田渕直也のレビュー一覧

  • 確率論的思考 金融市場のプロが教える最後に勝つための哲学

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    著者は長銀を振り出しに長年マーケットと向き合ってきた、デリバティブのプロ。金融市場という、不確実性に振り回されることの多い場所で過ごしてきたからこそ、こんな謙虚な発想が出てくるのだろう。筆者の姿勢は哲学的ですらある、と感心。

    ビジネスの現場では一つ一つ判断を求められるから、因果関係をこじつけたり、結果で判断する方がわかりやすく、上司の受けも良い。「世の中不確実ですから・・・何が起こるかわかりません」なんて、上層部には口が裂けても言えない、という会社も多いだろう。

    ただ因果関係が間違っていたり、環境が変わったのにそのまま間違った判断を繰り返す会社も、長期的に見れば多いのではないか。間違いや失

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    2009年11月01日
  • 教養としての「金利」

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    自分の理解が追いついていないだが、全てを教養にまで昇華できなかった。もっと勉強しなければいけないと思ふ。

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    2025年11月03日
  • 「不確実性」超入門

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    不確実性とは何か、それは予測できるものなのか、そもそも予測とは何か、不確実性にどう向き合えばいいか。あまり深く考えてみたことがないようなことであったが、それを身近な株や歴史的事実などの事例をもとに考えることができ、面白かった。

    定量的に予測できるものも当然あるが、できないものも多い。AIでできるようなものでもない。予測は単に、不確実な仮説に過ぎないもので、予測すること自体が難しいものである。
    予測が当たらない、間違ったりすること自体が問題というわけではない。そもそも予測することができないものに対して予測して対処しようとすることが問題である。
    不確実性にしっかりと向き合い、それによる変化に柔軟

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    2025年08月30日
  • 確率論的思考 金融市場のプロが教える最後に勝つための哲学

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    勝てる戦いをすること。これに尽きるかもしれないが、それでも不確実性は避けれない。

    どう対処するべきか。

    内容は、過去の歴史から量子力学に及び、面白くスイスイ読める。参考図書も載せてあるため、それらを読んだ後に、本著を再読してみたい。

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    2025年08月08日
  • 教養としての「金利」

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    金利はよく分からない。金利を下げると貸出が増えて経済活動を刺激する反面、インフレを誘発するとよく説明されるが、金利が経済を引っ張っているのか、経済の状況の結果金利が決まるのか、新聞などでの解説ではどちらもよく聞く説明で、なんとなく後付けの説明のような印象が強い。日本の低金利もどちらかというと経済があまりに不活発で投資機会がない結果、低金利になっているとよく言われている。ほどほどの高金利が良いのだと。

    ・かつてはLIBORというロンドン大手銀行の調達金利の平均が金利指標とされていたが、参加銀行の中に自行に有利となるように実態からかけ離れた金利を報告している者がいることが明らかになって大スキャン

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    2025年06月15日
  • 金融と投資のための 確率・統計の基本

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    ネタバレ

    株式の長期リターンは、国債などの安全資産より7~8%高い。指数関数的に上昇している=上昇率が等しい。
    ボラティリティの変換は、ルートT倍法=一日の変動を、日数のルートをかけると、日数分の変動になる。
    ヒストグラム=頻度分布。
    分散=偏差の二乗の平均。標本の分散は、平均がその標本の値に依っているため、標本数マイナス1で割ると母集団の分散が計算できる。

    対数正規分布は横軸を対数にしたもの。変動幅の標準偏差はベースとなる金額が違えば違うはず。変動率の標準偏差は一定のはず。対数正規分布にすると理解しやすい。=市場価格の変動は対数正規分布に従う。

    共分散=xの標準偏差の二乗+yの標準偏差の二乗+2×

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    2025年01月27日
  • 新版 金融の基本 この1冊ですべてわかる

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    分かったような、分からなかったような!!
    語り口とか表現とか分かりやすいけど
    単純に後半自分の集中力が枯渇してしまった!

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    2024年12月11日
  • カラー図解でわかる金融工学「超」入門 投資のプロがやさしく教えるデリバティブ&リスク管理の考え方

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    わからん
    わからん

    固定金利、変動金利 スワップ金利

    オプションプレミアム 確率論
    ブラウン運動
    ブラックショールズモデル

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    2024年08月03日
  • 教養としての「金利」

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    インフレ、円安が続く中で、日銀のマイナス金利からの転換が注目されていた。長期的にはまだ分からないが、円安は収まるどころか更に進んでいる。金利操作は単純にはいかず、難しいものだと改めて感じた。

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    2024年07月07日
  • 新版 金融の基本 この1冊ですべてわかる

