ジェイソン・モーガンのレビュー一覧
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本書の後半の章については、私なりのアプローチ案があり、
氏の考えとは異なるところが散見されるが、究極的なことで言うなら納得はできます。 さて私が考えさせられたのは、2章と3章でした。 4世紀から5世紀のローマにおけるキリスト教の立場を「普遍性」というものを彼らなりに追求した点を思い出しました。それが偏見と傲慢さによって世俗のエリートは偏向していったのかと感じました。 少し色々と深掘りをしたくなりました。
私は靖国に行きますので非常に共感できるところもあり、一部軍に限らず財閥などの先人への怒りもありますが、日本に住み日本のために亡くなられた英霊にはしっかりと敬意を示していきたい。 -
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日本の今の国のあり方、国体などについて再考したい方は是非一度読むべき一冊。
荒谷氏は陸上自衛隊特殊作戦群長などの経験から軍事、国政、国際情勢についても相当の知見を有す方であり、また祖国日本のあるべき姿を取り戻すべく、熊野にて米作りや武道をはじめとして伝統回帰への活動をされている。
ジェイソンモーガン氏は米国南部ルイジアナ州出身の麗澤大学教授だが、ワシントンDCを中心としたグローバリズム勢力への抵抗を訴えており、ルイジアナ州を祖国として、この祖国をいかにあるべき姿に戻すかを考えている。また、日本がワシントンDCを中心としたグローバリズム勢力の支配下にあることを危惧しており、その意味合いにおいてはルイジアナ州と同列の位置づけで共に立ち上がるべきと訴えている。
グローバリストについて一般にディープステートという呼び方もなされるため、言わば陰謀論のような響きを感じるが、特定のそうした集団や闇の政府があるという意味ではなく、ワシントンDCを中心としたエリート層や官僚などに根強い国際政治に関する思想や雰囲気のようなものを分かりやすい表現としてグローバリストやディープステートと呼んでいると解釈できた。
その解釈に基づくならば、日本が本当にありたい国際関係を築けているのか、日本が自らの思想に基づいて国の方向性を決定できているのかなどについて、国民それぞれが真の日本人として再考するための視座を与えてくれる内容となっている。
以下、メモ的に書籍の中で印象に残った内容。
・日本は神話の世界から優れた宇宙観を持っていた。
・建国の理念は八紘為宇の考えのもと、それぞれの小集団を尊重しながら、一つ屋根の下に暮らす民族として国が成り立ってきた。
・天皇の存在は「しろしめす」ことにある
・米作りとは社会や神とのつながりの意味もある
・日本がNATO諸国との価値観を共有しているということへの疑問
・自衛隊も米軍もイラクにいくときは「言われたから行くだけ」の雰囲気があった(本当に祖国のためになる派兵のかという疑問として)
・米軍人は良い人間が多いが、それと米国政府は分けて考えるべき
・日米軍の統合指揮命令系統が確立できていない。かつ米軍の意思により自衛隊が運用される懸念あり。
・古くから武力集団は日本の良心を守る砦であったが、現在はその空気感が薄い。
・軍事予算で見ると日本は世界3位レベルだが、その内情や予算の執行状況に国民は関心を持っていない。(日米同盟が維持されればいいね程度の意識)
・日米の安全保障に関する情報発信をしている元自衛官や有識者は元の情報ソースに米国のグローバリストなどのシンクタンクに基づいており、日本としての見方ができていない
・尖閣諸島をめぐる米国の対応などから米国の本当の思惑を見抜くべき(例えば、米国としては日中が不仲でいてほしいと思っている、など)
・右派も左派も今の日本では捻じれていて日本人らしい価値観が混乱している -
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大変勉強になりました。
自身の知識・教養不足を痛感し、恥ずかしくなりました。
