濱野智史のレビュー一覧
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AKBは「生きる歴史」で、AKBの運動が世界を変える。
さらに、三島由紀夫がAKBを見たら、天皇よりもこっちの方がいいと言ったかもしれない、と気鋭の社会学者?野智史は宣っております。AKBはナポレオンで、舞台の上にいるのは世界精神なんだとも言い出しかねない勢いです。
本書にはその他に漫画家の小林よしのり、元祖アイドル評論家中森明夫、若手批評家の宇野常寛が参加しています。論争というより座談会ですね。我ら如何にしてAKBにはまったか。それも「あえて」でなく「マジで」・・・
AKBは誰もがアイドルになれるカルチャー・フォーマットで、「絶対に必要な条件はない。実は美人である必要もない。その子がアイドル -
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「キリストを超えた!」なんちゅう大袈裟なタイトルが話題になり、私もその過剰さが気になりつい手にとり、購入しちゃったw
キリストとあっちゃんのとりまく状況に類似性があるのは分かったが、あっちゃんがキリストのような存在になれるのか、また超えることができるかについては結局分かんねーな。著者による「キリストを超えることができるのか」についての推測も、おもしろかったけど納得できるほど説得力はなかったかな。
それよりも読んでいて、著者が実際にAKB48にハマっていく過程を追体験できる部分の方がおもしろかった。AKBに興味がない人はなんで特別かわいくも歌もうまくない小娘におっさんがハマっていくのか理解で -
Posted by ブクログ
キリストを超えた、というインパクトのあるタイトルはやはり大きい。
ここまではまるんだ→何でそこまで→それはこれこれ、こういう感じで、という、自分のような初心者にも一応納得できるアイドル・AKBへのハマり方を提示してくれている。
そこの表現が、かなり大袈裟(いい意味です)。
「大してかわいくない子たちが・・」と思っている人は劇場に行っていないからだそうで、間近で見ると声援を受けて輝く彼女たちの姿に、人はここまで変われるのか、と愕然とし、これはまさに宗教的奇跡とまで言い切ってしまう。
こういうところで興ざめして、拒否する読者もいるでしょうね。
AKBと宗教の類似性を論じた箇所に、役だつところあ -
Posted by ブクログ
文化系トークラジオLIFEにて聞いた話が多いです・・・だって出演者だもの。
この半年くらいのは、『希望論』を元ネタに構成していたか、それとも希望論はLIFEのまとめじゃないのか?ってくらいに。
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拡張現実・・・・「現実」と異次元にある「虚構」としての仮想現実から、
「現実」の上にコンピューターから引き出された情報を重ねる「拡張現実」、Augumented Realityの時代へ
cf.Twitter、フォーススクエア等々のチェックイン機能
日本のインターネットにおける「繋がりの社会性」実現への機能の偏り
・・・村井純→ひろゆきへの「正当」、顕名を前提とする議論の場としてのネット空間(ア