あらすじ
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
怒られてばかりいる子の心の中を描いた絵本。
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?
※この作品はカラーです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おこだでませんように、、、
はじめは、題名のおこだ、、とは、、??
となりましたが、絵本を読んで納得!!!
七夕の短冊に書いているところがけなげでたまらない、、、
Posted by ブクログ
再読、というか時々読み返したくなり、本棚から出してきた。
2007年、課題図書だったので購入。
子供に読み聞かせをするんだけど、ウルウル来てしまい、声がかすれてしまった(T_T)
怒られてばかりのぼく。
本当は怒られることなんかやりたくないのに、おかあちゃんにも学校の先生にも怒られてばかり。
ぼくの気持ちが真っ直ぐに伝わってきます。
自分の中で、お勧めナンバーワンの絵本です。
Posted by ブクログ
※この評価は子供ではなく親目線の評価です。
読んでる途中で泣きそうになる本でした。
そもそも小学校一年生で未就学児の妹の面倒を見ながらお母さんの帰りを待つ、というだけで主人公が偉すぎるなと…でも上の子にはつい厳しくなってしまうのもよくわかります。
子供のことを叱らない親はいないと思いますが、私のように怒ってばかりの親には身に心に染みる1冊です。
Posted by ブクログ
題名から、何となくストーリーは予想できたけど、先生をみて、涙がぼろぼろ落ちてきた。
子どもと関わる全ての大人に読んでほしい。
そして、子どもの目線になるゆとりを持てることを願う。
Posted by ブクログ
2回目以降は更にきゅっと胸が苦しくなる
どんな気持ちでいたか
知っているからこそ
優しさが伝わるからこそ
涙無くして読めない絵本
親だけでなく、大人として
子どもたちの背景にどんな気持ちがあるのか
しっかり聞いてあげたい
それを忘れないためにも何度も何度も
自分に読み聞かせする絵本
Posted by ブクログ
幼稚園で怒られてばかりの長男に励ましたけど、口下手は私はうまく伝えられず…同じ気持ちの子が主人公の本なら長男の心に寄り添えるかもと選んでみた。
「面白い!」と言い、貸出期間中は毎日読んだ。面白い理由はあえて聞かなかったけど、気に入ってもらえてよかった。
Posted by ブクログ
お話の展開は簡単に予想がつくのですが、拙いながらも素直で切実な主人公の願い事に、思わず目頭が熱くなってしまいました。
わんぱくな我が子を叱ってばかりの日々だったので、余計に響きました。
慌ただしい毎日の中で、子供の奥底の気持ちにきちんと気づける大人でありたいと思いました。
Posted by ブクログ
「おこだでませんように」の短冊のページで、涙が流れて止まりませんでした。何度読んでもこのページで泣いてしまいます。そして、最後のあとがきを読んで、また涙です。。
子どもに読み聞かせをする、というよりも、親や先生、子どもに関わる大人達に読んで欲しいです。是非、あとがきまで読んでください!!
