あらすじ
詐欺まがいの投資話でエマやアンから恨みを買うウィカムが、パーティの最中に殺された。キャサリンの娘とエリザベスの息子が嵐で閉ざされた館で起きた怪事件に挑む! 『高慢と偏見』『エマ』『説得』……オースティン作品の登場人物が織りなす正統派ミステリ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」の二十二年後、ダーシー夫妻は長男と共にハウスパーティに招待される。そこにはオースティンの他の作品の登場人物たちも登場して〜という、ワクワク以外何ものでもない設定。十九世紀のイギリスの上流社会の人々の暮らしや作法や秩序、礼儀も盛り込まれていて優雅で楽しめる。しかも!殺人事件まで。これはもう読むしかない!
ただ、文章が高貴過ぎて現代を生きる私たちに貴族の皆様の勿体つけた感が、時として冗長だったけれど。
犯罪を犯罪としなかった貴族の皆さんにもハテナという思いもあったけれど高貴な方々なので……
若いジョナサンとジュリエットの未来を祈らずにはいられない。
Posted by ブクログ
「ジェイン・オースティンのパスティーシュを書くのならば、それはハッピーエンドじゃなくちゃ」と言ったのはイギリスの結婚相談所に勤めるヒマーワリ・メーロンおばさんだが、日本の読書人ひまわりめろん氏も全くの同意見なのです
そういう意味で言うと、ちょっと微妙
なので★3
ちょっと微妙というのはあくまでも個人的見解なのでネタバレにはならないと強く主張したい
それにしてもあなた
よくジェイン・オースティンのパスティーシュなんか書く気になるわよね
世界中のファンが厳しい目を光らせてるって言うのに
ってメーロンおばさんが言ってました
うわー、ちゃんとあらすじとか書くつもりでいたのに!メーロンおばさんとか書き始めた時点で本心では、そんな気なかったことに気付いてしまった!
まぁ、いいや