また2025年、トランプ大統領が関税をかけたり、好き勝手やっているだけだと嫌悪していましたが、民主党と共和党の考え方の違い、アメリカ国内でも南部と北部で全く考え方が異なること、アメリカと中国が思想的に似ていること、イギリスのプロテスタントがやってきて今のおかしなアメリカができてしまっていること等々を知ると、アメリカを何とかしようとしていることに気がつきました。
日本もかなりやられてしまっている。
私自身ができることは何なのか?やるべきことは何なのか?を考えながら、引き続き学び続けていきたい。 -
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【日本国憲法を通して見えてきたもの~「アメリカの本当の顔」と「日本の良さ、世界との違い」~】
日本国憲法を通して見えてきたものが、大きく分けて2つある。
1つめは「アメリカの本当の顔」だ。
日本国憲法制定の背景には「個人」や「権利」を重んじるアメリカのイデオロギー(著者はこれをアメリカンイデオロギーと呼ぶ)があり、また、自分たちの主義主張を正当化し、他国にまで押し付け、何度も対外戦争を繰り返してきたアメリカの歴史があったことがよく分かった。
「日本国憲法の押し付け」も、彼らにとっては自分たちの歪んだ正義の正当化、そして、相手国をコントロールするための道具の1つに過ぎない。
2つめは「日本の良さ、世界との違い」である。
「個人」や「権利」を重んじるアメリカ(アメリカンイデオロギー)に対し、「家族」や「伝統・文化」を大切にしてきたのが「愛情」の国、日本である。
日本には天皇陛下がいらっしゃる。
天皇(権威)、為政者(権力)、国民(大御宝-おおみたから-)・・・この三位一体の仕組みのおかげで長い歴史を築いてきた。
「シラス」(治らす)と「ウシハク」(領く)という言葉があるが、世界のほとんどの国が力で支配する「ウシハク」であるのに対し、我が国日本は、国民の気持ちに寄り添う「シラス」の国である。
アメリカだけでなく、世界中に社会主義、共産主義、マルクス主義など、正直、日本人には理解できない主義・思想がはびこっている。
私たち日本人は、まず「自国の良さ」に気づくこと。
そして、もっと世界を知る必要がある。
残念だが、世界には日本人には想像もできないほど悪いことを考える人たちがいる、というのが現状だ。
(そして、残念なことに日本にもそういう人たちはいる)
戦後80年、昭和100年、そしてトランプ大統領が就任し、世界の潮流が変わり始めた今こそ、日本国憲法を考え直す時ではないだろうか?
そのためには、まず、大前提である「アメリカが日本国憲法をつくった」という事実を知ること、そこから始めなければならない。
かなり気が遠くなる話だが、それが日本の真の独立となり、世界への平和にも繋がるだろう。
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ネタバレ今回も大変充実した内容を読ませていただき、ありがとうございました。筆者お二人は個人的にも慕っております。とはいえ、この二人が並ぶと、モーガンさんの過激さが際立っていて、少し笑ってしまいました。笑笑 茂木誠さんと並びましたときは、静かな中にも激情を秘めている二人というあたり、よく似ていたものですが、この二人ですと、そうなるのかぁと。笑
カトリックはアングロ・サクソンの闘争心に歯止めをかける役割があった。組織化したあたりからおかしくなったという指摘は目から鱗でした。つまり、あれだけ残酷な戦争の歴史を辿ってきた西洋は、「あれでも”マシ"だった」のだと!カトリックの衰退とともに戦争が激化したというのは、なるほど、30年戦争であったかつてから、冷戦以降、60年以上も戦争・紛争だらけの啓蒙主義思想の時代になった様子を比較しましても、それだけ、暴力性の歯止めがなくなってしまった様子は見て取れます。単純に2倍です。つまりは二分の一に収めていたということで、なるほど、マシだったのか・・・と、驚愕です。
