あらすじ
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人の世にある「ぬくもり」をおとどけします。
大好きなお母ちゃんにクリスマスプレゼントしようと、商店街に出かけた幼い姉と妹。でも、二人のおこづかいをあわせても、なんにも買えません。
そのとき、歳末の福引きの鐘が、カランカランと鳴り響きます。「そうや、福引きでハンドバッグを当てよう!」と思いついた姉弟ですが……。
さあ、二人がお母ちゃんに贈った、すてきなクリスマス・プレゼントとは……?町の人々のやさしさが心にしみる絵本です。
2009年度の課題図書「おこだでませんように」の作者・くすのきしげのり先生が贈る、心があたたかくなるお話です。
●くすのきしげのり先生からのメッセージ●
大好きなおかあちゃんへの、クリスマス・プレゼントを買いに出かけた幼い姉と弟。おかあちゃんのことを思う、やさしい「おとうと」。
正直であろうとした「おねえちゃん」。
そんなふたりのために、福引の補助券を出し合う、親切な「おとなたち」。
そして、子どもたちに「やさしい心」や「」正直な心」がそだっていることを、最高のクリスマス・プレゼントとして受け取ることができた「おかあちゃん」。
人の世にある「ぬくもり」をお届けします。
(底本 2010年12月発行作品)
※この作品はカラーです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
季節柄、クリスマスの絵本をと適当に選んだ絵本。姉弟のお母さんを思いやる気持ち、そしてそれ以上に素直な気持ちに、心が打たれます。こんなに正直な気持ちで子供がら話してくれたら、どんなに嬉しいだろうかと、読み聞かせながらも涙しそうになる絵本でした。
Posted by ブクログ
うわ、やばい。
絵本読んで涙腺崩壊とか、いつ以来だろ。
おかあさんにクリスマスプレゼントをあげたくて、80円のお金を握りしめて商店街に向かうおねえちゃんと弟。
このあたりは、けなげな2人を微笑ましく読んでいたのだけど。
2人が拾ったふくびき券を使っておめてのものを当てた後からが、やばすぎる。
正直なおねえちゃんに一生懸命な弟。
そして、ふくびきのおじさんに周囲の大人たち。なんてあったかいんだろう。なんて美しいんだろう。
その後のおかあさんとのやりとりにもうるっと。
絵本だけど、子供よりも大人に「効く」お話のような気がする。
Posted by ブクログ
お母さんのことを思う優しい姉弟。無邪気な弟、正直であろうとする姉。二人のために福引券を出し合う親切な大人たち。「優しい心」や「正直な心」の大切さや、お母さんを思う子どもたちの思い、心があたたかくなる絵本です。大人の方にもおすすめだと思います。
Posted by ブクログ
母はくすのきしげのり先生に弱い。これも読み聞かせながら泣いてしまった…。6歳次男はその様子を楽しそうにニヤニヤ。母の顔ばかり覗き込んでました(6歳9ヶ月)
Posted by ブクログ
まずは絵本の絵のトーンが良い。
おかあちゃんは専業主婦の様で、
戸建ての家に住んでいて
生活も安定している様にも思える。
テーブルに椅子は四つある。
おねえちゃんとおとうとはかわいいかおをしていて、
目はそっくり。
スマイルショップという絵本と会い通じるところもある。
ストーリーもさることながら、この狩野富貴子の絵にいやされたのです。
レビューを読んでると、おかあちゃんのケーキだけ少し小さいとある。
気が付かなかった。読み返してみた。
おねえちゃんとおとうとは1/3ずつ、おかあちゃんは1/6だ。
残りの1/6はサンタさんの分だろう。
きっとそうだ。
別の見方もある様だ。
お涙頂戴ありがとう絵本
の範疇はんちゅうだとは思いたくない。
Posted by ブクログ
小さな姉弟がお母さんにクリスマスプレゼントをあげようと買いに出かけるところからお話は始まります。
この姉弟のまっすぐな心、周りの大人たちの優しさがとてもあたたかい素敵なお話です。
Posted by ブクログ
低学年向き。
お母さんに福引の景品をあげようと、頑張る幼き姉弟の話。
商店街の福引で、お母さんが喜ぶ景品を当てたい!そのために頑張る姉弟の話で、自分に兄弟がいる子にはスっと入りやすい。