エリザベス・ロールズのレビュー一覧
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購入済み
ヒーローの心に広さに乾杯!
3連作の最後の作品。主人公リンドハースト少尉の周囲の人たちを落としいれた犯人が分かり無事事件は解決。リンドハースト少尉かっこよかった~。彼は妻ジョージアナは、4年間の別離を苦しまなくてはならなかったのだけど、リンドハースト少尉は妻の行いがすべて自分の態度にあることをきちんと反省している。この時代の男性ってそんなことをしない印象(私の超偏見)があるのだけど、彼は、妻の行動を他人のせいにすることなく、自分せいだと反省し、彼女を気遣い、おもいやり、きちんと伝えるべき大切なことを伝えるという超出来た男性だった。物語と言えども、ぜひ幸せになってくれ~と叫びたくなった。佐柄先生の絵は、男性が超カッコいい!
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購入済み
©︎2007年
ヒロインもうすぐ25歳
ヒーロー32歳
ヒーロー兎に角良い人。
H Qでは珍しく、悲惨な過去を持つヒロイン。
エピローグがハッピーでホッとします。
ヒロイン父を蹴飛ばしたくなる一冊でした。 -
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購入済み
面白かった^_^
ヒロイン20才
ヒーロー?才
ヒロインの苦悩に心が痛みます。
ヒーロー、ヒロインの心情に読んでいて歯痒く、お互いを思っていて空回りぶりが凄かったです。
阿片中毒の恐ろしさが分かり、HQで阿片を取り上げる珍しいロマンスでした。
ヒロインは素晴らしい女性でしたが、ヒーローの外しっぷりがイライラしました。 -
ネタバレ 購入済み
愛人契約の行く末は
父親の莫大な債務のため落ちぶれたヒロインは身分違いと経済的な支援を受けるため、プロの高級娼婦ではないのにヒーローと愛人契約の選択をします。
ですが素人なので、ヒーローを本当に愛してしまいました。ヒーローもヒロインを愛しく思っています。二人がだんだん親密になっていく部分はよかったです。
ヒロインのキャラが身分がどん底に落ちてもバイオリンが得意で路上演奏して稼いでいたり、家賃を払うにもパンを買うにも苦労しながら自活していたり、芯があります。また貴族のヒーローにはわからない底辺の人達の生活や気持ちがわかり健気なので、もっとそういう部分が作品に絡めてあったら他のラブストーリーにはない奥行きがあって -
購入済み
若くは見えない
貴族が舞踏会で結婚相手と出会う、そんな古き時代。ヒロインの性格が、面白かった。辛い経験を経て、母となり強くなった女性。そのせいなのか、アラフォーの雰囲気w考えるにたぶんまだ20代だろうけど…そこが少し残念かな。
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4.0 (1)
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Posted by ブクログ
ネタバレ「誇り高き愛人」のレビューで勧められていたので読んでみた。非常に重たい部分もありつつもいい話だった。
ヒーローは幼い頃の落馬事故から足をひきずっているのだが、双子の兄が爵位を継ぐために名付け親の叔母はヒーローのために資産家の妻を捜している。ヒロインもヒーロー叔母の名付け子で、婚約者の死後田舎で暮らしていたところが伯父の遺産を継いで社交界に再デビューする。
ヒロイン婚約者の死にまつわる噂の真相などの伏線もあるが、ヒーローがヒロインを受け入れる過程がよかった。「(ヒロインの決意を受け止めるのは)どんな男でも無理だ」といったん腰が引けてから思いなおす、完璧じゃないけど成長していくところがいい。
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