そこでつい、日本人はすごいなぁと言いたくなりますが、そもそも日本は地形・立地条件において、あまりにも恵まれていたということは事実でしょう。海という天然の要塞に守られ、推進力を持つ鋼鉄の船の時代になるその日まで、本土決戦に侵されるようなことはただの一度もない平和な国でしたから。
そうした恵もなく、諸外国と戦い続けなくてはならなかった西洋には、むしろ同情すらします。とはいうものの、それは狼を恐れて、異端の魔女狩りをしたり、森を焼き払ったりしたツケが来ているのであり、やはり自業自得とも思わないではないですが・・・「逢魔時」とは、元々、怪物に会うというオカルトではなく、オオカミが食欲をみなぎらせる夕暮れという、もっと生活に即した、身近な恐怖を例えたものであったことを鑑みますと、野生動物の脅威に晒されることのない現代文明の私たちが、当時のカトリックの人たちのオオカミへの恐怖を誹ることなど出来ないと私は思います。そこも含めて、やはり私は同情的です。
※異端とされた人、魔女とされた人は、そのほとんどが、森の近郊に住む人でした。都市部に住めない人という時点で、排撃させる所以のある人であり、偏見の対象となりましたが、そもそもオオカミの側にいて生きられるということが、生理的に不気味であったのでしょう。縄文人の遺伝子を持つ私たち日本人からすれば、森は恵を与えてくれると同時に、自分を死に至らしめる恐ろしさも持っているのは当然の理解ですが、それを受けいられないほど、西洋は都市部の贅沢に早いうちから慣れてしまったのかなと考えています。便利や贅沢があまりに早いうちに訪れるのも、倫理観からすれば不幸なことなのかもしれません。実際、迫害の対象として有名であるユダヤ人は「灰色狼」と呼ばれることもあったそうです。※詳細は、GOSICK/桜庭一樹 分裂病と人類/中井久夫 参照
私も、渡辺さんと同様に、実は現在を楽観視しています。
参議院選挙のとき、参政党が一議席しか取れなかったことを、その当時は大変に惜しむ思いでおりましたが、今となっては、神谷代表一人であったからこそ、他の人たちの当選を免れたと思えます。アメリカ大統領選挙に合わせて、今現在(令和6年10月)衆議院選挙が行われている真っ最中です。今回も、思ったような芳しい成果にはならないかもしれませんが、後から振り返れば、それでよかったと思えるような運びとなるであろうことは、これまでの経験則から直観しています。人に説明できないことなので、私がそう思うという話に過ぎないのですが・・・世の中、これから明るくなっていくと思います。気づいた人が少しずつ増えていますから。あまりにも壮大な絶望に一度悲観した後、もう一度楽観する人が増えていけば、きっと大丈夫です。それこそが、どれだけ世の中が乱れ続けようとも祈りを続ける、宮中祭祀・・・天皇陛下の、日本国民の「らしさ」だと思いますから。 -
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「あのひとのしていることを見てください。
私はあのような悪いことはしません。
だから私はいいひとです」
人は常に他者の醜さを探し、それを責めることを執拗に求めている。その理由は、自分が善良であることを証明する、最も簡単で、最も素早い方法だからではないだろうかと思う———といった考察は全くその通りだと共感しました。
「他者を貶めても自分の価値が上がるわけではない」と、いつか誰かの言葉で読んだものでしたが、あの言葉が人気を得たということはつまり、他者を責めて容易に自分が周囲に評価されようとする願望が裏付けにあることを、それとなく証明していたようなものですから。
被害者意識から脱することこそ、能動的に生きることこそ、この世界で幸福に生きるための第一歩。宮沢賢治・銀河鉄道の「幸福への一歩ずつ」とはこのことを指していたのかもしれません。
AntifaやBLMが、ソロスチルドレンに等しい存在であることは、これまでも資金の流れなどを追っている資料等で知っておりましたが、そもそもその原型となるKKKの存在は、今回の本を通して初めて知ることとなりました。キャンディスさんのおじいさんの牧歌的な自然信仰と、卑しい悪意に負けない勇気ある姿は、何かと他責にしてしまいがちな現代(令和6年現在)日本人にも参考になるものがあるのではないでしょうか。