大人の都合に合わせて子どもを見て、自分の思ったように行動する子を「良い子」、自分の都合に合わないと「悪い子」と決めつけて叱っていないか。子どもの行動には、何かしらきっかけや理由があるのに、それを無視して結果だけを見ていないか。
子ども達の素直で優しい気持ちをしっかり見ていたい。
自分自身が余裕を持って、子どもに向き合いたいと強く感じました。
Posted by ブクログ
この子の気持ちが、
本当に良くわかって、
幼い頃の自分を、褒めてあげたいと、
思いました。
毎日毎日、大変だった子どもの頃を、
思い出します。
自分の気持ちを、大人に、
上手く、伝えることが、
できなかったことが、あります。
大人の都合や、
大人の視線で、子どもを見ると、
見落としてしまいそうに、なるのも、
よく分かります。
良い本との出会いに、感謝です。
Posted by ブクログ
このタイトルってなんだろう と思って手に取ってみたら、あるあるって自分の子どもの頃を思い出して読んだ。最後につながるタイトルマッチ、気持ちよく読めました。
Posted by ブクログ
短冊の願い事を見て先生はしばらくだまっていた…のくだりのところから、何回読んでも喉が詰まるほど切ない思いが込み上げてきて毎回読み聞かせを中断してしまう。息子たちが不思議そうに見るので、なんとか涙を堪えながら震える声で読み進めるが、結局読み終わる頃には号泣。。息子も自分の思いをはっきり口にせず我慢するところがあるので、どうかこんな辛い思いをしないよう、どんな時も息子の気持ちに敏感に寄り添っていこうと思う。
そして、自分はいつも怒られてばっかり、またどうせダメなんだ、なんていう思いをしている世の中の子供たちが、どうか辛い気持ちに気づいてくれる大人に出会えますように。
Posted by ブクログ
「おこだでませんように」
何度読んでも、泣いてしまう。ぐちゃぐちゃになる程、涙が出る。この本に出会えて、ほんまにありがとう。(7分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #くすのきしげのり #石井聖岳 #小学館
Posted by ブクログ
大人が読むべき絵本。
余裕がなくてすぐに怒ってしまうことに反省。
もっと子どもの気持ちに寄り添って、話を聞いてあげなければ、、、と、子どもの気持ちを考えて胸がぎゅっと苦しくなります。
こんな絵本もあんるですね。
Posted by ブクログ
【ネタバレ注意】う~、涙が出る、これは。僕はいつも怒られている小学生。夕方、母親を待つ間妹と遊んで、頑張っても怒られる。友人から仲間外れにされても怒られる。カマキリをつかまえてクラスの女子に見せただけで怒られる。掃除の時大きな声で歌っていたら怒られる。七夕の短冊に「おこだでませんように」と書いたのを見つけた先生。そこから一気に話しが変わる。先生が泣き、母親も優しくなる。自分では「何故、僕とお話ししないんだ!」と母親、先生に対して憤りを感じた。ちょっと乱暴なだけで、基本優しい奴なんだよ。僕はいい奴だよ。⑤↑
Posted by ブクログ
4年生の娘の今年の七夕のお願いは叶わなかった、と。
娘は『ティックトッカーになれますように&コギャルのライブに行けますように』だったらしい。
私は『電気代が安くなりますように』だったらしい。
頻繁に怒ったりはしてないと思うけど、YouTube見過ぎと度々注意はする
YouTube見れる環境にしたのは私と夫なのに。。
Posted by ブクログ
あとがきで、本当にこういう短冊を著者が見たことがある、というのに、はっとした。
主人公のこころにくらったぱんち、という表現がぐっときた。これ見よがしに泣く妹、私みたい……(ごめんなさい)
七夕の頃にまた読んでみたい!
Posted by ブクログ
読んでいる大人にグサグサ刺さる絵本です。特に、発達障害のある子供たちと関わる大人に読んでほしい。でも、全ての子供たちが、この男の子のように思っているはず。誰しも『褒められたい』そんな子供たちの声を、この絵本が代弁してくれます。
Posted by ブクログ
七夕の話
3年生くらいまで向き?児童によってはそれ以上もあり
親や学校の先生に怒られてばかりの男の子が七夕の短冊におこだてませんように。と願いを込める
Posted by ブクログ
