時雨沢恵一のレビュー一覧
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購入済み
キノが・・・
キノの旅ファンからクレームが来そうな内容だが、原作を知る私としては個人的にこちらの方が好き。
原作ではシビアな内容が多くて、ちょっと胃もたれしそうな内容もあるけど、こっちはただ、ただ、笑っていられるので楽しい。
原作のオマージュや、セリフなんかもあったりして、それを見比べながらたのしんでいました。(あ、このセリフ原作ではこうだけど、ここで使うのか、((笑)など。) -
Posted by ブクログ
20年目にしてベストセレクション刊行!
凄すぎる。おめでとうございます。
在りし日に一巻を手にした私は高校生だったのですがね……(笑)
アニメ化もされて、キノワールドの熱が冷めないことを嬉しく思うのですが、個人的にはこの作品は本で読むことに最も味わいがあるように思います。
さて。
配置の妙や加筆修正も楽しみたいところ。
第一巻は、キノの原点である「大人の国」とシズの原点である「コロシアム」は外せない所で。
もう随分読み直していないのに、しっかり印象に残っているところが怖いです。
一巻からのエピソードが多く入っていますが、「人の痛みが分かる国」と「平和な国」は好きだったなぁ……。タタタ人が平和な国ではなく、通りがかったキノを襲う所がすごく衝撃的で。
自分が受けた痛みや怒りの報復を「何の関係もない人」に向ける人の有様を見たのでした。
一巻以外からのエピソードだと「冬の話」も好き。
宗教的理由から相手に触れられず、病気が悪化してゆく人たちを殺して回る異教徒。その中で、治療という邪教の行いに踏み込む異教徒が現れるお話。
人間って、「何のために」信仰心を持つんかな、って。多くの制約に縛られながら、それを生真面目に守って生きているのは、自分自身でもあります。
黒星紅白氏の挿画も、相変わらず良いです。