佐藤まどかのレビュー一覧

  • トーキングドラム 心ゆさぶるわたしたちのリズム

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    マッキーの居場所のなさ。身の置きどころがない感じは本当に読んでいて辛い。本人が聡明であるからこそ余計に。大人になったマッキーに、きっと親は悪気なく寄りかかってきそう(わたしの偏見)で、マッキー強く生きてと願うばかり。

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    2025年12月09日
  • うちのキチント星人

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    いっしょにくらすことになったあっくんはキチント星から来たキチント星人だった
    千歌はオオザッパ星人で正反対の2人はうまくやっていけるのか

    誰にだって変わっているところはある
    全員が同じような見かけと性格と能力だったらこわい
    いろんな星の人がいる方が楽しい


    中学年

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    2025年07月25日
  • アップサイクル! ぼくらの明日のために

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    学校の課題をきっかけに、じっさいに社会に打って出られるくらいのアイディアを生み出し、展開していく物語。ちょっとした邪魔が入るところも含めて、アメリカのミドルグレードあたりにありそうな読み味だった。

    彼らの作り出すテーブルやら、このプロジェクト自体のネーミングがセンスよくて、かっこいい。それから、商標登録の出願などもちゃんと(お姉ちゃんが)やっているのもいいですね。

    テンポ良く読めるけど、会話がちょっと説明的なところが多くて、仕方ないこととはいえ、そこは今ひとつのめり込めなかったかな。

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    2025年05月18日
  • おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?

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    この本のシリーズ、おはなしサイエンスシリーズは、9類の児童書を著作している作家が、現在の科学のテーマをお話を通じて伝える。巻末には、そのテーマについての説明がある。ページは80ページほどで字も大きく中学年から読める。
    この巻はAI(人工知能)について。
    6年2組の僕こと新(あたる)は、お父さんと二人暮らし。AIを搭載したコミュニケーションロボットのピコに起こしてもらいたい一日を始める。ピコは手のひらサイズ、データを集め分析し判断をくだす。電池が減ると充電器まで自分で移動する。
    学校から帰ると「新おかえり」と言ってくれる。前は「おかえり」「ただいま」を自分で言っていたのに。
    今日、金曜日は、クラ

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    2025年04月09日
  • リジェクション 心臓と死体と時速200km

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    ネタバレ

    アシュレイが、母親に愛されていると知れてよかった。
    「死ぬ」ことよりも、「生きる」ことのほうが、本当はこわい。よくわかる。

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    2025年03月01日
  • うちのキチント星人

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    いっしょに暮らすことになったあっくんは、ちょっと変わってる。ブドウはナイフとフォークで食べるし、魚は骨をすべて取ってから食べる。キチント星から来たキチント星人。不安に感じていた、大ざっぱな性格の千歌でしたが…。
    クセも個性もみな様々。家族も社会も、それを認め合い、尊重し合いたい。

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    2025年01月12日
  • 雨の日が好きな人

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    ネタバレ

    再婚したお父さんの連れ子は七海よりもお姉ちゃん
    でも会わせてくれない
    なんで?
    家族が増えたと思ってたのにお父さんもお母さんもその子に付きっきり
    これじゃあ増えたどころか減ったみたい

    ハッピーエンドで終わって良かった

    学校に行けること行けないこと
    人間ないものねだり

    小6/万引き

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    2024年09月17日
  • うちのキチント星人

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    5年。家族が増えると千歌が期待していたおにいちゃんは、なんとキチント星人だった!大雑把な千歌としっかりかっちりのあっくんは、兄妹に家族になりきれるのか。

    主人公は4年だが、展開が丁寧にじっくりと進んでいく。読み応えは5年。学校や友達関係のいろんな考え方や、子ども目線で家族の形の受け入れ方を見られる作品。

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    2024年08月01日
  • アップサイクル! ぼくらの明日のために

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    初めての作家さん。

    中学2年生の夏休みの社会科の宿題にしては、
    すごい高度な課題に挑戦したと思う。

    「アップサイクル」という言葉も、初めて知った。

    中学生らしい友人関係のやり取りが、ほほえましかった。

    「未来を大人だけに任せておくわけにはいかないのだ。自分たちの未来なのだから。」
    こんな風に考える子供たちがどんどん増えてほしい。
    もちろん、子供では出来ない法律や制度のことは大人のサポートが絶対必要だ。

    博士ちゃんや、天才君など、テレビでも話題になっているが、子供の興味や才能をどんどん伸ばせる環境や仕組みを社会が後押ししてくれたら、未来は安泰!

