梶山三郎のレビュー一覧

  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

    hk

    実におもしろい

    現実の自動車会社を思い起こしながら読むとなお面白い。

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    2020年01月11日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    ▶︎2016/11/19-12/09
    ▶︎1955年から2016年のトヨタ自動車の変遷をノンフィクション小説としている。前面から退いてはいるがバックヤードでは、今も企業戦士が日本経済を支え続けている。しかし、ガソリンエンジンの後は、水素自動車か電気自動車か。2022年世界の自動車生産台数は、日本は783万台 アメリカは1006万台 一位は中国の2702万台。中国の世界戦略は
    ▶︎p322の「おまえら、アメリカがどれほど怖い国か知らんだろう。あれほど国益に敏感な国はない。」との武田(第8代社長石田碩と思われる)の言葉が心に残る。たかだか建国236年のアメリカである。

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    2024年01月19日
  • トヨトミの逆襲

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    ネタバレ

    前作に引き続き読破。
    EV、自動運転、ライドシェア、カーボンニュートラルといった他業界も巻き込む大変革技術に対し、いかにトヨトミ自動車が立ち向かうかが書かれていた。
    中でも自動車の「所有」か「共有」かの対立軸の件は、非常に興味を持った。

    自分は公共交通機関を使えば、仕事にも行け買物もでき、遊びに行くこともできるため、車の所有の重要性を感じていないが、たまに使いたいなと思うときがある。
    自分にとっては車は共有で十分だが、都市に人が集まっている傾向がある以上、共有の流れがある程度進むのではと感じている。
    となると、トヨタやホンダ、日産といった自動車メーカーの大量生産・販売モデルはこの先どうなんだ

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    2025年10月26日
  • トヨトミの野望

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    剛腕サラリーマン経営者しかり、平凡な創業者一族の御曹司しかり、キャラの濃い登場人物が己の名誉、組織の名誉をかけ奮闘する姿が描かれていた。
    大企業であればあるほど、奇人変人からポンコツ経営層・社員まで人材の宝庫であろう。
    適材適所という言葉は言うは易く行うは難し、トヨトミ自動車においても様々なしがらみからうまくいかないのだなと思った。

    どこまでが実話でどこからが虚構かはとうていわからないが、仮に90%事実だとしたら、モデルとなった自動車メーカーでも華々しいリリースの陰に、表には決してできないことが裏でたくさん行われているのだろう。
    ただ、一民間企業かつ上場企業である以上、利益をしっかり確保して

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    2025年10月25日
  • トヨトミの野望

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    某車メーカーの成長を経営サイドから描かれていた。
    フィクションなので中身の真偽は読者の想像に委ねられるが、業界や社内での立場や肩書きに拘る人間模様が赤裸々に読めたことがとても印象深い。創業者とアウトサイダーの経営者、このやりとりはどこかで見たことあるような•••という感想は心に留めておくことにする

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    2025年10月15日
  • トヨトミの野望

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    小説なんだけど、事実なんじゃない?!って思えるような内容
    アメリカと中国とのやりとり、ハイブリッド車の規制
    田舎の中小企業から世界的企業になった会社の世襲と社内の人間関係
    キャラクターも豊富で、第二弾も読みたくなるストーリー。続きは夏休みに

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    2025年08月11日
  • トヨトミの野望

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    ビジネスマンは特に読んだほうが良い。
    情景や会社の内情がスッと入ってくるから読みやすい。
    フィクション小説として読んでみてください。

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    2025年07月26日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    このシリーズは現実との線引きが難しいけど、面白いから細かいことは気にせず読めばいいと思う。
    アキオの息子は今後どんな感じになっていくんだろう。

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    2025年06月21日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    取材力が凄い。武田がかっこ良すぎるが、統一の描写が少なくて評価を平等には出来ない。後半の統一をもう少し描きこんで欲しかった。

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    2025年06月17日
  • トヨトミの野望

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    audibleで聴いたら不要な効果音や音楽付きで、やたら豪華なエンターテイメント作品だった。

    トヨトミって名前がすごくうまいと思う。
    本物と豊が共通してるし、誰もが知る武将の名前で箔がある。

    そもそも事前知識がないので事実と付き合わせることはできないけど、日本のトップ企業で起こっているであろうことを覗き見るようでなかなか面白かった。
    暴露本というイメージでいたけど、個人的にはその程度なら必要悪なのでは?と思える範囲の内容だったのでホッとしている。