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    タイトルの通りの本。金融関連ワードが広く拾い上げられている。ここで紹介されている単語の意味は全て理解しておきたいところ。

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    2024年06月24日
  • 教養としての「金利」

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    投資をしたことがあるので、全くの初心者ではなかったのですが、何回読んでも分かりづらい部分が大半でした。とにかく初心者向けではないです

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    2024年04月25日
  • 教養としての「金利」

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    金利について身近に感じることができるようになって少し理解できるようになった気がします。理解するまでには至らなくて、飛ばし読みしたところが多々ありますが。

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    2024年02月27日
  • 「不確実性」超入門

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    世の中の不確実性を、主にランダム性とフィードバックという面から論じており、超入門というだけあってとても分かりやすく簡潔に説明がされていると思う。

    事前にランダム性などが書かれている「ブラックスワン」と認知バイアスやヒューリスティックなどが書かれている「ファスト&スロー」を読んでいたので、その要諦を上手くまとめた書籍という印象で、その2冊の復習のように読めたことは私の中では大きかったが、その2冊を読む前に予習という形で読んでもよいかもしれない。

    また、不確実性にどのように対処していくかにも書かれており、その点もとても示唆に富む内容だった。
    同一著者による「確率論的思考」も合わせて読むと良いか

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    2024年01月09日
  • 新版 金融の基本 この1冊ですべてわかる

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    タイトルの通り、金融の基本について簡単にまとめられている。
    既知の知識があったので、スムーズに読むことはできたが、平易な文であるものの理解が難しいところは否めない。

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    2023年12月23日
  • 「不確実性」超入門

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    投資に興味ある人が不確実性理解の入門として使うなら悪くないです。
    しかし、幅広く書こうとしすぎて、標準偏差や分散すらまともに記載しておらず、あっさりしすぎています。
    過去の有名おもしろ事例の紹介が多いため、この本だけでは「雰囲気で分かった気になるけど、実際は理解していない」状態かも。

    巻末にあるブックガイドはその分野の良書かつ読みやすい本を取り揃えているため、興味を持った部分だけでも参照したほうが良いですね。

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    2023年11月04日
  • ファイナンス理論全史―――儲けの法則と相場の本質

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    一定は理解していると思っているファイナンスについてさらに整理学ぶために借りた一冊
    ファイナンス理論のエッセンスから学べることに焦点をあてた本。

    メモ
    ・ランダムウォーク理論
    ・ブラウン運動
    ・ウィーナー過程
    ・モダンポートフォリオ理論
    ・効率的フロンティア
    ・アノマリー 原則から逸脱する例外的事象や説明できない特殊事情
    ・ファーマフレンチの3ファクターモデル
    ・バリューアットリスク VaR
    ・クレジットデフォルトスワップ CDS
    ・モメンタム効果
    ・第一号ヘッジファンドの特徴
     空売りを組み合わせる
     成功報酬型運用手数料
     自分の資金もファンのに導入。セイムボート

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    2023年07月17日
  • 教養としての「金利」

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    投資家や金融ビジネスマンとしての、教養ですね。決して一般教養レベルの話ではないので、全くの素人ではちんぷんかんぷんかもしれないです。

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    2023年07月14日
  • 教養としての「金利」

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    とても大事な内容な一方で、いかんせん文字だけで説明されると非常にわかりづらく理解するのに時間がかかった。数字は得意だったり、23冊、金利の本を読んだ後に読むと、1番良い気がした。結局わかりやすい本を買い直しました。

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    2023年05月05日
  • 最強の教養 不確実性超入門

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    少し冗長的に感じたか、何点か気づきを

    不確実性(+)面:予想外に良い出来事
        (-)面:予想外に悪い出来事
    どうしてもマイナス面に目が向く
    ∴失敗する危険性をみて、何もしない結論を出す
    「リスクをとらないリスク」

    反対意見が付されていない提案≒多様な観点から検討が不十分
    つまり、反対意見がない提案なんてない

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    2023年03月21日
  • ファイナンス理論全史―――儲けの法則と相場の本質

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    確かに、ファイナンス理論の歴史を学べる。

    「市場は非効率であると考える人がいるから、市場は効率的になる。」
    この矛盾が一番面白い。
    割安だからとある株式を購入する人は、将来的にその株式は適正な(効率的な)株価になると考えるのだ。なぜだろう。
    「皆、いずれ自分と同じように割安と見抜くはずだ」という奢りに過ぎない。
    しかし、市場は効率的であると皆が考えた瞬間、市場は死ぬ。売買の意味がないからだ。

    これはアクティブ投資とインデックスも全く同じ構図だろう。アクティブ投資がいるからインデックスが成り立つ。インデックスはアクティブのベンチマークとなる。
    不思議だ。

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    2023年03月17日