森秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「墨攻」の画力に惹かれて読みました。
この時代、戦で無理難題をこなして貢献してきた、
戦国武将に指示される側の、足軽よりも身分の低い
野武士や農民たち。
この漫画は武田の資金を支える金堀り師たちが
金山の金が乏しくなってきたために、
戦に参加して、地下道を命がけで掘っては
敵城の井戸を枯らしたりする話です。
貧しく、歩き巫女(九の一)をして生きるしかない
少女や、金が枯れては掘る技術で生きていくしかない
男たちの姿が描かれていて、
違う側から戦国時代を感じられて
とても読み応えがありました。
森秀樹さんの画力、表現力はほんとに素晴らしいです。 -
無料版購入済み
個人的にはジファルが好き
森秀樹氏が描いているので
森節とでもいうべき「いつもの」要素がかなり多い
例えば過剰な人体破壊、女性の尊厳を奪うようなエロティシズム、ダイナミズム優先の展開、味方と敵がハッキリし過ぎている、ナレーションで説明する等々
とにかく引き伸ばしが多く思い付きでも描ける事は全て描くと言わんばかりの枝葉の広げぶり
史劇とは思わずに創作時代劇として読む事を勧める
それでも過剰に女性がいたぶられる場面が多いのは変わらないのだけど
蒙古が人を処刑する場合、袋詰めにされた上で騎馬隊の蹄によって踏み殺すのは実在した方法のようなのだが
どうもそれは『貴族が死を賜る場合の名誉ある処刑』であったらしい
侵略者どものや -
Posted by ブクログ
p.150
革離
「戦の勝ち負けは死者の数で決まる!今が勝負時なのだ!!」
シュミレーションゲームが好きで、
三国志や信長の野望をよくやりました。
大戦略はあまりやらなかったけど
今はhex-empire
でもねゲームと事実は違うと思ってはいるんです。
現代になっても無くならない戦争。
現在は武器もすすんでいるので、直接死体を見ることなく殺人を犯せるわけです。
それが戦争になると殺人にもならないわけですが、
なんだかやるせないですね。
昔は向き合っていわばどつきあいの戦争です。
弓ができて騎馬があって、鉄砲になったあたりから近代戦争でしょうか。
人が人を殺すことに正当な理由がどこにあるんでしょ -
Posted by ブクログ
主人公、革離には覚悟がある。
取り繕うべきプライドはあまりない。
それは信念があり、覚悟があるからである。
その他の事はどうでもよい。
普通の登場人物にはプライドがある。
権力というプライドだったりする。
プライドは肩書につく。
個人につくのは覚悟や信念である。
似たような感じで全く違うものだと思う。
革離は墨子であり、墨家として学んできたことに絶対の自信がある。
それが信念であり、覚悟を持っているのだ。
バックボーンのない、信念や覚悟は単なる独りよがりなものである。
革離をみればわかるが、バックボーンがあってさえ、
覚悟がある人間は人から疎まれるものである。
しかし、
覚悟を持