吉岡友治のレビュー一覧

  • あなたの話が伝わらないのは、論理的思考が欠けているからだ

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    読んだだけでは確かに入ってこない。でも、それはそれだけすぐに身につくものではないということで。
    ロジカルが、どういうことかってよく自分のなかでは分からなかったのですよね。でも読んでなんとなく、論理的な説明。提示、理由、例示の流れが分かりやすかった。一朝一夕じゃ無理。だから繰り返して読みたい本だと思いました。

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    2021年03月07日
  • 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識

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    いろいろな主義を相関図で理解できる本。10年くらいぶりの再読で、個別の解説もほぼ理解できるようになってた。
    あと、「武士道」(=明治武士道)はうさんくさいというのが今回の発見。

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    2019年10月12日
  • 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識

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    知的6
    かかった時間120分

    表題のとおり、リベラリズムとかポピュリズムとか功利主義とか清貧主義とかについて、サラサラっと感覚的に説明してある本。

    ことばを知ると世の中の見えかたが変わるし、そのことばを我々は日々忘れていくので、たまにこういった本で確認すると、そうだったなぁーと思い出せる感じが良い。
    なんとなく、PHP新書っぽくない感じがした。
    (PHP新書っぽいってなんだろう…笑)

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    2018年04月30日
  • 文章が面白いほど上手に書ける本 ―――自分の気持ちを素直に表せばいい・・・ではない。 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)

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    前半は「いやいやそれあなたの趣味なのでは?」というのが結構あったが、後半はこれまでの著作の主張をさらにわかりやすく解説した感じでちょっとほっとする。

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    2017年12月28日
  • 「眼力」をつける読書術

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    表紙の椅子がうちの椅子と同じというだけの理由で読んだが国語の教科書のようなものであった。椅子のために星を増すのはどうかと思うがそれでも。

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    2017年12月17日
  • あなたの話が伝わらないのは、論理的思考が欠けているからだ

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    ネタバレ

    相手に納得してもらうために、日頃やってしまいがちな言い回しの失敗例を取り上げ、その問題点と、どのようにすれば論理的な説明になるのかが説明される。
    伝えるための論理が整理されているというよりも、ありがちな言い回しの中から失敗のパターンが個別に述べられているため、タイトルに反して論理的な説明がなされているようには思えず、もっと整理した方が分かりやすいのではと感じた。残念ながら、もう一つ伝わってこなかった。
    15-222

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    2015年10月20日
  • だまされない〈議論力〉

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    ネタバレ

    議論といっても、
    いわゆるディベートのように、
    話し合いでの言葉の使い方のテクニックを紹介というよりか、
    しゃべりの基本となるであろう、
    文章をやりとりする議論についてのもの、
    といった性格のほうが強い、議論の指南書です。

    新聞記事や、著名な作家や著述家の文章、
    大学入試の小論文問題などから例を使い、
    いろいろとそれらを解析して、
    欠陥や不手際のあるところをつついていく。
    そうして、議論と言うものの構造として、
    それにかなう論理としてはこうだよ、と
    教えてくれるようになっています。

    いかに僕らが日常に使ったり目にしたりしている日本語の構造が
    ふわふわしたものかというのが実感される。
    それど

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    2015年01月25日
  • いい文章には型がある

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    文体を論理的主張型、物語などストーリー型、エッセイなどの直観型の3つの類型に分け詳説。実用に活かせるのが論理的主張型。名詞前の修飾語のカット、「そして」の追放、述語のシンプル化、口語表現との手切れ、分かっていることの排除などが、ポイントごとに整理されている。いずれにも具体的文例が示されている。出題形式のものも結構あり、考えながら能動的な学びができるのも嬉しい。本書は書くテクニックを教えるとともに読むテクニックも教えてくれる。問題→解決→根拠の構成は裏を返せば、時間がないときは、問題→解決だけを読んでもそれなりに理解はできるということである。ハハ。

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    2014年01月27日
  • だまされない〈議論力〉

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    【まとめ】
    ●正解がないのが議論の始まり
    ●誰にでも正しく思えるマジック・ワードは解決を先送りする
    ●議論の本質は、自律的な内面を確保し、対立に耐えること
    ●マジック・ワードのイメージでは議論を決着させるのは間違いだ
    ●プラスのマジック・ワードはマイナスとしばしば裏側で通じている
    ●言葉の正確な意味とその限界を知らないと、危険なことになる
    ●データは客観的に理解する
    ●現象の原因・背景を説明する解釈を考える
    ●批評・提案はその解釈から出てくる範囲に限るべき
    ●通念に合わせて、データを捻じ曲げる議論は多い
    ●データを捻じ曲げる議論は、細部が矛盾する
    ●非難しても反論されない権力構造が妄説を生む

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    2013年11月27日
  • 必ずわかる!「○○主義」事典

