梶山三郎のレビュー一覧

  • トヨトミの逆襲

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    前作の「トヨトミの野望」に続く続編。
    今回は豊臣統一が社長となり、そのトヨトミ自動車の軌跡がメインのストーリー。

    99%実話というキャッチフレーズなのだが、もしそうならば幾らかは凄く暴露的。全体を通して面白く、前作でも思ったのだが自動車産業の知識に乏しい自分でもしっかりと把握しながら読むことができた。

    統一が最後に自分の真意を、そしてトヨトミの真意を見出だす。彼の会社人生はやはり「トヨトミの血」のもたらす影響下だ。良いも悪いも含めて血統とはそういうものかと再認識させられた。

    今後のトヨトミ=トヨタがどう活躍していくのか?そして自動車の未来は?

    気になるトピックを残しつつ、未来は不確定で

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    2023年10月09日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    この本のモデルになっている会社の製品は、正直面白みがないと昔は思っていながら、一方でここ20年ぐらいは『なんか変わってきている?』との思いがあったりしたが、なるほど、この本を読むとその変化の理由がなんとなくわかった気がした。
    それにしても、モデル企業にしてみれば結構衝撃的な内容だと思ったけど、どうなんだろう?

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    2023年04月30日
  • トヨトミの逆襲

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    トヨトミの野望の続きです。昭和からわりと最近までのトヨトミ社の歴史。登場人物多くて、疲れたから投げやりに名前つけられたのでは?と思っています。タイロンマークス。

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    2023年02月12日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    着色はあるにせよ、今のトヨタがこのように成り上がってきたのかと、ネットで登場人物を該当させながらストーリーに引き込まれました。
    小説らしく、わかりやすく歴史の一部を学べる良い本でした。
    武田さん最後までカッケェっす。

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    2022年11月11日
  • トヨトミの逆襲

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    トヨトミの野望の続編。
    主人公は創業家の直系、統一。前作のサラリーマン社長vs直系一族の争いからすると、大分地味にまとまっていると思う。ここまで書いて良いのか?というリアルを題材とした姿勢は相変わらず。

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    2022年06月05日
  • トヨトミの逆襲

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    トヨトミの野望の続編。リアリティーを追求して、どこかの誰かを彷彿とさせる小説、モデルもあって、現実世界と対比しながら読み進めました。

    日本のものづくりはまだやれる、日本は新しい技術を生みだすことは難しいけと(歴史的に)、それを発展させる技術力とあらゆる分野において、よくできた商品、サービス、アウトプットがある。
    それらをまた開発された新たな技術で繋げてイノベーションを起こすことができる国です。
    トヨトミの社長の最後のスピーチは、ものづくりをする立場では大変うれしい、まだまだ未来を感じさせるものてした。

    完全に、題名のインパクトたけで買ってしまったので、トヨトミの野望を読んでない。今度読もう

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    2022年05月31日
  • トヨトミの逆襲

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    ネタバレ

    前作に引き続き面白かったです。やっぱり企業ストーリーは好き。統一社長時代だけだったので次の照市の社長時代も見たかったかも。彼目線の経営だけだったので、ちょっとそこは物足りず。この話を読んで、自分の会社はガバナンスが効いているんだろうか?日本に五万とある下請け工場は100年に一度の変革期に大丈夫なのか?案外、そういうとこに日本の技術があるのかも?とかそんなんも考えました。

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    2022年03月12日
  • トヨトミの逆襲

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    前作ほどの衝撃はなかったが、EVなどタイムリーでなネタが満載でとてもリアリティのある描写。ビジネス小説としてとても面白かった。

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    2022年02月04日
  • トヨトミの逆襲

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    ネタバレ

    前作トヨトミの野望ほどの衝撃はなかったが前作同様の緊張感と面白さは維持されている。今回の小説のテーマでもあるEV化、CASE化の進展はまさに自動車業界の構造を変えるテーマになっている。中でもEV化は喫緊の課題で、欧州発の環境問題への関心の高まりとともに各社の取り組みが注目されている。昨年末に水素自動車にこだわっていたトヨタがEVシフトを発表したのもEV化に取り組む姿勢を見せないと、マーケットに置いていかれるという危機感から発したものだろう。
    今回の小説では未来予測も含まれていて、現時点ではその通りになるかどうかはわからないが、航続距離1000キロの車で量産化ができたらEVも一気に普及するだろう

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    2022年01月03日
  • トヨトミの逆襲

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    「野望」の時ほどの衝撃はなかったが、超巨大企業での同社でも社内政治がハビコッてっている事に驚いた。
    製造業を支えているのは、ケイレツの下請け工場も含めた全てのステークホルダーなんだけどね。

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    2021年11月28日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    勧められてこちらを。
    実際に誰が誰に該当するのかというメモももらって読む。
    読み進めるうちにトヨトミの事が嫌いになりそうで…
    武田社長がやり手で凄くかっこよかった!

