奥野宣之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ入門から初級クラスの知識を、広く浅く得るための手段として著者が薦める読書法。「(同じテーマの)新書を3冊同時にまとめて購入し~3時間ほどかけて拾い読みし、メモをつくる。たったこれだけ(・・・まえがきより)」の方法。
調べたい事をインターネットで検索しコピペする方法は自分の頭で考えなくても済む。しかし情報は誰にとってもほぼ同じものになってしまう。
(3冊の選び方)
1冊目はロングセラーかベストセラー
2冊目は最近の本
3冊目は一番優しい本
*なるべくカブラないように選定する。
(新書のメリット)
多テーマだから何でもある
ロングセラーが多いから新旧比較できる
低コスト -
Posted by ブクログ
ネットは情報を「選ばされる」メディアの典型とする点には納得。「情報の取得」という観点は同じでも、受動的か能動的かはインプットには大きな違いとなるので、これからも読書の優位性、必要性は崩れそうにないと再認識。
その中でも、新書は「常に現代社会からトピックを拾って増補し続ける、大きな辞典のようになった」と著者が言うように、カテゴリーの広さが大きな特徴なので、その量と対峙するためには
◯「読まなくてはいけない本」など読まなくてもいい。それよりも、本当に読みたい本を読む
◯「本を読む」というより「必要な箇所を探す」イメージを持つ
というポイントは、大事な気がしました。