あらすじ
うちで暮らすことになった「あっくん」は、なんでもキチンとしないと気がすまない「キチント星人」。一緒にいると疲れるけど…。
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Posted by ブクログ
みんな、自分の「正義」という物差しで相手を測る。
「これが普通でしょ」「なんでこうしてくれないの」「空気読めないね」と非難する。
本当はみんな変わり者。
自分も、みんなも。
変わっていて当たり前。
集団の中にいるとなんとなく“察する”空気、ありますよね。
でもあえて“察しません!”という人がいても良い。
人間は不完全だからこそおもしろいということを教えてくれる本です。
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いっしょにくらすことになったあっくんはキチント星から来たキチント星人だった
千歌はオオザッパ星人で正反対の2人はうまくやっていけるのか
誰にだって変わっているところはある
全員が同じような見かけと性格と能力だったらこわい
いろんな星の人がいる方が楽しい
夏
中学年
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いっしょに暮らすことになったあっくんは、ちょっと変わってる。ブドウはナイフとフォークで食べるし、魚は骨をすべて取ってから食べる。キチント星から来たキチント星人。不安に感じていた、大ざっぱな性格の千歌でしたが…。
クセも個性もみな様々。家族も社会も、それを認め合い、尊重し合いたい。
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5年。家族が増えると千歌が期待していたおにいちゃんは、なんとキチント星人だった!大雑把な千歌としっかりかっちりのあっくんは、兄妹に家族になりきれるのか。
主人公は4年だが、展開が丁寧にじっくりと進んでいく。読み応えは5年。学校や友達関係のいろんな考え方や、子ども目線で家族の形の受け入れ方を見られる作品。
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パパとママと3人で暮らしていた千歌のところに、両親がいないはとこが来ることに!半年間のお試しをしてから養子縁組をするかどうか決めるのだが‥。
大ざっぱな千歌に対して、あっくんはとてもキチンとしていて、例えばブドウ。千歌は丸ごと口に入れ、タネをピュッと口から出す。ところが、あっくんはナイフとフォークで皮をむき、半分に割ってタネをとっていた。本も角をキチンと合わせないと気が済まない、お風呂も他人が入った後はダメ、魚の骨もキチンと全部取るまで食べられない‥。
一緒にやっていけるか不安しかない千歌だった。