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    ネタバレ

    援助交際には「愚行権」の行使という言い分がある。p78

    ヘーゲル「理性の詭計」:個人は与えられた歴史的状況の中で、さまざまに努力・闘争する。しかし、歴史(=理性)はその個人の思うとおりには進まず、結局個人を材料として、それ自身の軌跡を進んでいく。p173

    2種類の快楽主義:欲望に固執する「ヘドニズム」、魂の平穏を求める「エピキュリアニズム」p180

    「防御的ペシミズム」(defensive pessimism)p267

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    2013年06月15日
  • だまされない〈議論力〉

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    こういう予備校の現代国語教師いたなー、と懐かしくなるような本でした。
    小林秀雄も大江健三郎も、こういう人にかかるとすごく簡単に読めるんです。言い回し変えてるけど結構シンプルなこと繰り返し言ってるだけでしょ、となる。
    でもその言い回しに味わいがあるし素人には真似できないところがあるんですけどね。

    文章を解体しながらテクニカルに読めるという意味では一部の人のニーズには合うと思います。予備校生とか。

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    2013年05月16日
  • 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識

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    いろんな「主義」「イズム」が登場するので、なかなかアタマがついていかないが、いかにいろんな「イズム」があふれていて、自覚なしにその型にはまりがちか、考えさせられた。

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    2013年04月18日
  • いい文章には型がある

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    文章の書き方指南書
    主に3つのタイプ「主張型文章」「ストーリー型文章」「直観型文章」にわけて解説しています

    最初の「主張型文章」は読み応えがあり楽しく学べましたがだんだんと教科書的な問答になっていて主張型ほどのインパクトも頭に残ることもありまえんでした

    「ストーリー型文章」「直観型文章」については以前に読んだ本『いますぐ書け、の文章法』のほうがオススメ

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    2013年04月01日
  • 萌えて学べる!! 思想コレクション ○○主義、○○イズムを擬人化!

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    良かったです。
    カテゴリは割と網羅的だし、キャラ付けによってそれぞれの思想がどういうものか直感的に把握できるようになっている。この手の本としては狙いが達成できていると言え、成功していると思う。
    読んでる内にエクセルでマトリクスが作りたくなってきます。

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    2013年01月03日
  • 必ずわかる!「○○主義」事典

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    中途半端に理解している概念をもう一度、しっかりと理解したくて本書をとった。

    事典という標題があるが、一つ一つの「○○主義」について、堅い記述で述べられているのではなく、平易な文章で例示を添えながら書かれているため非常に読みやすかった。

    本書をとった目的の通り、曲解や誤解をしていたところも多々あり、自身の知識の修正を行うことができたと感じる。

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    2012年10月07日
  • だまされない〈議論力〉

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    うーん、個人的にはイマイチ・・・かなぁ。
    もうちょっと方法論を期待していたけど、どちらかというと精神論にウエイトがあるような印象。

    議論の無効化に関する話は、納得。
    みんなちがってみんないいと育てられて来た私は(←ゆとり世代だし)議論が苦手。やっぱり場の空気を壊したくないし、何事もそういう考え方もあるんだなぁと受け止めるようにしています。
    でも、違う意見ならいいです、ってシャットダウンすることは確かに生産的ではないですね。
    ただ、日常生活レベルなら、「みんなちがってみんないい」で構わないとも思います。

    「統計データを正確に読み解く」の章は、有用だと思います。学生の小論文対策とか、大学生のレ

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    2012年09月15日
  • 「眼力」をつける読書術

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    読書について書かれた本は数多くあるが、この本はきちんと原則のようなことが書いてあって、それはまぁまぁ良かったと思う。

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    2011年10月19日
  • だまされない〈議論力〉

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    議論をする上で、誤りやすい部分をピックアップして解説している。

    マジックワードなど、理解しておいてよい用語や考え方が、たくさんあった。

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    2011年07月16日
  • 世の中がわかる「○○主義」の基礎知識

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    ネタバレ

     自由主義、実存主義など○○主義、リバタリアニズムやサディズムなど○○イズムと付くいろいろな言葉について、成立の背景や内容を簡潔に解説した本。

     内容そのものはためになるけど、浅く広くという感じ。タイトルに「基礎知識」と銘打ってあるぐらいだから。

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    2011年06月18日
  • だまされない〈議論力〉

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    自分の論理能力、読解能力はまだまだだと感じた。しかし、本書を読んだくらいでは、それが向上するはずがない。でも、いろいろ考えさせられる。ポイントは以下のとおり。
    議論に差し障りのない対立軸のない意見は不要。
    言葉の正確な意味と限界を知れ。
    フレームアップ→データの一部で自分に都合の良いところだけを抜き取る。
    データは客観的に理解する。
    減少の原因や閉経を説明する解釈を考える。
    批判、提案はその解釈から出てくる範囲に限るべき。
    目盛りの感覚を変え、あえて違った印象のグラフを作ることもある。→だまされるな。
    人の主観的なものこそ、調査で調べないとわからない。
    ビジュアルも形式に則り語ることが出来る。

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    2010年01月29日