石川明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
すごい壁打ち
著:石川 明
壁打ちとは、話しながら考えをまとめていく対話術である。
壁打ちの特徴は、目的も具体性も漠然として曖昧なところにある。壁打ちなら相手に具体的な答えを求めるわけではないので、そんなときでも気軽にやっても構わない。
雑談ではもの足らない。だけど相談できるほど具体的に固まっていない。そんなときこそ壁打ちによって、考えを整理し深めていくことができる。
壁打ちが最も力を発揮するのは、誰も正解を知らないような複雑な問題や、まだ誰も経験をしたことのない新しい課題に直面したときである。頭の中にあることを言葉にして話していくうちに、自然と考えがまとまっていく。そうした整理した考え -
Posted by ブクログ
お世話になっている石川さんの最新著作。「壁打ち」という、起業や起業支援の分野ではわりと一般的な言葉であり、その本質のようなことを深く考えることもなく日常的にも使っているす、やっている。でも、壁打ちのスキルを伸ばそうと思うとちゃんと定義しなければならないし、練習も必要。まず壁打ちは「雑談以上相談未満」であるという。確かに、雑談には目的も具体性も期限もないし、相談のように明確な助言や回答が欲しいものでもない。ただアイディアをぶつけて帰ってきた反応でまた(深いことを)考えるという作業のきっかけであり、行動である。つまり、自分のアイディアを言語化し、整理し、俯瞰したり確認したりして、拡張するもの。なる
-
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル「はじめての社内起業~考え方・動き方・通し方~
」の通り、まさに企業人だからこそぶつかりであろう新規事業の壁、及びその壁への対処の仕方が丁寧に書かれており、「そうそうその通り!!」と非常に共感することだらけでした。社内起業という難題に立ち向かう人に、ぜひ手に取って頂きたい一冊です。
●カッコイイ大風呂敷と、地味な一歩(リクルートくらたまなぶ)
●社内起業ならではの越えるべき5つの壁。①社内競合・カニバリ。②過剰な保守意識。③スピード感。④危機感。⑤インセンティブ。
●事業化までの6つのステップ。①事前準備。②検討することの承認を得る。③検討範囲の承認を得る。④事業企画の承認を得る -
Posted by ブクログ
・上司は意思決定したくないので、安心材料、脅し、ワクワクする未来像を打ち出す
・課題点も議論し波風を立てる
・常に4回表だと思え
・人はどんな不を感じているか?
片手に専門性、片手に感情、専門性がない周りの人を思い浮かべる
・壁打ちこそ最強の根回し、自ら解決策、気付きを得てもらう
・仕事でトラブルは常に起こる、部下が頑張るから起こる、関係強化のチャンス
・常に機嫌よくいる
・自分の仕事の本来の目的は何か?絶対に手を抜いてはならないポイントは何か?を問い続ける
・4象限で考える
①既存商品で既存市場 ②既存商品で新規市場
③新規商品で既存市場 ④新規商品で新規市場