奥野宣之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「読書生活とは、(中略)本好きにとって、生活のすべてです」(p.273 おわりにより)
旧版を読み終えた直後に完全版があることを知り、本書も読んでみた。内容の要点は大きくは変わっていないが、著者が旧版出版以降するようになった工夫などが加筆されて内容がより充実し、時代背景も更新されている(スマホの存在を考慮しているなど)。旧版や他の読書術解説書と比較しながら読むとより楽しめる。
個人的には読書に対する著者の想いに注目しながら読むことをお勧めしたい。
オススメポイント:
①大幅な内容増強
旧版と比較してノート作成時のテクニックやノートの活用術を中心に新たな内容が(デジタル関連も含め)追加され -
Posted by ブクログ
ほとんどの人がスマホから情報を得ていると言っていいと思います。
情報の中身は千差万別であり、ニュースやテレビの再放送であったり、新聞のビューワー
を読んでいる人もいると思います。
しかしネットの情報は次から次へと流れてくるので「ちゃんと読んでいない」のが実情
ではないでしょうか。
改めて別の場所でその情報に触れる機会があり、「そういえば今朝スマホにそんな情報
があったなあ」というレベルではないでしょうか。
要はスマホからの情報では「文章が心に残らない」のです。
文章が心に残らなければ、語彙も増えないですし、なんでも「キモい」「カワイイ」
などの程度の低い言葉しか使えなくなってしまうの -
Posted by ブクログ
ネタバレ情報整理術・知的生産術の第一人者である、奥野宣之さんによる、情報のまとめ方を享受する1冊。
普段からメモは取るようにしているが、どこに書いたのか、何をまとめたのかわからなくなることが多々あり、どうにかならないかと思っていたところで出会った本。
普段は、仕事・プライベート・読書など、ジャンルによって書く場所を変えていた。
しかし、この本では、どんな内容でも1冊のノートにすべて書く画期的でとてもシンプルな内容だった。
読んだときは、「その手があったか!!」と衝撃を受けた。
それからはどんな内容でも1冊のノートにまとめてあるおかげで、情報は検索しやすくなったし、ひらめきも産まれやすくなったように -
Posted by ブクログ
いろいろノート術の本は読んだが、これが私にとっては一番継続しやすく、見返して記憶が蘇りやすい。
本に紹介されていることを全てやると合う合わないはあるので、そこは適宜取捨選択で。
私は手帳の最初に月毎のシール式のカレンダーを貼り付けてから使ってます。
最近流行りのインスタ映え要素は全くないノートが出来上がりますが、日々の行動や思考のリアルなログ作成には非常に実用的です。
強いて言えば手元にすぐ手帳があるかどうかという問題はあるが(スマホの方が常にてもとにありそう)、手書きで何か残したいと思ってる人がこれを読んでるのだと思うし、手で書くというのが面倒な人にはそもそも手帳は向いていないのかと。 -
ネタバレ 購入済み
バイブル本になりそうです
文具が好きでこれまでにノートとペンを買った回数は数知れず…でしたが、最初は買ってワクワクしていてもノートは使いきれなかったり、システム手帳は続かずに終わってしまうことばかりでした。
そんな自分が嫌で、いつの日からか書くことに対しての気持ちが離れてしまいましたが、この本を読み進めていくうちに、文具が好きになった時の気持ちが蘇ってくるような気持ちになり、気がつけばあっという間に読み終えてしまいました。
ノートは自分のときめきがつまったものであり、使い続けるというよりも、書き続ける相棒なのだと、これまでの概念が変わりました。
また、これまで試しに試してきたノートが最後まで続かないことの理由が書 -
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本書の主旨は、ライフログです。つまり、人生のイベントを順番のノートにつけていきましょう です。
考え方は単純で、やり方も簡単です。ひと言でいうと日記です。
その時々の臨場感を残すために、アナログの紙のノートがいい。
気になったことは次です。
・ノートをつかって自分本を作る 書く、貼る、読み返す
・ライフログをつくるためのルールは3つ 一元化、時系列、索引化です。
・1つのノートに、時間順に、いろんなものを書いたり、貼っていく。そして、パソコンにインデックスを作っておく。です。
・ライフログは、基本的にやったことをそのまま書いていく
・そのまま持ち歩いて、その場で書きます。
・ノートの大き -
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この本は2008年に書かれたものです。2013年に完全版としてリニューアルされましたが、活用例の追加、文章が読みやすく書き直された程度とのことで、大きく内容は変わりません。
2008年、スマホが出始めた頃でしょうか。
片手にスマホ、常にネットに繋がっているこの2020年現在、Evernote、notionなど素晴らしいサービスで溢れています。
暗記を目的にするなら、手で鉛筆を持って紙に書く方が五感を使うので多少記憶に残るかもしれませんが、活用することを目的とするなら、ノートアプリの方が検索が楽なので良いのではないかと思います。
メインであるノートにまとめる事についてはとても参考になりました。