佐藤まどかのレビュー一覧

  • トーキングドラム 心ゆさぶるわたしたちのリズム

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    トーキングドラムとは名の通り話し太鼓。放課後教室であった仲間とドラムを作って演奏する。読後はさわやか。

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    2022年09月14日
  • スネークダンス

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    スネークダンスはダンスではなく、法隆寺の五重塔の構造に関連している言葉だった。
    イタリアからの帰国子女の圭人と学校で知らない者はいない反抗的な歩。
    ふたりは絵という共通点でお互いを理解しあうようになっていく。
    父の死から立ち直れない圭人と父に必要以上に反抗的な歩。
    法隆寺の五重塔の心柱のようにくねくね、ゆらゆら揺れながら、芯をしっかり持った大人に成長していくことを願う。
    立派な宮大工と弁護士になってほしいなあ。

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    2022年08月30日
  • スネークダンス

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    佐藤まどかさんはイタリア在住ということもあり、イタリアを題材にした作品も多い。タイトルからしてダンスに打ち込む話なのかなぁと思ってたけど、スネークダンスとは五重塔の耐震構造のこと。これにより五重塔は倒れることなく現存している。

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    2022年04月29日
  • リジェクション 心臓と死体と時速200km

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    心臓移植ものでは、性格が変わるというのが定番のストーリーなのかな?本当に性格が変わるっていうのはありそう。

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    2022年04月25日
  • リジェクション 心臓と死体と時速200km

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    もうすぐ17歳の女の子アシュレイが思わぬ事故で心臓に致命的な傷を負い,幸運なことに心臓移植されて助かる.それを境にアシュレイの性格などが変わりそしてというお話.恋愛あり,死体が登場してミステリーありの成長物語.そして移植された心臓にドナーの心は残っているのかという問いの答えはわからないが,なんか本当にありそうな気がした.

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    2021年02月08日
  • たべもののおはなし スパゲッティ スパゲッティ大さくせん

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    シンプルな料理ほど作り方はむずかしい。パスタの精、私のところにも来ないかなぁ〜しごき直して欲しい(笑)

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    2019年11月01日
  • ぼくのネコがロボットになった

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    ネタバレ

    タクは猫を飼っている。名前はポロ。魚とキュウリが好きで、ドジなのプライドが高くて、いつでもどこでもぼくについてくる可愛いネコ。だけど病気にかかってしまい、お医者さんに「あと何日もつかわかりません。家で死なせてあげてください」と言われてしまう。
    大好きなポロが死ぬなんて嫌だ!
    タクのお父さんとお母さんはロボットの研究開発の仕事をしていて、ポロの体は死ぬけど、心は残せるかもと言う。
    お父さんはポロの心を残して、その上人間の言葉が話せるように、
    お母さんはポロ体を再現した。はじめての事だからうまくいくかわからないけどと。
    そしてポロはロボットのネコとして目をさました。
    人間の言葉を話すようになって、

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    2019年06月29日
  • たべもののおはなし スパゲッティ スパゲッティ大さくせん

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    ぼくは将来、料理人になりたい。子どもりょうりコンテストに出て(県大会)3位までの入賞を狙う。めざせ全国!

    だけど、課題は乾燥パスタを使った料理。
    パスタ料理なんて食べた事も2回、ずっと和食で育ってきた。でもおばあちゃんが貸してくれた、皮の表紙のパスタの本。それを開くと、パスタの妖精パティ(スパゲッティの精)、ペン(ペンネの精)、ジッリ(フリッジの精)たちが出てきて、ぼくにパスタの作り方を教えてくれたのだ。

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    2017年07月29日
  • リジェクション 心臓と死体と時速200km

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    リジェクションとは、拒絶反応のこと。事故のために心臓移植を受けて生き延びたアシュレイという少女が主人公。舞台は現代イタリア、霧深い時期のロンバルディア平原。

