エリザベス・ロールズのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレある事情から職を失った父親(聖職者だけど学者肌で夢うつつで暮らす)と一緒に、裕福な親戚であるヒーローを頼ってやってきたヒロイン。ヒーローは「年上と恋に落ち 乙女の告白」(なんで妙な枕詞がついたの?)のヒーロー親友。
スピンオフではとても親切で行き届いていたのに、この本では自分を頼ってきたヒロインにムラムラしては失言するヒーロー。ヒーローには「切りかえしが面白くて頭の回転が速い」と思われてるけど、読んでるこちらには微妙な感じのヒロイン。
そして二人のやりとりが微妙に萌えツボを外したままエンディングまで続く。あ、スパイスクッキーのレシピは私も知りたかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ親戚に冷遇される貧しく誇り高いヒロインと、女は皆自分の身分と金に惹かれていると思い込んでいるヒーロー。あれ、この組み合わせどこかで読んだような(「誇り高き愛人」)なんて言うのは野暮ですか。基本がシンデレラだからここはかぶっても仕方ないか。
この作者さんの話はレイプ未遂やらレイプ完遂やらが多くてそこが嫌なんだけど、女性が虐げられていた時代だということを表したいのか。しかし「不遇な女性」の不遇っぷりがすごくてつい読んでしまうのだ。
ヒーローは早い時期にヒロインへの愛に気付いて戸惑う。でも既に愛のない結婚契約を提案してヒロインの合意を得た後。当然ヒロインも契約外の愛情を表しちゃいけないと隠してい -
Posted by ブクログ
ネタバレ電子書籍のレビューで評判がよかったので読んでみたのだが、冒頭のヒロイン父のエピソードが強烈すぎた。自殺者は教会に埋葬されず十字路に埋められたというのは聞いたことがあったが、杭打ちとか怖いっす。
この時にヒロインを助けたヒーローの態度は「そりゃあ惚れるでしょう」というものでヒロインの心を捕えるが、その後の再会がいかん。ヒロインを恩人の娘だと気付かずに愛人になるように誘うとか残念千万。そしてヒロインが誰か気付いてからはヒロインに嵌められたと思い込んで失礼千万。ヒロインのささやかな仕返しには「いいぞもっとやれ」と応援したくなった。
ヒロインの身の上はとにかく可哀想なんだけど、ヒーローの誤解が「は -
購入済み
好かん!
ヒロインしか応援できない。ヒーローは、時代がそうさせるのか、ヒロインを馬鹿にした感じがあって好きになれない。すべて偉そうで気にくわない。