とはいえ、これだけは絶対に自分のせいじゃない!と言いたくなる気持ちもすごくよくわかりますので、因果関係をはっきりさせた上で、あいつが悪いから俺は何もしない!あいつが弁償しないのにどうして俺からやってやらねばならんのだ!と意地張って、拗ねているのではなく、そうだ俺は確かに何も悪くなどない、悪くなどないが__自分に出来ることを淡々とやろう、ぐらいの心算(こころづもり)で良いのだと思います。
そして、左翼思想とリベラルは本来は別のもの。その当たり前の事実を大勢の人が忘れてしまっている___という件も大いに納得しました。
左翼とは、ある特定の目的や命題を実現することが全てであり、決して個人の人権や自由を最大の課題とはしていないから。目的のためならば個人の自由は簡単に失われる。それは過去に、そして今にも、共産主義の実態が教えてくれている。といった旨にも同意です。
特に、現代版フェミニズムと、蘇った亡霊・KKK(クークラックスクラン)の危険な一致ぶりには驚かされました。BLMやAntifaの暴力的な行為や、「ソロス金出せ」のプラカードに見られる、背後による金銭関係のなんとも言われぬ後ろ暗さとは、もともとKKKが由来していたのだなぁと、歴史の教養がひとつまた高まりました。現在のアメリカにとっては、ディープステイトの一角と考えた方がわかりやすそうですが、より具体的にその根を辿ると、なるほどKKKであり、やはり「またおまえか、民主党!」と言いなくなるほどに、やはり民主党なのだなぁと……(苦笑)
つくづく、弱者救済を語る者には気をつけなくてはなりませんね。特に政治の場合、永遠に、有権者にはかわいそうな状態でいてもらわないと、彼らにとっての組織票がなくなってしまうのですから。その相関図を見抜いたとき、彼らは決して哀れな民を救うはずがないと分かります。民間においても、恐怖ビジネスは後を断ちません。嘘と暴力が基本にある政治と外交においては、さもありなん、でございます。
そして個人的に驚いたのが、マリク・セイント・ヒレール氏が体験した、女性の証言を無条件に信じる世論の残酷さを、あくまで裁判において、事実に基づき、原告のニッキー・ヨビーノ氏の虚偽報告、警察妨害を有罪判決とし、一年の懲役を与えた担当者の名前が———ウィリアム・“ホールデン”であったことです。
文学が好きな方なら、ホールデンと聴いて、とある主人公が思い浮かべられたのではないでしょうか。そう、そのホールデンです。サリンジャー氏が執筆した、邦題『ライ麦畑でつかまえて』のホールデンです。彼は奔放でめちゃくちゃな言動が目立ちますが、生きていくために、心において大切なことは、決して見逃すまいと目を輝かせることがあります。その様が、家族との絆を分断しようとする、政府への依存を強めようとする歪な世論工作を睨む眼差し———ウィリアム・ホールデン氏を象徴しているかのように思えたのです。
家族は息苦しく、作法やしきたりが多く、そこから一度離れれば、あああれは束縛だったのだと、『誤解』してしまうものです。たしかに田舎の衆人環視は、噂話や億劫になるほどの厚かましさを感じることは少なくありません。まして同じ家に住む人なら尚更なことです。
それでも、
そう、それでも。
それでも家族は、近所の人々の存在は、助け合える尊いものなのです。
何故なら彼らから孤立したところで、結局個人の力など知れています。食べ物を作り出すことはもちろん、金銀を手のひらから魔法のように現せるわけでもありませんから、結局は、大きな組織に取り込まれることになるのです。さしあたっては銀行の融資を受けられるかどうかとなり、その銀行の基準がそもそも政府が掲げるお題目に敵うかどうかなのです。令和現代においては、まさしく、LGBTQイデオロギーや、SDGsなどの、嘘や偽善に過ぎないお題目を、そうと知りながら涙を流して従うか、あるいは本当に何も知らぬ阿呆になるか、はたまた阿呆を演じるかをしなくてはならないのです。
自分が心のままに生きていく豊かさを育むためには、いずれ独立していくそのときまで、やはり、家族や近所の人々の助けは、欠かせないものなのです。一度、政府に依存し、裏切られたとき、初めてその大切さに気がつくでしょう。