    他人の臓器を自分の身体に取り込むのだから、拒絶反応が起きるのは当然で、それを薬で抑えつつアシュレイは生きている。それだけでなく、彼女は移植をうけてからこっち、なんとも言えない違和感を抱えながら生きている。突然変化した嗜好、予期しない感情のゆれ、母親との葛藤、クラスメートとの間に築いてしまう微妙な壁。それらは皆、自分という存在を自分で受け止めて切れないことから来る違和感なのだけども、これをも含めて「リジェクション」だから、タイトルはうまい

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    2017年04月08日
  • スーパーキッズ 最低で最高のボクたち

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    音楽には素晴らしい才能があるけど、他はからっきしダメ。学校では担任にイヤミを言われて馬鹿にされて。大友良は、そんな担任に音楽で抗議を示すが、わかってもらえない。
    家庭は母子家庭で経済的余裕はないから、音楽をきちんと学ぶなんて諦めていた。そんな良にぴったりの学校がある。

    IASK。とびぬけた才能はあるけれど経済的理由でその才能を伸ばせない子供たちが、世界中から集まり、 地中海に浮かぶ小さな島の学校だ。授業料タダで(篤志家の寄付で運営)、専門の事をそれぞれ学ぶ。すごい倍率の試験に受かり、良は母とも友だちとも離れ、一人IASKに向かう。

    そこには個性的な生徒達が集まっていた。

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    2016年02月22日
  • スーパーキッズ 最低で最高のボクたち

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    ネタバレ

    運動はできるけど、勉強はサッパリ。何よりも音楽は、特別な教育は受けていないのにとてつもなく上手な主人公が選ばれて入学したのは、地中海の島にある全寮制の学校。そこに世界中から集まった天才的な才能を持つ子どもたち。数学の天才、考古学の天才、運動能力の天才etc。そんなメンバーが誘拐される。

    落ちこぼれの天才児たちが、それぞれの能力を生かしてピンチを脱出。個性豊かなメンバーが友情で結ばれていきます。

    小学校高学年向き。

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    2012年04月12日
  • スーパーキッズ 最低で最高のボクたち

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    何かひとつ、並外れた才能を持つ子どもたちを集め、その才能をさらに伸ばし育てる学校「IASK」。リョウはずば抜けた音楽の才能を持っていたが、家庭の事情で音楽の道を諦めていた。しかし、IASKの生徒募集の話を聞き、見事試験に合格して入学することとなった…

    物語としてはすごく面白い。それぞれのキャラクターも個性豊かで、才能を発揮する場面の描き方も上手い。単純に、読んでいて楽しい作品。また、その類稀なる才能を持ちながらも、様々な事情でその才能を悪用されたり、生かしきれなかったりする、そういう子どもたちに救いの手を差し伸べる、何かひとつでも人に誇れるものがあやば、人は前向きに生きられる、そういう作者の

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    2011年10月26日
  • スーパーキッズ 最低で最高のボクたち

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    絶対音感を持ち、音楽の才能に恵まれたボクは、他の教科はからきしダメで落ちこぼれ。家は貧乏だし、音楽の道に進むなんて選択肢ははじめっからなかった…。ところが、世界中から才能ある子どもを集め、それぞれの得意分野の英才教育を行うという学校に入れるという。はるばるイタリアの学校に着いたボクは、同級生たちの「特殊」ぶりに度肝を抜かれるのだが…。

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    2011年08月20日
  • スーパーキッズ 最低で最高のボクたち

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    音楽しかとりえがない主人公が

    音楽(好きなこと)だけをやっていいという学校転向し、

    好きなことだけを楽しく学校で学ぶ中で事件がおき、

    それぞれが持っている一芸を活かして

    犯人をやっつけるというお話。

    話の展開は読めてしまうけれど、

    犯人を出し抜き、対決する場面はスリルがあって面白い。

    犯人も捕まって、クラスで馴染めなかった子の過去を知り、

    最後に歩み寄るのもいいと思う。

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    2011年08月19日