奥野宣之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新書に絞る考え方には理解できる点もあった。
選んで読んだ3冊について要旨や論点などをまとめるザッピングメモや、読んだ動機や課題、自分なりのまとめを記録する思考ノートの手法は参考になった。
3冊の選び方
・ロングセラーかベストセラー
・最近の本
・いちばんやさしい本:入門書、図や写真が多い、おもしろく読みやすい本
読書後のまとめ
・3冊の読書から学んだことをまとめる(ザッピングメモ)
書誌情報
著者の属性:肩書き、専門分野、○○で有名
メッセージ:著者が読者に言いたいこと、本を書いた目的
納得したこと:自分が印象に残ったこと
疑問点
論点:3冊を横断した論点が見つかるとベスト -
Posted by ブクログ
・起き抜けには朝刊ではなく、自分が一番影響を受けたい本を読め。
・読書は、読んで、自分はどう思ったかの方が大事だ
・シグマベスト「政治・経済」などを読んでみる(コストパフォーマンスが高い)
・産業博物館へ足を運んでみる(自分の会社や取引先に関係する分野の産業など)⇒取引先の企業の一般向けスペースに足を運ぶのもいいかも!
・ニュースはウェブのNHKジャーナルで専門家の生の解説を
・NHK高校講座をノートを取りながら観る
・大人の読書量は月三冊以下の人が80%以下
・イーサパッド=Web上のホワイトボード(インタラクティブに書き込める)
・「本屋ごもり」=本屋の全ての分野の棚を一冊づつ見ていく。⇒ -
Posted by ブクログ
タイトルにある「知的生産」がどういうものかについては詳しく触れられていないが、読む、考える、整理する、表現する、というのが知的生産の基本だということを前提にしている(p.4)。で、この本ではその知的生産力を高めるためのヒントがたくさん紹介されている。
ささっと読めるし必要以上にゴリ押ししていないので、いくつか試してみようかなという気にさせてくれる(GTDの本なんかは「ほーらこんなに素晴らしいでしょう!」という雰囲気がでていてちょっと引いてしまうことがある)。とりあえず目次をコピーすれば内容を思い出せそう。
パート1の「インプット」と「アウトプット」、それからパート2全体「生きた時間を -
Posted by ブクログ
仕事を効率化するための
1インプット・アウトプット
2時間の作り方・使い方
3環境作り
とうい構成です。
内容が具体的ですぐ実践できることが多く、とても参考になった。
この手の本を読む目的もそうなんだけど、自分の興味はどうしたってインプットに行く。そしてそのための時間管理へと興味が進む。
この本で紹介されているインプット方法が考えたこともない方法で、ちょっとやってみようかなと。
高校生向けの参考書とかね。
そしてアウトプットの訓練とか、長期目標設定とか、やってみようと思えることが・・・。
この本の内容も、出来そうなことから、やりたいことから、少しずつ取り入れて行こうかなと思います -
Posted by ブクログ
ちゃんと読む=読んだものを己の血肉とする、といった考え方のもと、そのノウハウを紹介する本。
その対象は本に限らず、新聞や雑誌を含んだすべてのテキストに及ぶ。
ざっと眺める「ブラウジング」と、じっくり読み込む「リーディング」の概念、そしてそれらの前準備としての環境面の数々は、参考になる部分もあった。
しかし具体例として挙げられる取り組みの数々は、なかなかに常軌を逸したものが多く、あまり参考にならなかった。
かつ、一部主張は二転三転しており、捉えどころが難しかった。
紙面構成や章立ても、あまり例を見ない形で不思議だったが、なにより、全体的に敬体と常体が著しく混在した文章は、非常に違和感が強かった