とはいえ、家庭内暴力や醜聞を鵜呑みにした近所の人の心ない態度なども、少なからず経験されたことがいるかもしれないことを思うと、もちろん私が勧める、助け合いの関係も、絶対ではないことをあらかじめお断りしておきます。
それでもあくまでそれは、「例外」なのです。多くの者にとっては、本来ならば、家族とご近所付き合いは、有益なものなのです。どうか、皆様が穏やかで幸せに生きられることを願います———
大学はもはや社会正義のために甘やかされた学生たちの遊園地となった。スマートフォンを使っていつでもアプリを楽しめるようになった今、私たちは自分たちの価値を見失い、より価値のある人間になるために、社会正義を実現しようとしている。その執着ぶりはもはや妄念であり、その妄念のために、自分たちを、事実とは異なるはずの犠牲者にしてしまう。先人たちが命をかけて守ったはずのものを、易々と壊してしまう。むしろそれを壊すことが正義だと信じてしまっている。
といった旨にもいたく同意します。福沢諭吉さんが、帝大から始まる秩序こそがやがて共産主義の温床となると警告し、早くから見抜いていたように、今やその敗戦既得権益の形骸と化した東大秩序は、まさに共産主義の、フランクフルト学派の、なんでもかんでも否定すれば社会正義になれると信じる、妄念の犠牲者を次から次へと生み出し続けていると言えるでしょう。その福沢諭吉さんの慶應義塾も、悪名高きハーバード大学と関わりが深いため、一抹の警戒は必要ですが、そうはいっても当時のハーバードは、さすがに今ほど、ガチガチで融通の効かない社会正義量産遊園地ではなかったろうと思います。そうでなければ、彼が交流を持とうとは考えないでしょうから。
アメリカ大統領選挙が間近に迫り、大勢の人々が、トランプ大統領の復活を心待ちにしています。なんとか、平穏無事に済むことを願います。そして、彼の政策によって締め出された不法移民は、今度は流れるように日本にたどり着くことになるでしょう。レプリコンワクチンのシェディングは相当に重体を引き起こしてしまうものとも噂されており、不法移民による暴動でもよし、賃金を稼げない無能な人間はシェディングで死すもよし、っと、国際金融資本の残酷な計算が目に浮かぶような状況が予想できます。
そんな時こそ、レプリコンを受け入れない、不法移民には合法の手続きをしてもらう、っと、トランプ大統領を見習う・・・までもなく、日本人として、しっかり帯を締める機会がやってきたと、覚悟するだけでいいのだろうと思います。 -
Posted by ブクログ
地獄への道は善意で舗装されている。
このような言葉があるが、今アメリカ社会て起きている現実はまさにこの言葉が相応しい。
ブラックアウトの著者キャンデスオーウェンズはアメリカでは珍しい、黒人の保守の立場で意見している論客である。
伝統的にアメリカの有色人種、特に黒人層はほとんどが民主党に投票してきた。
弱者に優しく、少数派や労働者側に立った政策や制度を実行してくれると期待したからだ。
しかし、現実は逆になっている、とキャンディスは説いている。
様々な黒人層に対しての優遇策、学力が満たないにも関わらず大学に進学できる実態。
母子家庭の方が、様々な補助を受けられるが故に、父親がいない家庭の増加。
黒人の犯罪に対して及び腰になっているための、治安の悪化…。
その他、民主党の中に巣食う共産主義者たちがアメリカの伝統であった自由、そして勤勉さと努力によって報われる社会を破壊しつつある実態が、歴史的事実を元に、客観的に書かれている。
興味深いのは、本書後半に宗教について書かれていることである。
自助努力と信仰は深い関係にあり、信仰が希望を失わない基であり、キリスト教をアメリカ社会から排除しようとする民主党は容認できないと著者は語る。
日本のTVしか見ていない人には、にわかに信じられない内容だろう。
そんなことはありえない、陰謀論だ、と拒絶する前に、まず相手の意見に真摯に耳を傾けて、その根拠を知る必要があるだろう。
真実とは様々な角度から見ることによって現れるものである。