表紙の男の子の横顔にやられました。何かを堪えるようにギュッと食いしばった口もとと眉間のシワ。見開いた目に溢れそうな涙。子供らしい丸いおでこと小粒な鼻。ヤバいです。
実際に毎日子供に読み聞かせをしていると言う同僚が、一番のお気に入りだと言うので読んで見ました。
皆さんの評価があまりにも高いのでビビりながら読みましたが(たぶん僕の本棚の中で一番高い)大人のための絵本ですね。
子供の頃気づいてもらえなかった大人と、大人になって子供の思いに気づけなかった人に刺さるであろう絵本です。
自分の思いに気づいてもらえなかった,寄り添ってもらえなかったという感覚は、子供時代に誰しもが経験するものだと思いますが、そんな子供の頃の思いなど大人になると忘れていまいがちですよね。
丁寧に寄り添える大人になりたいものです。
くすのきしげのりさん作、石井聖岳さん絵でもう一冊出版しているようですので、読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
これは子どもと関わる全大人が読むべき絵本です。
今年の七夕、我が子が短冊に書いたお願いが「かみさまにおこられませんように」でした。
タイトルを見て共感できる箇所があるかも?と軽い気持ちで借りたのですが、私の心に刺さりまくり。
寝かしつけの際に読み聞かせながら涙が止まらなくなり、「ティッシュで拭いて?もう泣かないでー?読むの終わりにしよう」と慰められるほどでした笑
主人公は小学生になったばかりの男の子。
家には小さな妹がいます。
何か企みがあって悪さをしてるんじゃない。自分なりに一生懸命やってるし、前に何をしたらほめられたのかも覚えてる。それなのに、怒られてばっかり。
この絵本を読むと、大人がいかに子どもの一部分だけを切り取って見て、大人の都合で叱っているのかを思い知らされます。
もちろん暴力はいけないけれどその理由を説明する機会は設けなくてはいけません。
後半、主人公の男の子も短冊に「おこだでませんように」と書いたと分かって涙腺崩壊です。
自分の行動や気持ちを説明する言葉を持たない子どもとの向き合い方を今一度考えなければと思わせてくれました。
ちなみに読み終えた後の我が子はケロリとした顔で「おやすみー」と言い、すぐに寝入りました。星4つなのは、つまり子どもより大人に刺さる絵本だからです。
Posted by ブクログ
昔読んだことがある気がするが手にとってみた。
今どきなら主人公はヤングケアラーや発達障害児と呼ばれるのだろうが、怒られてばかりの子どもはきっとそうした子に限らずいるだろう。
子どもたちが心の内に抱えている思いや事情を聞くことの大切さを教えてくれる1冊だと思う。
Posted by ブクログ
子ども心がすごく可愛くて、大好きな一冊。
くすのきさんの文に、石井さんの絵がとても良い。最後の男の子の嬉しそうな顔がまた良い絵です。
何度読んでもじーんときちゃう。
なんで怒られてばっかりなんだろうって考えて、ついお願い事で書いちゃう。それを見た先生が抱きしめてごめんねって伝えるのがまた良い。
Posted by ブクログ
七夕の絵本だとは思わなかった…。
正確に言えば七夕に関してのことなのだが。
男の子が七夕におねがいごとをするのに短冊に書いたことばが「おこだでませんように」である。
おともだちは、「サッカーせんしゅになれますように」とか「ピアノがじょうずになりますように」なのに。
おこられませんように、というのはこの男の子にとっては、いちばんのおねがいであることに気づいたとき…
先生は、ええおねがいやねえと泣いてほめてくれた。
おかあさんも先生からの電話のあとで、ぎゅうっとだきしめてくれた。
たなばたさま ありがとう。
ほんまに ありがとう。
きょう、ぼくは ものすごく しあわせです。
おれいに ぼく もっと もっと
ええこに なります。
この最後の一文に泣けてくる。
おこられてばかりなのは、けっしてこの男の子だけが悪いわけではなくて、いいことをしてもやりすぎてしまったり、けんかになるのも原因が必ずある。
だけど結果としておこられてしまう。
毎日おこられているとお願いごとは、おこられませんように…って祈りのことばになるのかもしれない。
子どもの気持ち、わかっているようでわかっていない。大人も反省しなければ…と思った。
Posted by ブクログ
