くすのきしげのりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ学校帰り、あいちゃんとともちゃんの
関西弁の会話から物語が始まる。
あとがきを読むと
あいちゃんのような言葉と行動で
優しさやパワーをまき散らし、
ともちゃんのような人でありたい!と思う。
画家ふるしょうさんの絵はとても繊細で、
なんだか懐かしい気持ちにもなる。
★引用 あとがき
家庭での生活の中で、そして幼稚園や保育園や
小学校で、子どもたちは、毎日新しいことを学び、
それまでできなかったことができるようになろうと、
がんばっています。
さて、大人はどうでしょう。
あいちゃんは、ともちゃんにいいます。
「ほんまの『へなちょこ』は、えらそうにいうだけで、
がんばらんのやで」
そうして、なわとびの練習をがんばる、あいちゃんとともちゃんの姿に、私は(「へなちょこな大人にならないようにしなければ!)と、思うのです。
くすのきしげのり -
Posted by ブクログ
表紙の男の子の横顔にやられました。何かを堪えるようにギュッと食いしばった口もとと眉間のシワ。見開いた目に溢れそうな涙。子供らしい丸いおでこと小粒な鼻。ヤバいです。
実際に毎日子供に読み聞かせをしていると言う同僚が、一番のお気に入りだと言うので読んで見ました。
皆さんの評価があまりにも高いのでビビりながら読みましたが(たぶん僕の本棚の中で一番高い)大人のための絵本ですね。
子供の頃気づいてもらえなかった大人と、大人になって子供の思いに気づけなかった人に刺さるであろう絵本です。
自分の思いに気づいてもらえなかった,寄り添ってもらえなかったという感覚は、子供時代に誰しもが経験するものだと思いますが、そんな子供の頃の思いなど大人になると忘れていまいがちですよね。
丁寧に寄り添える大人になりたいものです。
くすのきしげのりさん作、石井聖岳さん絵でもう一冊出版しているようですので、読んでみようと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレこれは子どもと関わる全大人が読むべき絵本です。
今年の七夕、我が子が短冊に書いたお願いが「かみさまにおこられませんように」でした。
タイトルを見て共感できる箇所があるかも?と軽い気持ちで借りたのですが、私の心に刺さりまくり。
寝かしつけの際に読み聞かせながら涙が止まらなくなり、「ティッシュで拭いて?もう泣かないでー?読むの終わりにしよう」と慰められるほどでした笑
主人公は小学生になったばかりの男の子。
家には小さな妹がいます。
何か企みがあって悪さをしてるんじゃない。自分なりに一生懸命やってるし、前に何をしたらほめられたのかも覚えてる。それなのに、怒られてばっかり。
この絵本を読むと、大人がいかに子どもの一部分だけを切り取って見て、大人の都合で叱っているのかを思い知らされます。
もちろん暴力はいけないけれどその理由を説明する機会は設けなくてはいけません。
後半、主人公の男の子も短冊に「おこだでませんように」と書いたと分かって涙腺崩壊です。
自分の行動や気持ちを説明する言葉を持たない子どもとの向き合い方を今一度考えなければと思わせてくれました。
ちなみに読み終えた後の我が子はケロリとした顔で「おやすみー」と言い、すぐに寝入りました。星4つなのは、つまり子どもより大人に刺さる絵本だからです。