【感想・ネタバレ】災厄の馬のレビュー

あらすじ

イギリスにある海辺の町イルマーシュで、十六個の馬の頭が並べられているのが見つかった。グロテスクながらも美しいこの奇妙なオブジェは、これから町に起こる様々な災厄を告げるものだった……! 閉鎖された町で起こる不気味な事件を描く、戦慄のスリラー。

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Posted by ブクログ

ちょっと読み難い感じでした。散文的と書いている方がいらっしゃいましたが、まさにそんな感じ。シーンがコロコロ変わって全体の流れがイメージし難いです。イギリスの寂れた田舎の雰囲気は分かる気がしました。

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2025年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

早朝の通報に駆けつけたアレックが目にしたのは地中に埋められ片目だけ空を見上げる16の馬の頭部達。
誰が何の目的でこんなことをしたのか。
獣医学の女性専門家クーパーを捜査に招き入れ、事件の解明に努める。

オカルト宗教儀式めいた猟奇的シーンに始まるものの、殺人事件に発展する気配もないし、何かを要求するような声明もない。
大掛かりで残忍な動物虐待かと思われるところでの、虚を衝く悪意のもたらす展開には新鮮味を感じた。

ただ、全体的には意味深なシーンや抽象的な思考遊びが多くふわふわしていて何かよくわからない。
どこかできっちり回収してくれればよかったのだが、どうもそれが作風らしく、犯人&事件の全容解明に至っても事実は押さえられるものの、その目的や意図していたものがふわっとしか伝わってこず、ちょっと消化不良。

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2022年07月23日

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