濱野智史のレビュー一覧

  • AKB48白熱論争

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    読み物として面白い。

    ただ私は、AKB48というシステムを語る上で重要になっている、「ガチ」という要素がそもそも本当なのか疑ってる。
    うーん、現場を見て感じ取るべきなのか…

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    2013年05月17日
  • AKB48白熱論争

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    AKB48に「マジ」で嵌った4氏が叫ぶ、推し愛と社会学的分析の結晶。

    AKB48、ならびに48Projectがこれだけのムーブメントを巻き起こし、他のアイドルとは一線を画している特徴というのは、劇場というホームグラウンドを抱えている点が大きい。
    おニャン子クラブであったり、モーニング娘。であったり、過去の大所帯アイドルグループには、このようなホームグラウンドを抱えた例はなく、故にマスメディアとの結びつきがブレイクのうえで必要不可欠であったが、AKB48は劇場という下地を抱えている分だけ地盤がしっかりとしており、マスメディアへの露出は、より間口を拡大するためのあくまでも副次的な要素に過ぎないの

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    2013年04月20日
  • AKB48白熱論争

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    AKB48というもねに関してのザックリ議論です。あまり深くは言及してないけど、軽い感じで全体が書かれているし、政治や宗教と関連させた話もあるので、AKBをテレビ程度でしか知らない人でも楽しんで読める内容です。

    個人的にはもっと深く、核をついた話を期待してました。
    また対談の機会があれば、ぜひという感じです(笑)

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    2013年02月14日
  • 前田敦子はキリストを超えた ──〈宗教〉としてのAKB48

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    内容としては、なぜAKBファン(オタ)になるのか。AKBがファンを虜にする仕組みと関係性について書かれた内容になっている。

    筆者の更なる言及と、もっと幅広いメンバーについて、新書以外で読んでみたい気もしますね。

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    2013年02月11日
  • 前田敦子はキリストを超えた ──〈宗教〉としてのAKB48

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    「推し」とは何か?

    絶対的なものへのコミットメント

    境界線の恣意性

    恣意性からコミットメントへ
    (あえてコミットメントする)

    宗教からAKBへはこういう一サイクルとなっています。

    深いコミットメントを描いたここ最近の作品として
    『1Q84』2009年村上春樹
    『借りぐらしのアリエッティ』2010年 宮崎駿監督

    しかしこの辺の作品が描く他者へのコミットメントとAKBの誰かへのコミットメントは違う気がする。

    〈宗教〉としてのAKB48とは何か?
    「あえてコミットメントする」から「あえて」がとれて

    「(絶対的?)なものへのコミットメント」
    まで1週したということ?

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    2013年01月11日
  • 前田敦子はキリストを超えた ──〈宗教〉としてのAKB48

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    ぜんぜんまとまってない。こじつけにも程がある。でもなんかもうAKB好きなんだろうなぁという感じはすごいする。それが面白い。それでいい。

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    2013年01月08日
  • AKB48白熱論争

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    先輩の薦めで読んだ。
    読み始めは、4人(小林 よしのり・中森 明夫・宇野 常寛・濱野 智史)が座談会でAKB48が好きということを語っているだけの本かと思ったが、彼女らの本気度を評価して、政治・宗教・資本主義と関連付けて、AKBシステムを語っているところが面白かった。

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    2012年12月17日
  • AKB48白熱論争

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    第2章「AKBで変わる政治・メディア・宗教」が面白かったです。
    読むと、劇場なんかに足を運んでみたくなりますね。

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    2012年12月16日
  • AKB48白熱論争

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    AKBのメンバーもSKEのメンバーもほとんど区別がつかない。そんな僕がこの本を読み始めたのは、対談している4人非常に興味があったから。そして、その期待にこたえてくれる本でした。AKBのとりわけ総選挙の話から発展して、メディア論から政治、社会、資本主義まで、思い切り語り合ってる。濱野さんとか宇野さんに興味があるけど、でもちょっと敷居が高いかな…なんて思ってるひとは、ぜひ、この本から読んだらいいと思う。AKBの握手会にも行きたくなりますw

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    2012年12月15日
  • AKB48白熱論争

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    すごく良かった。
    何が良いって4人の知識人たちが本気でアイドルへの愛を叫んでいる
    んだもん。愛のあるものはこんなにおもしろい!
    そして何かが「劇的に流行る」、「社会現象になる」には理由と、それが時代に受け入れられる土台ができていることが必要なんだとおもった。
    AKB48は、というかAKB48というシステムは時代に受け入れられるべくものとして、というか時代を切り開くものとして登場したのだ。
    とりあえずこれ読んでからドラマ「マジすか学園」を再試聴し、ドラマのおもしろさというか設定の巧さを再認識し、秋元康ってすごいんだなとおもった。

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    2012年11月06日
  • AKB48白熱論争

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    あの小林よしのり氏がAKBに轉んだとは聞いていたが、いやはやここまでとは。いい歳した大人どもが熱く熱く語るのである。
    呆れるやら、笑えるやらで楽しく読ませてもらった。
    世代を代表する知識人たちをここまで熱狂させるAKBに少なからず
    興味が湧いたのは確かである。まぁ、轉びはしないとは思うが(笑)

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    2012年11月05日
  • AKB48白熱論争

