奥野宣之のレビュー一覧
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2008年に刊行された本のリニューアル版。さすがに12年以上前とあって、「ちょっともうこれは要らないな」と思う部分も確かにある、というのが正直な感想。
だけど著者の読書に対する考え方や付き合い方には、納得できることが多い。
たとえば「苦労しないと身につかない」とか「やっぱり手書きのノート」がいいとか。
今では学習でも遊びでもなんでもかんでもデジタル化が進んでしまった。こうなるといちいち本なんか読んでられないとなってくるのもわからんではない。無料で聞ける講義動画や簡単かつわかりやすくまとめられたサイトにたかが数分でアクセスできる。そりゃそっちのがらくらくだもの。
が、果たしてYoutube動 -
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著者は情報を新書から得ることを勧めている。例えば佐藤優氏や池上彰氏のように、何紙もの新聞に目を通したり、書籍を大量に読むことは情報収集の一つだと言える。しかし、一線で活躍する作家やジャーナリストではないビジネスパーソンには、情報収集にコストも時間もかけられないのが現実だ。
そこで著者はテーマに関する新書を3冊読み、ざっくりと大まかに知識を得て、さらにそこから自分の考えを導き出すことが重要だと述べている。
本書には、なぜ新書が良いのか、なぜネット検索ではダメなのか、新書の選び方や読み方はどうすればよいのかなど、新書から効率よく情報を得るためのヒントが多く書かれており、参考になる部分も多い。
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Posted by ブクログ
序章 ライフログノートで体験を「資産」にする
ライフログとは「人生そのまま」を記録すること
「空気」を残すにはアナログ手法がいい
過去を消さずに自分をつくれる
「読み返し」を身につけることでノートの効果は数倍に
焦らず、自分のペースで、とにかく前に進もう
第1章 ただ行動を記録することの意外な効果
「一冊のノートにまとめる」三つのルール
手帳術よりずっと簡単、誰でもできる
日記より気軽に日々の雰囲気が残せる
なんでもないメモが「自分の分身」になる
厚く、太く、ノートとともに自信が育っていく
「やめたい行動」がやめられる
「続けたい行動」が続けられる
書いてみることで「しっかりやっ -
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少し消化不良。ライフログには興味はあったものの、これまでの同氏の著作レベルが高かっただけに・・・
要するに日記でしょ、情報を全部1冊に記録するんでしょ、と思ってしまう自分がいる。
一方で、ブログやツイッター、手帳などに分散してしまう自分の考えや行動を、どう統合していくのかという視点が必要なのだと思う。
本書では、それがこのノートだと主張している。
自分のために記録するのはもちろんなのだが、自分の亡き後のことを考えているかどうかが、「ライフログのすすめ」との最大の差異ではないかと思う。
ライフログノートを始めようと思うのだが、ちょっと自分のなかで、消化し切れていない。
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Posted by ブクログ
読みたい本を自分で選ぶ。そのために入口をわざと狭くする。情報源を絞る。新書に限る。
新書ザッピング。同じテーマで3冊。ベストセラー、軽いもの、最近のもの。
3ヶ月、3冊×10テーマ、30冊の新書を読む。
セブンアンドアイのマイページ。新書で検索。
本屋でざっと見る。
岩波ジュニア文庫を大人買いする。
日経文庫は教科書的=エンターテイメント性はない。
喫茶店で三冊読み切る。
はじめに、を読む。拾い読み。
著者のメッセージを10か所ほど。
新書マップ
新書ファン
NBO新書レビュー
ロングセラーは発行年で絞る。3年以上たつロングセラーなら間違いない。
プライベートライティング(書き -
Posted by ブクログ
「ライフログのすすめ」ゴードン・ベル
書く、貼る、読み返す。
一冊終了したら索引化する。日付とノート番号、ページ、内容
「きっちりやっている自分」が見えると真面目にやることになる。続けたい行動が続けられる。
A6かA5、の厚手のノート。貼り付けるものが多い場合A5がおすすめ。
体験の自分化。書くことを考えながら行動すると濃くなる。
読み返して追体験。固有名詞を織り込むと読み返したとき追体験しやすい。
思い出したときに何をしていたか、をかく。
何時何分まで、何時何分なにをしていたか、何時何分から何をするか。までログ、いまログ、からログ。
区切り線で区切る。
ポラロイドTWO、割付プリン -
Posted by ブクログ
旧版はすでに読んでいたのですが、「完全版」が刊行されていると知り、改めてこちらを読みなおしました。
著者自身の提唱している方法そのものは、旧版と大きく変わっていません。単に知的生産に活用するためであれば、本書が提唱するようなアナログのノートでも、五藤隆介のようにEvernoteを利用してもよいのですが、自分自身の歩んできた道を記録するライフログとして利用するのであれば、何でもかんでもバシバシ書いたり貼り付けたりするアナログのノートの方が、より愛着がわくような気がします。
私自身は、100円ノート、システム手帳、Evernote、ヒップスターPDAなどを経めぐって、現在はリヒトラブのツイスト