わたしも子供のときに理不尽なことで怒られて凄く悲しい思いをしたなぁ、とか色々思い出したら胸が痛くなった。大人には大人の言い分があるだろうけど、もっと子供の心の声を聞いてほしいと思った。
Posted by ブクログ
七夕のタイミングで小学生低学年向けに読み聞かせ本として検討。
子育てをしていて怒ってばかりの自分に反省。
頭ごなしに怒るでなくまず子供の話を聞かないとなぁと思いました
Posted by ブクログ
「わにあなぼこほる」が良かったので石井聖岳二冊目。
こちらの話は別のひと。著者は小学校教諭、画家は学童保育経験者だそうな。
主人公はいつも怒られてばかりいる男の子。
口より先に体が動く子だけど、怒られる原因は悪意の結果じゃないってことが絵でもわかる。
虫を見せたのは泣かせたいからじゃなくて面白いものを共有したかったから。
給食をどか盛りにしたのはたくさん食べたい子が並んでたから。
子供は自分の論理に従って動くけれど、それは大人の論理とは違うので外からはとんちんかんにみえる。
だから伝わらないし、伝える言葉や力を子供は持っていない。
私は怒られないタイプの(この子は叱っちゃダメな子だと大人に思わせるような緊張の強い)子だったけど、それでもこういうのには憶えがある。
よかれと思ったことを注意されたり、説明や反論と口応えの区別がつかなくて黙り込んだり。
言えないのが子供だという子供の事情を書いて、それでも出したら伝わるという書き方が良い。
これはどちらかというと子供よりも大人用の本。
絵がいいんだけど少々古く感じる。
子供の服装は昭和っぽいけど大人の服装はちょっと前の今っぽい。
携帯の型やランドセルの色(ピンクもまじっているけれど基本的に男子色と女子色)が半端に古いのがかえって気になる。
今過ぎるものは古びるのが早い。
短冊の文字も「大人ががんばって子供風に崩した字」だなあと思ってしまった。みんなおなじ筆跡だし。
この話は著者がみた短冊が元になっているそうだ。
後書きをみると書いた主を知っているわけではなく、短冊だけを見たようだ。
でも著者は短冊を書いたのが男の子だと信じて疑わない。
このいじっぱりでやりすぎな子供は、女の子でも許されるだろうか。
この本は「こどものはなし」ではなく「おとこのこのはなし」としてだけ描かれて、「おとこのこのはなし」として読まれているみたいだ。
Posted by ブクログ
自分が子どものころ、どんな風だったか
もう遠い遠い昔のことなのに、きっとさびしい子どもだっただろうな、と振り返ってしまうのは、自分で自分に何かしらのバイアスをかけてしまっているのでしょうか
いっつもおこられてばっかりの、小学校に入学したばっかりの「ぼく」が七夕の短冊に書いたお願いはー
お願いが、タイトルになってる絵本です
ぼくは、自分の子どもを育てる、という経験がなく、子どもたちと触れ合う、という経験もほとんどないから、時々姪っ子や甥っ子と触れ合う時、どうしていいかわかりません
友だちが話してくれたことがあります
ぼくは、子どもができて、あー、自分はあんまり子育てに向いてないんだな、1人の時間が欲しいと思ってしまう、でも子どもはかまってほしいし、慌ただしくて、なかなか難しいね…
でも、その人は子ども3人をしっかり育ててます
わたし、もし今子どもができたら、あの時より経験値爆上がりだから、もっと上手く育児できると思うんよ、あの時は若くて、いっぱいいっぱいで、必死だったから…
子どもが生まれて、自動的に、母に、父になれるなんて幻想で、それぞれの人が戸惑いながら、懸命によい母に、よい父になろうとする、そういう人もきっとたくさんいるんだろうな、そんなことを想像してみたりしました
ぼくには子どもがいないけど、未来を創ってくれる子どもたちに何かできることを、たとえば友だちの話を聞くことが、聞くしかできなくても、そんな些細なことでも何かできたことになってたらいいと思います
なんかじめっとしてしまいました!
自分がかつてさびしい子どもだったとして、それが何だ!今は面白おかしく暮らしてる!子どもと接する機会があれば、面白おかしくしてやろうと思います!
怒ることの大切と、怒る前にもっと大切なことがきっとあって、それって対子どもだけじゃなくいろんな関係で大切なことだと、そして、そんなことよりもあなたはわたしの宝物なんだと子どもにつたえられる絵本なのかもしれません