あらすじ
日本の街が綺麗なのは集団主義の成果。日本人ほど税に関心が薄い国民はいない。日本はじつに宗教的な国。「お天道様が見ている」を考えた人は凄い!「火葬」ほど怖いことはない……日本人には思いもよらない指摘が頻出!
アメリカ・ルイジアナで生まれ育った学者と、カメルーンで生まれ、姫路で育った漫画家が日本、アメリカ、カメルーン、そして世界についての大ディベートを展開。我々日本人がスルーしていたこと、「そんな見かたがあったのか」と、思わず膝を叩くこと満載の本書を読めば、世界や国、社会への視野を拡げてくれること間違いなし!
序 章 どこから、ふたりは日本にやってきたのか
第一章 日本と世界の現状
第二章 理想的と言い得る経済モデルはあるのか?
第三章 日本人の政治観
第四章 幸せについて
第五章 文化の壁
第六章 死とサムシング・グレート
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Posted by ブクログ
なぜこの本を読んだのかはよくわからないが、読んでみて面白かったのは確かである。
カメルーン人で父親が日本人の人(星野さん)と日本に在住しているアメリカ人(モーガンさん)と日本人代表として編集の人による鼎談形式の本である。星野さんとモーガンさんの話がメインで、編集の人は基本聞き役である。
有事にアメリカを信じるな
日本人は減点方式で幸せを感じるが、加点式なら十分幸せなのでは?
親戚に囲まれているカメルーンの学校ではいじめは起こらない。
死体を焼くのに抵抗がある
南北戦争で敗戦側の南部は今でも政府を信じていない。
カメルーンの田舎はカメルーンの都会と文化的に断絶している
などが印象に残っている。