要求するような声明もない。
    大掛かりで残忍な動物虐待かと思われるところでの、虚を衝く悪意のもたらす展開には新鮮味を感じた。

    ただ、全体的には意味深なシーンや抽象的な思考遊びが多くふわふわしていて何かよくわからない。
    どこかできっちり回収してくれればよかったのだが、どうもそれが作風らしく、犯人&事件の全容解

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    2022年07月23日
  • 15時17分、パリ行き

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    3人の勇敢なアメリカ人がフランスの列車で起こるはずだったテロを未然に防ぐ実話を基にしている小説。

    3人の生い立ちから始まりよく分かるのだが、肝心の列車内の様子が分割されて描かれている為に、あまり感情移入?というか、状況が把握し辛く、なおかつ結果を知ってしまっているのでハラハラすることもなかったことが残念。

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    2022年06月02日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    2021.71

    ・アートシンキングは個人の内部から発せられたと問いが起点。
    ・信頼と友情が生まれる場所では、創造的な作品の支援になる。
    ・個人に目を向ける

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    2021年09月23日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    起業したいが何をしたらいいかわからない人にオススメ。
    アートシンキングと書いているが実際はアートというよりビジネスの考え方について。

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    2021年07月23日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    各方面の方々を紹介していく好きなタイプの本。
    しばらくこういったビジネスだアートだという本は

    お腹いっぱい(笑)。

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    2021年01月02日
  • アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術

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    アートシンキングは、今流行のロジカルシンキングを代表とするフレームワークとは全く異なる考え方だった。

    かっちりと決まっているものではなく、人生の余白からどこからともなく現れてくる。

    私たちは、最近、生き急いでる気がする。
    どれだけ早く問題を見つけ解決していくか。
    それこそがイノベーションの本質だと思っている。

    だけれど、アートシンキングはとてもその人のペースを大切にするものだ。
    マイペースでありながら最先端を可能にする。

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    2020年03月29日