あらすじ
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新しくつくられた「モデル校」は、防犯カメラ、集音マイク完備のスーパーセキュリティシステムに加え、クラスにひとりイジメ防止の<見守り役>としてアンドロイド(ガードロイド)が1体、配置されるという。小学校6年生のミカはきれいで気持ちのよい校舎で新しい友だちもでき、新生活に胸を躍らせるが、やがてクラス内に「ガードロイド探し」が始まり…。ホンモノの心って? 人間の心とガードロイドの心の違いって?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
少し未来の学校が舞台のお話。
クラスの中にガードロイドというアンドロイドがいて、常にクラスメイトの様子を監視している。
いったい誰がガードロイドなのか?なんでも完璧にできる彼女か?目立たないようにしている最後列の男の子か?もしも仲良しの友だちがガードロイドだったら、どうしよう⁉︎
誰だろう、誰だろうと考えながら読んでいく。誰もが怪しくみえてくる。いろんな可能性があるから。
もし自分がそんな学校に通っていたら、気が休まらないだろう。常に、何かで秀でてしまわないように気をつけたり、みんなに好かれるように気を遣ったりしなきゃならない。
でも…いじめっ子に目をつけられないように、ターゲットにならないように気が張っている今の学校と同じじゃないか…ふとそんな考えが浮かぶ。
Posted by ブクログ
読んでいるときに、誰がアンドロイドなんだろ?と思ってあの人かな?ってずっと考えてて最後に実はみんなアンドロイドでしたーっていうのが衝撃的でした。読みながら考えるからとても楽しく読めた!
Posted by ブクログ
実験台となった学校のクラスの中に、1人だけアンドロイドがいるという作品です。その学校はきそくがきびしく、カメラなどがついて自由にしにくいところも、おもしろかったです。