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    あっちゃんが辞める発表があったあと(1部)、指原がHKTに行くって決まったあと(2部)。
    4人のおとこがひたすらAKBについて。
    暇ならぜひ。

    「あえて」の時代が終わった。とか、
    半分は作り、半分は成り行きに任せる。とか・・・・

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    2012年11月04日
  • AKB48白熱論争

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    おもしろかった。何気なく見ているAKBをここまで語るとは。いつもは社会のこと、マジメに語っている人たちのAKBについての対談。仕事でAKBを研究している訳ではなく、遠征してコンサートに行き、握手会まで行ってしまう程にこの人達がなっている。おニャン子クラブから、モーニング娘までと、AKBは全然違うと。この人達のことなので、単なるファンで終わることなく、それがどのようなビジネスで、社会に何を与えているかなど、多いに語る。
    難を言えば、私のAKB知識が乏しく、登場人物をネットで検索しなければならなかったことか。

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    2012年10月14日
  • 恋愛のアーキテクチャ

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    SNSやタッチ可能な高性能ゲーム機による社会構造の変化、そしてそれに伴うAKB48の登場は、恋愛というもののシステムを少しずつ揺さぶりつつある。その様相についての対談、およびパネリストによる論考をまとめた本。

    これまた、『希望論』という本をきっかけに濱野智史さんに興味を抱き、卒業論文の参考文献探しを兼ねて読んでみた本です。

    表紙が女子高生のちょっと扇情的な写真で電車内で読むのが恥ずかしかったです。駅員さん呼ばれたくないです(余談)。

    表紙とは裏腹に、けっこうがっつりと2000年代以降の恋愛観がまとめられています。

    主に濱野さん目当てで読んだので、そこら辺中心に。
    濱野さん自身が猛烈なA

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    2012年10月05日
  • AKB48白熱論争

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    “あえて”ではなく“マジで”はまった4人の男。
    その熱さが面白く、うらやましいとさえ思った。
    (とくに濱野さん!)現場に行きたくなりました。
    本論とは外れるが、阿久悠がテレビ時代の画角に
    あわせて2人のピンクレディや3人のキャンディーズを
    つくった(らしい)。そういう意味ではAKBは、
    16:9時代にうってつけの存在なのかも。
    中森明夫の論客っぷりに感心しました。

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    2012年10月04日
  • AKB48白熱論争

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    Google+で日常を語らせ、その中から浮かび上がってきたストーリーを歌詞にして歌わせるという秋元康に脱帽。

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    2012年09月24日
  • 希望論 2010年代の文化と社会

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    理想の時代→虚構の時代ときて、拡張現実の時代にさしかかってる今、新たなサービスや文化がどんどん生まれてきて、そんな中でどのように生活していくのか興味深いと思った。

    <いま、ここ>の現実を多重化する、ゲーム化、聖地巡礼など遊びや文化にはハッキリ見られるようになってきたが、その他に社会にどのような変化がうまれてくるか、楽しみ。

    また、現代において自己承認が「個人individual」じゃなく、「分人dividual」断片的で確率的なものでしかあり得なくなったというのも興味深い。その時代に合った自分を作ってゆて、悩みすぎず生きやすく生活した方が良いのだなぁと思った。

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    2012年08月29日
  • 希望論 2010年代の文化と社会

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    ネタバレ

    ここ数年よく見る宇野君、濱野君の仲良しホモホモコンビに対談本である。

    宇野常弘の本は読んだこともあるし、中身にも結構共感はできるのだけれど、濱野智史の方はニコ生で見た程度だ。

    内容の方はニコ生の対談番組をテキスト化したようなもの。

    今、彼らが何を考えているのかを追いかけたい人にとってはおもしろいのだろうけど、結論だけを知りたい人にはこの本を読む必要はないと思う。

    でも、こういう考えがまとまるまでの流れみたいなものを世に出すべきだと個人的には思う。

    では、バイちゃ!

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    2012年07月07日
  • 希望論 2010年代の文化と社会

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    現実はクソゲーすぎるんだ(p.194)
    どうせ日本人がなかなか集団主義的な心の習慣から脱却できないのなら、むしろそれを前提にして制度設計をしていくしかないんじゃないの(p.179)
    あと、イジメは固定的集団で起きる。コミュニティを流動的にして、それに対するマナーのリテラシーを学ばせるべき。って3つが共感できた。私にとってはちゃんと希望論やった。

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    2012年04月04日
  • 希望論 2010年代の文化と社会

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    まず宇野常寛も嫌がっていたとおり、
    タイトルは失敗だったと思う。

    悪い部分をあげつらうよりも、
    良い部分を数えた方が建設的であるのは当然だろう。

    しかし、
    それを「希望」というワードに閉じ込めた瞬間に、
    意味合いがずれてきてしまうように思う。
    これでは凡百の「希望」話と同じ読まれ方をされてしまうのではないかな。

    要するに、
    「あー例の希望話ね。はいはい」という風に、
    読者の姿勢を読む前に限定してしまい、
    書かれていることをミスリードする危険がある(これ自体がミスリードかもわからんが)。

    せっかくいいこと書いてあるんだから勿体ないと思う。

    特に日本のITは萌芽の時か

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    2012年02月17日