浅羽莢子のレビュー一覧

  • おれの墓で踊れ

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    私はどこまでも私であり、どんなに分かりあえる友人でも恋人でも家族でも溶け合ってまで支配も共有もできない。例えばどんなに愛を誓いあい分け合っても、親友の誓いをしても自分は永遠に一人であるという厳しさを教えてくれる一冊。
    映画化された「Summer of 85」も、思春期の男の子の複雑で不安定な心情が美しく詩的に描かれていて良い!

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    2025年10月05日
  • おれの墓で踊れ

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    常田大輝がすきな本の一冊として紹介されていたから読み始めたら見たかった映画の原作だった。
    本当にあった出来事が元になっていると知って驚いた。

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    2022年03月08日
  • おれの墓で踊れ

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    映画の後に読んだので結構印象違っていて驚いた。口調の所為かもしれないけど小説版の方がハルが強気そうというか。
    バリーは魅力的だったな〜ハルの目線だからかもしれないけど‥‥

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    2021年09月22日
  • ダークホルムの闇の君

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    物語の初めから沢山の個性的な登場人物が交錯するし、珍奇な動物たちもいっぱい出てきて、その姿を想像するのに忙しく、どのくらい読み進んだら慣れるのかと。主人公は誰?いずこの地?何事件?
    ま、魔法の国であることは間違いないけど。

    さて、
    魔法の国のある大学で開かれた「緊急事態委員会」高齢のケリーダ魔術師大学総長が議長。別の世界の資本家に観光業で搾取や浸食されているこの国を何とかしなければ滅びてしまうかもしれないという危機が描かれ「そこから救うのは誰か?」が議論され、その元凶の資本家チェズニー氏の事業、今年の観光行事の中心に働く「闇の君」をダークという魔術師に決めるのである。決めたのはお告げなるも

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    2019年12月29日
  • ダークホルムの闇の君

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    ファンタジー風味家庭小説。
    設定が面白いし、キャラクターも、色々な意味でスゴい。
    ただ、普通に私、このダークホルムに観光に行きたいのですけれど…ダメかしら。

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    2009年10月04日
  • ダークホルムの闇の君

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    魔術師ダークは同じく魔術師の妻マーラとの間に3男4女の子沢山。ただし普通と違うのは、そのうち5人が人間ではなくグリフィン(魔法で作る際にダークとマーラの細胞を混ぜたから)。でも普通に親子兄弟として生活してます・・・という設定がやっぱり一番素敵。戦や陰謀や世界の再生や、いろいろあるけど最終的には「家族っていいな」でまとまるファンタジックなホームドラマ。

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    2009年11月25日
  • ダークホルムの闇の君

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    ペーパーバックで苦労して読破した直後に邦訳が出た思い出が。浅羽訳とほんとに相性が良いと思う。あの理屈っぽい文章がよくはまるんだよなぁ。ディズニーとRPGをコケにしたような(笑)どたばたファミリーもの。着想もキャラクタもユニークすぎるのでテンション高く読み始めるべし。お気に入りはカレット。

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    2009年10月04日
  • ダークホルムの闇の君

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    思いっきりファンタジー。でもやっぱり現代とリンクしているのがジョーンズだなー。
    ファンタジーの世界を観光地に!という発想はおもしろい。
    グリフィンとか、よく知らないので、どんな外見だろう?? とずーっと思いながらキットのせりふを読みました。どんなのだか調べてみよっと(遅いよ)

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    2009年10月04日
  • ダークホルムの闇の君

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    エルフやドラゴン、魔術師にシーフ、傭兵達のいるファンタジー世界ダークホルム。
    そこを、別の世界からやってきたチェズニー氏が観光地化してから40年。
    毎年悪の闇の君が選ばれ、観光客の巡礼ために冒険物語を演じさせられつづけている。
    チェズニー氏には魔物がついているらしく、ダークホルムの住人達は強制的に戦いをやらされ、町は荒れ果て、本当の死者まで出ている。
    しかし、ついに対抗するため、魔法大学の学長ケリーダは手段を考える。
    神託によって選ばれた今年の闇の君は遺伝子工学魔法以外はてんでダメな魔法使いダーク。
    彼と彼の家族、そしてダークホルムの運命をかけた巡礼が始まる!

    という感じ。
    D&Dな

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    2009年10月04日