梶山三郎のレビュー一覧

トヨトミの野望

梶山三郎

経済、ビジネス系の小説で過去イチに面白かった。
語彙や情景描写など、文章力がスゴい。
出てくるキャラクターが分かりやすく、それぞれの視点からも楽しめる。

トヨトミの野望

梶山三郎

企業の世襲制の在り方や、人事の在り方について考えさせられた。正直言って、他人事だからいいけど、自分がこの企業の一員として働きたいとはとても思えなかった。
話の筋としてはおもしろかった。

トヨトミの逆襲

梶山三郎

「今、読むべき一冊」だと思います。
何故、孫正義は大統領就任式にトランプの隣に立てたのか？またトヨトミにとってその意味は？
トランプ、孫正義、中国、情報セキュリティー、デファクトスタンダードからデジュールスタンダードへ、テスラ、グーグル等々、現在進行形で動いているであろう世界の裏の話しも伺えます。

部長器と揶揄されなからも、血縁を理由に社長に就任した統一。圧倒的なテクノロジーを武器にしたIT企業に翻弄されながらもyesマンしか置かない統一はトヨトミ（≠トヨタ）を率いて世界と戦えるか。社長としての器を問われ、成長するストーリーを軸に終盤は男泣きのシーンもあります。最後に見せる統一の迫力ある薄ら笑いは、かつての武田剛一を彷彿させてくれました。

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

梶山三郎

日本最強企業は日本一血筋の強いオーナー企業。
本家血筋以外の社長は奉公人扱いされ、トヨトミ家と闘いながら剛腕社長が最強企業を築いていく内容は下手な小説以上に興奮します。現代にもこんなお家騒動はまだあるんですね。

トヨトミの世襲～小説・巨大自動車企業～

梶山三郎

前作から時間が遡ったところから話が始まり、後継者問題に焦点を当てた一作

歳を重ねるごとに、凝り固まっていく経営者の苦悩がとても味わい深かったです。

記者の視点が変わることで見えるもの違うのもこの作品の良さだと思いました

クライマックスの爽やかな風が吹きそうな、記者の想いに触れるシーンを是非味わってほしいです！

トヨトミの野望

梶山三郎

最初の導入から引き込まれました

それぞれの人物のたたせ方がとても読んでいて面白かったです

最後の演説からのラストスパート駆け抜けるように読んでしまいました。

最後のページの真ん中にフィクションと書いてあるのが意図を感じて好きです

トヨトミの野望

梶山三郎

トヨトミ自動車の出来事を読んでいくだけでも面白い。登場人物がそれぞれ置かれている立場で抱える悩みや、感情、行動の変化を追っていくのも面白いポイントのひとつ。

トヨトミの野望

梶山三郎

暴露本に近いトヨタの歴史を描いた経済小説。
剛腕社長のリーダーシップ、信念がかっこいい。
経営戦略、社内闘争、成功と失敗等、読み応え抜群の内容でした。

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

梶山三郎

今でも日本を牽引するトヨタの過去の話を元にフィクションを織り交ぜて書かれた内容でとても面白かった。武田がカッコいい

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

梶山三郎

事実を織り交ぜながら、歴史を勉強することも多く非常に面白かった。内情の雰囲気を知ることができる。読みやすさがあり、ドラマチックな展開も魅力的。次シリーズも必ず読む。

トヨトミの逆襲

梶山三郎

2作目も良い！
人物がとても生々しく生き生きしていて
一気に引き込まれました。
あのトヨタ、どこまで本当なんだろうか。

トヨトミの野望

梶山三郎

フィクションかノンフィクションかとても気になる。
ただ、いずれにしろ登場人物がとても魅力的で素晴らしい。一気に話に引き込まれます。

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

梶山三郎

すごい面白かった。
どの企業がモデルになっているかは、もちろんすぐわかり、しかも90％以上は真実らしい。アメリカでのロビイング活動の凄まじさや、巨大企業の凋落というのはこうやって始まるのかということが追体験できるビジネス書としてお勧め。

トヨトミの世襲～小説・巨大自動車企業～

梶山三郎

めちゃくちゃおもしろかった。
シリーズの中でこれが一番スキャンダラスなおもしろさです。
今作においてはトヨトミより織田電子の経営が気になりました。星さんがCEOを続けてくれる世界が現実にあったら…と思ってしまう。

トヨトミの野望

梶山三郎

現役の社員ですが
少なくとも社内や街の独特な雰囲気については事実だと感じました。
その他についてもあながち間違ってはいないだろうと思わされます。

トヨトミの野望

梶山三郎

あまりにもスケールのでかい話。大企業ともなると世界の政治などにも左右される。自分の日々の悩みが可愛く感じれる。

どんどんページめくって、のめり込める作品

トヨトミの野望

梶山三郎

この小説は30年以上サラリーマンを続けてきた人にはささりますね。覆面作家になってでも出したかった作品だと思うほどリアルで深い。奥田さんのTOYOTAは強かった!

トヨトミの野望

梶山三郎

日本一の大企業、トヨタ自動車。
この小説はもちろんトヨタ自動車のことだ。
そして私は愛知に住むトヨタグループ会社の
サラリーマン。非常に興味深く読ませてもらいました。この小説で印象深かったのは武田剛平の
人物像もそうだが、安本という新聞記者の嫁さんで元トヨタ自動車の秘書だったという女性の地元
に対する話。その地元では何もかもがトヨタ系で
あり、トヨタの創業者の生家なども学校や会社で
訪ねるのが当たり前という部分。確かに私も当てはまります。とはいえ武田剛平（当時の奥田社長）がこのような経営者として素晴らしい能力を持った方だとは全く知りませんでした。それと同時に現在の章男会長がダメダメなボンボンとして描かれているのも本当なのだろうか？まったくどこまでが本当でどこからが嘘なのか知りたくなってしまう。そんな魅力溢れる素晴らしい小説でした。

トヨトミの野望

梶山三郎

事実を元にしたフィクションであって欲しい！
豊田も考えようによっては歴史が浅い会社だし、世襲は仕方ない。もう少したてば血は薄くなると思う。
しかし、お友達人事は勘弁して欲しいなー。
NISAでトヨタ系買っているし。

内情の部分も不条理な人事で去っていった人を取材していけばたどり着くと考えると。
ドロドロした部分も事実なのかな。

最後に小説として面白いです！

トヨトミの野望

梶山三郎

フィクションだが、ほとんどノンフィクションと噂されていたのでとても気になっていてやっと読めました。
終始すごいものを見せていただいている感覚でした。
日本民間企業TOPはどのように世界TOPになっていったのか、もちろんずっと右肩上がりではなく、その時にどのような経営をされていたのか、ページをめくるたびにワクワク感が止まりませんでした。
武田さんの社長へ乗り上がっていく成り立ち、そして社長として昇りつめてからのストーリーが特に印象に残りました。

何より先を見据える力と判断力、人脈力つけていきたいですね。