浅羽莢子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語の初めから沢山の個性的な登場人物が交錯するし、珍奇な動物たちもいっぱい出てきて、その姿を想像するのに忙しく、どのくらい読み進んだら慣れるのかと。主人公は誰?いずこの地?何事件?
ま、魔法の国であることは間違いないけど。
さて、
魔法の国のある大学で開かれた「緊急事態委員会」高齢のケリーダ魔術師大学総長が議長。別の世界の資本家に観光業で搾取や浸食されているこの国を何とかしなければ滅びてしまうかもしれないという危機が描かれ「そこから救うのは誰か?」が議論され、その元凶の資本家チェズニー氏の事業、今年の観光行事の中心に働く「闇の君」をダークという魔術師に決めるのである。決めたのはお告げなるも -
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Posted by ブクログ
エルフやドラゴン、魔術師にシーフ、傭兵達のいるファンタジー世界ダークホルム。
そこを、別の世界からやってきたチェズニー氏が観光地化してから40年。
毎年悪の闇の君が選ばれ、観光客の巡礼ために冒険物語を演じさせられつづけている。
チェズニー氏には魔物がついているらしく、ダークホルムの住人達は強制的に戦いをやらされ、町は荒れ果て、本当の死者まで出ている。
しかし、ついに対抗するため、魔法大学の学長ケリーダは手段を考える。
神託によって選ばれた今年の闇の君は遺伝子工学魔法以外はてんでダメな魔法使いダーク。
彼と彼の家族、そしてダークホルムの運命をかけた巡礼が始まる!
という感じ。
D&Dな