    登場人物が個性的で、武田剛平のカリスマ性や、優秀なロビイスト堤が特にかっこいい。
    印象深かったのは豊臣市出身の元トヨトミ秘書の安本沙紀で、これ

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    2025年06月16日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    トヨタですら意思決定はこんなもんなんだな、、となると他の企業もしれてるということにはなる。ごくごく一部の上層部にいる個人の欲得と人間関係で巨大企業がレールの上を動いてる。自分が出世すると手近の部下も一緒に引き上げるのは企業あるあるだが、それでイトマン事件とか起きてるからな。

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    2025年06月11日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    自動車業界NO1はトヨタで当たり前だったので、こうした苦難があったことは勉強になった。日本を代表する会社としてこれからも頑張ってほしい。小説としてはモノ足らないところがあった。人物の背景や業界よ裏事情を書き過ぎて、刺激的な会話の応酬やカタルシスを感じさせる展開がなかった。

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    2025年05月19日
  • トヨトミの野望

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    経済界を震撼させた超問題作奇跡の文庫化

    「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。
    これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った。一方で良識ある自動車業界担当の官僚は、まあ、半分くらいじゃないですかね、と口を濁す。名古屋界隈の書店から本書はすべて消えた、とか(中略)さまざまな噂が駆け巡るが、真実を知るものは本書の登場人物のモデルとされる人物だけだろうし、彼らが本書の真偽を語ることは絶対にないだろう。
    本書は週刊誌ではないのだから、真偽のほどなどどうでもいい。フィクションと割り切って読むと、これほど面白い企業小説はない」(夏野剛氏による解説より

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    2025年04月23日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    まさしくタイトルの通り、世襲の難しさやそれに関わる人々の苦悩を知ることが出来た。世襲となるとどうしても周りの目が付き纏ってしまう。織田電子のエピソードでは結局血が最終的に正統で、任せやすいというのもあるのかもしれない。企業のトップは本当に大変だ、、

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    2025年01月19日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    ほとんど実話を元ネタにしているようだが、小説仕立てにするとこんなに面白いとは、、、昭和から平成にかけての経済史を思い出しながら読んだ。武田剛平がカッコ良すぎる。奥田元社長がモデルと知り、ますます興味が湧いた。続編も楽しみだ。

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    2024年12月27日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    どこまでが事実かはさておき、
    あるかもしれない!?が面白かった

    胸が熱くなることもあり
    泥臭く仕事をすることもいいことかもと思える

    世間、裏表なく色んな人がいる、
    それに支えてもらって世の中回っているのだな

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    2024年11月08日
  • トヨトミの野望

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    愛知県在住の自動車産業メーカー勤務として、いろいろ勉強にもなったし、面白かった。
    剛田社長(奥田)の敏腕っぷりは知らなかったし、めちゃくちゃカッコよかったけど、ああやっぱ豊田家には勝てないのねと。

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    2024年09月22日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

    購入済み

    巨大企業の裏側か?

    今の日本を代表する会社を推測させ、世襲の是非を問うような内容でした。どこまでがフィクションで、どこまでがノンフィクションなのか、、、
    非常に興味深かったし、面白かったです。

    #深い

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    2024年09月14日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    相変わらず切れ味鋭い。梶山三郎(著者)とは何者なんだろうか?経済に詳しく、ストーリーも生み出せる。覆面作家は過去にもあった。もしかすると二人か?岡島二人のように。
    しかしこのリアルな内容はどうなのだろう?自分は頭の中で実際の企業、ト◯タ、とか日本◯産と読み変えながら読んでしまった。なんたって顔を思い浮かべることができるから。
    EVシフトに世襲と独裁経営者の課題をうまく掛け合わせながら展開するシナリオに目が離せない。自分はモーターの会社の株を持っていて、これが全然反転しないのでイラついているが、それもこういう問題なのかなぁ、とリアルに感心してしまった。まさに経済小説の最高峰だと思える。

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    2024年08月27日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    大手自動車メーカーをモデルにした小説。経済小説らしくテンポ良く、ハラハラ感もあり楽しめました。ロビイストの活躍が印象的でした。

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    2024年08月17日