panpanyaのレビュー一覧

  • 模型の町 1巻

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    なるほど最近は日常のいちいちに目を光らせてゐるわけだ
     いぢわるなことを書く。

     最近だと『グヤバノ・ホリデー』のフィリピン旅行記が一番おもしろかったのだけど、『おむすびの転がる町』の筑波山登山記や、山崎製パンのカステラ身辺雑記はつまらなかった。だから、最近は停滞気味で初期(『足摺り水族館』『蟹に誘われて』など)が頂点なのかなと思った。

     しかし今回の『模型の町』は思ひのほかおもしろかった。
     レヴューを見たら、初期の尖りからは丸くなったが、日常に対して鋭く目を光らせるやうになったと書かれてゐて、なるほどと膝を打つ気持になった。その通りだ。「ここはどこでしょうの旅」も、日常にひそむ謎の観察

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    2024年01月01日
  • 魚社会 1巻

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    続きものっぽかったのに突然これだけ読んでしまった。それでも十分楽しめた。
    エッセイ漫画っぽい頭身低めの絵柄。自分の好みからは外れているけれど内容が結構好きだった。

    日常の中に一部不思議な設定が入り込む生活感がめっちゃ良い。
    電線がロープウェイになってて電柱で乗り降りできたら良いのにな、とか、たい焼きが海から離れるほどディティールを失うとか、若干妄想したことある内容が面白い漫画になって目の前にある……!、って感じだった。

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    2021年08月22日
  • 魚社会 1巻

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    “万感胸に迫るとはまさに このこと!
    それは、カステラ風蒸しケーキが失われて以来、大きく変容した社会の閉塞感を吹き飛ばすものであった…。
    こうして、数日置きに数日分を買い出しに行く生活が再び始まった。
    何もかもが自粛気味だった生活に、リズムを与えてくれたのだった。”[p.133]

    「カステラ風蒸しケーキ物語」がまだ続いているとは思わなかった。
    「秘密」の最後がちょっと不気味で薄寒い。

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    2021年08月15日
  • グヤバノ・ホリデー

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    グヤバノを探しにフィリピンへ。
    なかなか一つの果物を探し求めて海外へ行くことはないと思うのでめぐり合わせもありますが行動力凄い。
    とりあえず私もグヤバノを食べてみたい。
    今回の一番好きな話はいんちき日記術。
    私も知っている道を思い浮かべてみたけれど記憶力って曖昧ですね。
    細かいところまで思い出せない。
    行ったことない道を思い浮かべるのも結構難しい。

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    2020年07月20日
  • グヤバノ・ホリデー

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    "「でも何から何まででまかせですよね?」
    「無論そういうことになるが…
    だが、ここが「絶対に存在しない」と証明できるか?」
    「うっ それは…」
    「存在は甚だ怪しいが…
    それでも来る方法が誰にもわからない以上、
    絶対に存在しないともまた言い切れないわけさ」
    「なるほど…」
    「さあ、散歩を再開しようじゃないか。」"[p.53_いんちき日記術]

    なぜだか、描いてある物事のどこまでが事実でどこからが虚構なのかという疑いの気持ちとともに読んでしまう。でもそこが好き。
    「いつもの所で待ち合わせ」がシンプルながらに一番好きかも。

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    2019年02月11日
  • 二匹目の金魚

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    岩波データサイエンスの漫画が素敵だったので購入してみた
    岩波DS寄りにしてくれていたのか、本書の感じはちょっとイマイチだった
    期待感が高すぎてしまったか

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    2018年07月03日
  • 二匹目の金魚

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    "いい季節になった。
    夜、急に焼き鳥が食べたくなっても コンビニに行くのに躊躇しない気温だ。
    ものの本によれば、春の土曜日が一年で最も幸福度が高いといわれている。"[p.135_春の導き]

    長い髪の少女が出るとなんだかちょっとホッとする。

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    2018年02月04日
  • 蟹に誘われて

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    "「タクアン。
    プラモデルみたいな箱だな」
    「プラモデルなんだよ…」
    「わっ…ほんとだ どうしたんだよこんなもん…」"[p.144_TAKUAN DREAM]

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    2016年12月19日
  • 動物たち

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    "「逃げようとりあえず ここにいてはどの道未来はない」
    …と勢いで出てきてしまったものの…
    特になにか当てがあるわけではない
    二、三日留守にしていれば有耶無耶に出来るんじゃないか…その程度のもんだ"[p.105_猯]

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    2016年12月10日
  • 枕魚

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    "早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。
    新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。
    ぜひ食してみたいのです!
    入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚]

    な、何が何だか……と思いながら読み終えた。
    歩く方向に依ってとてもナチュラルに時代逆行したり、海豚や魚が二足歩行していたり……。背景と人物の線が違ってること、ぬうっとした顔の動物、シンプルな女の子と背景の薄ら怖さが印象に残った。
    カバーめくってびっくりした。

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    2016年03月11日
  • 枕魚

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    すごくいい!と言えるほど自分は感性豊か?じゃないけど……
    すごく独特で、終始ムムム顔で読んだ。どの話もでかいオチがついてるわけでもなく、「はあ、なるほど……」みたいなふんわりした感想しか出てこなかった。でもどことなく気味悪かったりなんとなく懐かしかったりする。初めての感覚。
    ひとの話を聞いてる感じに近い。友だちとかの、こんなことあってさ、っていう話をへえーって聞いてる感じ。
    「素人と海」がわかりやすくて面白い。好き。あと痛覚の話の日記が、印象的。確かになって。

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    2015年08月14日
  • 1月と7月 第3号

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    全体的に何がしたいかわからなかった本。

    一冊の雑誌でこうまでバラバラの雰囲気になるものなのかと思いましたが、そこはあとがきに「少しずつ親交を深めさせていただいた作家の皆様と〜」とあったので、そういうスタンスで作られたんだと、まあ納得。

    ただ、たまにこれはBLなのかと「?」が浮かぶ作品もあったりして、素朴な作品を集めたのかと思いきや、よく見かけるような普通のBLも載っていて、結局どういう雑誌なのだろうとスタンダードを探り探りで読んでいると、結果的にどれも食いあぐねてしまうような構成。

    どの作品も単体では読めるのですが、こうまとめられてしまうと読みづらい。

    ところで紙の質感と活字、奥付あた

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    2015年08月10日
  • 枕魚

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    【世界はそんなに美しくはない、汚くもない】

    panpanyaさんの言葉は絵と同じくらい美しい。色気があると僕は思う。些細な事。だけど、とても大切に言葉を選んでいる。選ばれた言葉はとても嬉しそうだ。

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    2015年04月30日