奥野宣之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレテーマを決めて複数の本を並行して読む(そしてテーマの概要を自分の身につける)という方法は、ぜひとも取り入れていきたい。気になるテーマを入手するところはどうするか?普通に考えれば新聞やニュースなど、それと日常の体験と自己観察。
・ロングセラーかベストセラー →自分の蔵書も選択肢に
・最近の本
・一番やさしい本
→入りとしてはこれで良い。さらに深堀したいときは他のものも選択肢に
テーマに関する「新書ノート」3冊をまとめて自分の中で熟成させる。これを手帳などに入れて何度も読み返しておくと良いのではないか。
新書以外でも古本屋・電子書籍など同様のメリットを持つものもある。自分の場合は過去の蔵書を掘 -
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一冊のノートに人生をまとめるとは、どういうことだろうと思って読んだ。読んで、これはいいと個人的に思い、さっそく手帳にいろいろつけ始めた。人間は、どんどん忘れて行く生き物だ。せっかくいろいろな経験をしているのに、忘れてしまっては、経験しなかったことと同じかもしれない。仕事の記録をつけてなかった頃、わたしはよく虚しさを感じていたが、簡単な記録をつけるようになって、あまり虚しさを感じなくなった。記録があるとなぜかわりと充実感がある。しかし、残念ながらその記録は何も活用していない。この本には、どう読み返すか、経験しっぱなしではなく、記録しっぱなしではなく、読み返して、体験を確固なものにしたり、発見した
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この著者の本は好きだ。著者の真面目さ、誠実さが伝わってくるような気がする。
誰にでもすぐ真似できること、つまり、形から入ることができる、という点に重点が置かれており、ノウハウ本としては、現時点での最高峰かもしれない。
果たして次はどうするのか、心配しながらも期待したいと思う。
■目次:
はじめに~なぜ、あらゆるビジネス人に「知的生産力」が必要なのか
第1章 発想からアウトプットをつくる
・インプット ----生活の中で知識を補強し頭の基礎体力をつける
・発想とアイデア----情報に対するレスポンスをよくする
・アウトプット ----「型」と「道具」で自分を囲い込む
第2章 生きた時 -
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著者の奥さんに話を聞いてみたい。
もしかして、どこいっても何してても、一日中なんか書いてるんじゃなかろうか。
そんな旦那さんてどうですか?と聞いてみたい。
と、ふと思ってしまったw
まーでも飯のタネだから、文句もないか。
所謂これがメモ魔というやつなんだろうか。
そういう言葉があるくらいだから、昔からこういう人は一定数いたのかも。
答えは自分の中にある。
てどっかで聞いたけど、このノートは正にそういうことなんだろうなと思った。
インプットが多すぎて自分がなくなってる、という意見にはなんだか納得。
悩んだら、過去の自分に聞くのもいいなあ。
そのための準備が死ぬ程大変な気がするが(^_^;)
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著者の奥野宣之氏は相当な読書家です。そんな奥野氏だからこそ、読書を“気分が落ち込んだときの「処方せん」”と捉えて、読書の「効能」と「用法・用量」を説いています。不安を鎮めたり、前向きな気持ちにしたり、折れない心をつくったりする本とはどんな本なのかが、奥野氏の経験を元に語られています。そういう意味では単なる書評本とは違い、生きづらい現代で読書によっていかに強い心を作っていくかということが分かりやすく書かれています。私は、日頃から“読んだ本の冊数と種類よってその人間が出来ている。”と思っています。本をたくさん読んでいる人は知識が増えるだけでなく、精神的にも強くなれます。この本を是非読んで自分だけの
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ノート1冊を使ってジャンルにとらわれず様々なことを記録し、また自分の感えを書き込んで、雑多な情報を熟成させ、そしてそれをアウトプットする。ポイントは「1冊のノート」というシンプルな方法にこだわっていること。もちろん、この本の内容を下敷きにそれぞれの読者独自の方法を編み出せるだろうが、シンプルな方が簡単で長く続くという筆者の考えを最大限生かすにはあくまで「シンプルさ」にはこだわるべき。
筆者おすすめの方法論が確立されており、かつ具体的な方法が書かれているため参考になる部分が非常に多い。自分も書くことが好きで、また書くことにはパソコンやスマホとは違った効能があることも実感として分かる。細かな分類を -
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ネタバレ4,5年前に一回読んだ。再読。
著者の方法を真似て、自分が日ごろ改善したいと思っているテーマについての新書を買い込んで、喫茶店に行ってさばいて、翌日からの実際の仕事・生活を改善してやろうじゃないかという気にさせてくれる本。以下やり方。
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自分が日ごろ気になっているテーマについての新書を三冊まとめて買って、喫茶店などで一気に読む。そのさい最初から読むのではなく、拾い読みをする。だらだら読まず2~3時間でさばくこと。「必要な箇所を探す」イメージ。1冊につき10個くらい重要箇所抜き出す。次は三冊のなかで、10個くらい抜き出す。ルーズリーフ4枚用意して3枚にはそれぞれ抜き出した10個書いて、4枚