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    2021年06月28日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    どこまで本当の話なんだろうかと想像しながら読めるので面白い。章男社長しか知らないので、そこに至るまでの経緯が興味深かった。あくまでフィクションなので踏み込んだ表現でさらに面白い。

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    2020年11月23日
  • トヨトミの逆襲

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    シリーズ2作目。トヨトミというグローバルカンパニーの名前を冠した、愛知の田舎企業の経営実態が赤裸々に?

    経営というより、記者視点からみたそれなのだけど、時々に出てくるトヨトミ創業の地、浜名湖の描写に癒されます。

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    2025年11月03日
  • トヨトミの野望

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    小説はあんまり物語性がないので、どんどん読みたいとも思わず淡々と読んでいました。
    トヨタという、巨大企業の内部事情が覗けて楽しかったです。

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    2025年10月27日
  • トヨトミの逆襲

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    この小説が発刊された頃の時代は、この小説もそうだけど、さあ時代はevだという雰囲気ですが、現在はそうでもないですね。世界的に売れ行き悪くなってるようです。欠点だらけで、逆に環境破壊につながるev車を流行らそうとしたのは無理がありましたね。当分の間はトヨタのハイブリッドが覇権を握るんでしょうか。
    小説はあんまり物語性がないので、どんどん読みたいとも思わず淡々と読んでいました。

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    2025年10月27日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    1、2作目はかなりリアリティがありましたが、3作目の今回はさすがに創作感が強いように思いました。
    とはいえ、ネットの噂で漏れ聞こえてくる話から想像するに、あり得ない話ではないような気もしますが…。

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    2025年09月25日
  • トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

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    展開が何かと劇的で私の好みの小説ではなかったけど、ドラマを観ているようで飽きがなく新鮮だった
    最初は武田のキャラ設定や小説世界観に馴染めず(正義感強く孤高感じだけど人脈広くて情報通ってそんな事ある?銃撃戦の中に社員送り込むか?とか…)のめり込めなかったけど、後半は武田の人となりも掴め、この小説の世界観にも慣れてきて、楽しめた
    武田や統一のモデルをあとから調べると、小説に出ていた人物表現がwikiでも使用されていたり、某企業の歴史と一致することも多く、私の想像以上に事実に近い小説なのかもしれないと思った

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    2025年09月12日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    どこまでが実際のニュースに基づいてて、どこからがフィクションなのか、その境目があいまいなのもこのシリーズの面白さだと思います

    今回はトヨタだけじゃなく、日本電産っぽい企業も出てきて、「こんなことあったんだ」ってあとからニュースを調べるのも楽しかったです

    連載が2021年だったこともあって、企業間の争いが国内で完結しているのが印象的でした

    中国メーカーはBYDっぽい企業しか出てこなくて、今の勢いと比べると数年でここまで変わったことに驚かされます

    本書のテーマになってる「世襲」が今後もできるほど、日本メーカーに余力が残るのか、これからの動きが気になります

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    2025年05月18日
  • トヨトミの逆襲

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    「トヨトミの野望」第二弾!
    統一が社長となってからの物語

    EV、自動運転に向けたトヨタじゃなくてトヨトミの挑戦が語られると同時に、会社内部の人事・権力争いが絡んで楽しめました。

    前作同様、どこまでが創作で、どこまでがノンフィクションなのかわかりませんが、登場人物には、実在人物をもじって出てくるのも面白かったです。
    トランプや孫さんがもじられて出てきます(笑)

    本作が書かれたのが2019年、物語は2022年、そして、今2025年。
    実企業のEV戦略は出遅れたともいわれていますが、全方位戦略が成功していると思います。
    これからの実企業の方向性が楽しみです。

    さて、こちらの物語に戻ると、今回

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    2025年04月13日
  • トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~

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    一作目、二作目に比べるとやや物足りなかった。登場人物のスケールも小さくなった感じ。並行して語られていた織田電子との繋がりがわからなかった。最近の社会情勢も踏まえられているが、コロナ期間の描かれ方などは、臨場感足りなかったな。

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    2025年01月06日