自分とは反対の意見に見えても、まずは理解しようという努力が必要だろう。 -
Posted by ブクログ
勉強になりました。
■ 私のポイント
・アメリカのポイントはプロテスタント(ピューリタン)。イギリスでカトリックから分裂した排他的な派閥
・プロテスタントは白人至上主義
・プロテスタント=南北戦争の北部(リンカーン)
・南北戦争は北:保護貿易vs 南:自由貿易(背景にイギリス)という側面もあるが、北部のピューリタン的思想による戦い、という側面もある
・南部の人からすると北部=ピューリタン的思想が嫌い
・ワシントンもピューリタン的思想である。
・米の歴史もピューリタン的思想によるもの。自分たち至上主義、それを中心としたプロパガンダ
・ピューリタン系の人々に資金を提供したのが国際金融資本
・すなわちアメリカはピューリタン的排他的思想と国際金融資本の意思がある国
・その中でトランプさんがどう振る舞うか
■ アクション
・歴史を学ぶ -
Posted by ブクログ
なぜこの本を読んだのかはよくわからないが、読んでみて面白かったのは確かである。
カメルーン人で父親が日本人の人(星野さん)と日本に在住しているアメリカ人(モーガンさん)と日本人代表として編集の人による鼎談形式の本である。星野さんとモーガンさんの話がメインで、編集の人は基本聞き役である。
有事にアメリカを信じるな
日本人は減点方式で幸せを感じるが、加点式なら十分幸せなのでは?
親戚に囲まれているカメルーンの学校ではいじめは起こらない。
死体を焼くのに抵抗がある
南北戦争で敗戦側の南部は今でも政府を信じていない。
カメルーンの田舎はカメルーンの都会と文化的に断絶している
などが印象に残っている。
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購入済み
ちょっと嬉しい。
ここまで日本と日本人を心配してくれるアメリカ人がいると知るのは、ちょっと嬉しい。
随分とぶつ切り感が強い文章で、文体としての流れや起承転結に違和感があり、後半、読みこなすのに苦労したが、見返してみたら、これ、著者が母国語で買いた原稿を翻訳したのではなく、自分で日本語原稿を書き、それがそのまま本になったものなのだ。
逆に、ちょっと嬉しくなった。
荒唐無稽に感じる提言もあったが、「理想を語らねば具体策も出ない」よな。 -
Posted by ブクログ
父方の祖父の影響を受け、日本に興味をもった著者が、なぜ、米国が誤った日本に対する歴史観を持ってしまうのかを紐解いた意欲作。
清教徒の独断的な考え方がその根底にあると。
後半は、アメリカの対日歴史観を正す方法、日米関係強化に必要なことが列記されていました。
こんな著作がどしどし書かれていって欲しいものです。
以下、内容です
序章 私が日本研究を始めた理由
―先の大戦で戦った祖父から学んだ日本人の精神
第1章 なぜアメリカは日本を見下すのか?
―「誤った対日歴史観」が生まれた背景
第2章 反日思想に染まったアメリカ歴史学界
―日本研究を通してわかった学界の真実
第3章 アメリカの「対日歴史観」を正す
―中国・韓国の歴史認識との相違点、類似点
第4章 日米関係強化に必要なこと
―より良好な関係を築くために -
Posted by ブクログ
日本に住むアメリカ人が書いた本。
とにかく本来の日本人の精神性を褒め称えてくれる。
対照的に根強くこびりついている、アメリカの白人至上主義を野蛮で世界を壊すものとして非難する。
一部の金を操る人間が日本でもアメリカでも支配をしていて、階級制度が存在する。このままでは地球は危ない。今こそ日本の他人を思いやる心、美を尊重する心の価値が高まる時だと。日本人としては、ちょっとこそばゆいが、その通りだと私も思うのだが、果たして今の日本人にその精神性がどれだけ残っているのだろうか?
大惨事が起きた時のアメリカ、中国、日本の被害者の声に、各国の精神性が現れているという。多くの死者がでていても、中国人は自分がいかに可哀想かを主張し、日本人は自分以上に大変な人たちを気遣う。アメリカ人は自分の狡猾さを隠蔽し綺麗事を述べたがる。
面白い考察だ。