梶山三郎のレビュー一覧
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どこまでが実際のニュースに基づいてて、どこからがフィクションなのか、その境目があいまいなのもこのシリーズの面白さだと思います
今回はトヨタだけじゃなく、日本電産っぽい企業も出てきて、「こんなことあったんだ」ってあとからニュースを調べるのも楽しかったです
連載が2021年だったこともあって、企業間の争いが国内で完結しているのが印象的でした
中国メーカーはBYDっぽい企業しか出てこなくて、今の勢いと比べると数年でここまで変わったことに驚かされます
本書のテーマになってる「世襲」が今後もできるほど、日本メーカーに余力が残るのか、これからの動きが気になります -
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「トヨトミの野望」第二弾!
統一が社長となってからの物語
EV、自動運転に向けたトヨタじゃなくてトヨトミの挑戦が語られると同時に、会社内部の人事・権力争いが絡んで楽しめました。
前作同様、どこまでが創作で、どこまでがノンフィクションなのかわかりませんが、登場人物には、実在人物をもじって出てくるのも面白かったです。
トランプや孫さんがもじられて出てきます(笑)
本作が書かれたのが2019年、物語は2022年、そして、今2025年。
実企業のEV戦略は出遅れたともいわれていますが、全方位戦略が成功していると思います。
これからの実企業の方向性が楽しみです。
さて、こちらの物語に戻ると、今回 -
Posted by ブクログ
「トヨトミ」という名前を使った小説ですが、本を読めばそれが日本を代表する「トヨタ自動車」のことを指していることは読者なら容易に想像できます。筆者の梶山氏は十分な取材を通して、自動車業界に起きている激変と、創業家における出来事を読み物として興味深く読めるように工夫されています。
35年にわたる社会人生活を一区切りつけた私ですが、長年自動車業界に携わってきた者として、平成初期から自動車の課題は「燃費向上」でした。30年間以上もやってきて、もうやり尽くしたと感じたところで、世の中は「電気自動車」になりました。
この本は、トヨトミシリーズ・三部作の一作目に当たりますが、大変楽しく読ませていただきま -
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ネタバレトヨタ役員の人物像を会社内部でヒアリングしないと、こうまで面白おかしくは書けないのでは?誰かがゴシップ情報をリークした?トヨトミの野望も読まないと・・
株主総会で社長やK副社長が涙ながらの臭い?答弁をしていたのを思い出します。T副社長のFaceBookネタや、中国担当になった元人事部長の逸話も、与太話としては面白い。どこまで本当なのかは知る人ぞ知る!唐突なソフトバンクとの提携はトランプと習近平対策だったのか?ロビー活動とアライアンスで飛び回るために社長の座を技術系に譲ったのか?
ちなみに今日の安全系の認証不正記者会見での会長はマスコミに睨みを利かせてました。マスコミがトヨタに忖度しているさまが -
Posted by ブクログ
1.著者;正体不明の覆面作家。本書「トヨトミの野望」でデビュー。新聞社のフリージャーナリストが書いたと言われているが、実際は複数の現役記者が情報提供し、某作家に書かせたらしいという噂もあり謎。梶山三郎というペンネームは、梶山季之(週刊誌記者出身で出世作は「黒の試走車」)と城山三郎(自動車関係の書籍は「勇者は語らず」)に肖ったと思わらる。
2.本書;企業小説。著者曰く「失われた20年を、高度成長期の様に駆け抜けた巨大自動車企業は日本経済最後の砦だ。私は、その真実を伝える為に、ノンフィクションでなく、小説を書いた」。この企業はトヨタ自動車と思われ、創業家と左遷サラリーマン社長の対立が書かれている。