石井あゆみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今巻は時代的には織田信長の上洛戦~京で足利義昭のために二条城築城をするところまでです。この間、浅井長政にお市を嫁がせ、フロイスに会っています。しっかり基本的には史実に沿いながら、でも、歳を重ねているはずなのにノーテンキさは変わらないサブローくんがいい。ホンモノの信長である光秀の登場もあって、話がややこしくなるのかな、と思いきやそんなことは全然なく、これまでどおりの感覚で楽しめました。
サブローくんはこれまでどおりノーテンキだし、口調も変わらないんですが、たまにけっこう難しい言葉とか戦略的な発言も出てきます。人物としても成長していることを表現しているものなのかな?まあ、それはともかくとしてやは -
Posted by ブクログ
大学受験が日本史選択だった割にはまったく信長の詳細は覚えておらず、
ただ、延暦寺焼き討ち?とか、石山本願寺うんちゃら〜とか、
ちょこまかキーワードが入っている程度。
この貧相な記憶力のおかげでまったく次の展開が予測できず、
わくわくどきどきページがめくれるのはある意味、僥倖なのかもしれない。?
ちなみにこの巻で一番好きな信長(サブロー)のセリフは以下:
は〜
ーー本願寺の
次は延暦寺?
ーー何?
お坊さん達の間で
俺に敵対するの
流行ってんの?
これこれ、このすっとぼけぶり。
ほととぎすの有名な句に詠まれたような、
殺伐とした喫驚な姿なんて、
どこにもないのがこのストーリーのいいところ