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    2024年06月10日
  • スネークダンス

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    105度のような専門性高いバディ感あり。
    イタリアで生まれ育った圭人は父が交通事故でなくなり、母の実家がある日本に中学生で戻ってきた。読んでいてびっくりするくらい日本の文化に溶け込む圭人。
    前半はイタリアでの描写で、デッサンなどが好きな圭人の目線でイタリアの文化施設や生活が語られていき、日本にやってきてからの違いの描写が楽しい。何の価値もないような昔作りの建物などなるほどなぁと思わせる描写はさすが!スネークダンスも、踊りではなく、木造建築のもつ耐震構造でした。そして、舞踊ではなく絵画の話です。これは大人が読んで面白い本。高学年から大丈夫です。

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    2024年04月17日
  • スクランブル交差点

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    青春だなぁ、人との違いや自分自身と向き合うこと、高校生ならではの時間って感じがした。
    自分が何をやりたいかわからない、周りがしっかりしていて焦ってしまう強の気持ちもわかるな〜。なんとなーく大学に行って就職した身としては、やりたいことが決まっている人は尊敬するし、羨ましい。
    新聞に連載されたものらしく、一つ一つが短くて読みやすかった。

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    2024年04月02日
  • ミジンコでございます

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    ミジンコのこと、意外と知らないことばかりだなぁと、驚く絵本。読んでる大人も勉強になる。可愛らしく描かれてるのも良いところ。

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    2024年02月23日
  • アップサイクル! ぼくらの明日のために

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    ネタバレ

    起業か、前読んだ児童書では大人におんぶにだっこな面があったけど・・・と思いつつ読みましたが、アプリを駆使し、議論しあった上でできる範囲のことをしていてよかったです。王君がやや便利キャラの感がありましたがまあ許される範囲だろう。夢を見せて終わる感じもいいですね。

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    2023年11月20日
  • おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?

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    なるほどー。
    物語形式だけど、かなりAIのことが詳しく書かれてるから、NDCでは0類なのね。
    なかなか興味深かった。そして絵が可愛い。

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    2023年10月03日
  • 雨の日が好きな人

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    ネタバレ

    お母さんが再婚して篠原、改め石川姓になった小六の七海は、身体が丈夫な健康体だということだけが取り柄。新しくできた中学二年生のお姉ちゃんは生まれてからずっと病気で入院していて、家族になった今も会えないまま。新しいお父さんもお母さんも、病院へかかりっきりで、七海はお母さんが再婚する前よりずっと、一人でいることが増えた。
    友達の詩乃は美人でスラッとしていて、両親も仲がいい。いいなあ詩乃は。比べることじゃないって分かっていても、自分とまわりの人を比べちゃうよ。



    七海の気持ちがとてもよく分かるし、親の目線では親の気持ちも分かる、けれどやはり、ちょっと娘に甘えすぎじゃないかと思えてしまう前半でした。

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    2023年09月13日
  • スネークダンス

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    父親が事故で亡くなり、イタリアから母の実家へ戻った杏里。両親現在だが、ややこしい事情で父のばあちゃんと暮らす親に反発している歩。

    親や学校の規則に反発するのは、やはり中学生だが名前・言葉遣い・風貌、一読性別がよくわからないのは現代的である。

    イタリア在住の佐藤まどかさん、風景と美術館の彫刻の描写が魅力的で、彫刻の絵をググりつつ読んだ。身近にあれば、美術書片手に読みたいところ。

    #中高生

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    2023年05月31日
  • スクランブル交差点

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    中学から。イタリアからの転校生によって、ほどほどに生きていた強が自分を見つけていくお話。学校の人間関係、ディベート、仕事、恋愛、パンデミック禍などの子どもたちに読んでもらいたい話題を交えてあって○。

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    2023年05月13日
  • 雨の日が好きな人

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    七海の気持ちを分かってあげて!と思って読み進めたけど、途中で母に放つ言葉の切れ味が鋭く。そこを飲み込めるお母さんすごいな。

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    2023年04月30日
  • 雨の日が好きな人

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    大事にして欲しい、でも気を遣われ過ぎるのは嫌。
    そんな微妙な気持ちを話し合える友達や姉妹っていいなと思った。
    逆に、両親の行動や言動が七海を蔑ろにし過ぎな気がして可哀想だった。(特に前半)
    羨ましいという気持ちを素直に表現することって、難しいことかもしれない。
    自分の弱さをうまくさらけ出せる人になれたら、生きやすくなりそう。
    児童書だけど、大人が読んでも得るものがあった。

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    2023年04月11日
  • おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?

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    物語を通じて、AIについて学べる本。
    AIは必要かどうかを、六年生の新(あらた)は2グループに別れてディベートすることになりました。
    ディベートの内容もよかったし、クラスメートのそれぞれの事情も描かれていて、物語としても楽しめました。

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    2023年03月30日