【感想・ネタバレ】蟹に誘われてのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

立ち寄った書店で店員さんの熱い紹介pop付きで展開されており試しに購入。

これは大好き!出会えてよかった。


カニだ‼︎
オロコッパーヘンデルモルゲン
言ってるだけだよー←好き
どひゃー!なんじゃこりゃ
しくしく
パイナップル男
方彷の呆←大好き
冷凍エビ食わんなー←好き
decoy
こいのぼり
TAKUAN←好き
神戸にある○○公園
とれた とれた
犬が散歩している←好き
あっホタルイカだ
せっせ せっせ せっせ←好き
イルカでもわかる!リーマン予想


5刷
2021.3.27

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2021年03月27日

Posted by ブクログ

日常と非日常の狭間に迷い込んで半身がどちらにも行き来しているような幻惑的な感じ、シュールといえばそうなのかもしれないしつげ義春作品を読んだ時に感じるものにも近しい。読んでてああ、これ大好きだって思ったし、マンガというか絵で表現するからこその湾曲した世界だとか鯉のぼりが気になるとかそういうものが意識的に表現されているように思った。

書店で装丁とタイトルに惹かれてまったく予備知識なく読んだけどやっぱり当たってた。

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2014年04月24日

Posted by ブクログ

世界をあるがままではなく細部を覗いてそこから生み出す漫画なのだと思った。非日常と日常が混ざり合い不思議な雰囲気を醸し出している。ユニークで登場人物が可愛い。

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

■蟹に誘われて (2014年4月、以後すべて白泉社)2冊目
カニに誘われて
わからなかった思い出
魚の話
innovation
地獄
パイナップルをご存知ない
池があらわれた話
方彷の呆
大山椒魚事件
decoy
気味
TAKUAN DREAM
二〇一四年一月三一日の夢
甲斐
不穏な日

THE PERFECT SUNDAY
計算機のこころ

短編と中編がいい具合に混ぜ合わされている。
気づきを描く短編と、気づきが連続することで日常がぐにゃる中編と。
85ページの「バス停/などない」という張り紙が怖い。

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2021年03月01日

Posted by ブクログ

『グヤバノ・ホリデー』『枕魚』そしてこれ、3冊読んだ。
個人的には『枕魚』ダントツ。
これもいいけど『枕魚』に比べるとちょっと薄味だった。いや、これも十分名作で、『枕魚』を読んでなければ、傑作!と思ったと思う。
でも、絵柄も内容もすごく好きだ。 「魚の話」「innovation」「方彷の呆」「計算機のこころ」
『グヤバノ・ホリデー』にも宿題が終わらない話があったけど、宿題片付けマシーンがあったらいいのに、という大抵の宿題嫌いな子どもなら考えるアイデアを、このように大人になってから不思議なマンガに昇華させるのも才能だなあ。
山椒魚可愛かった。
読んで面白いだけでなく、絵の技術も素晴らしいし、他の本もそうだったが、カバーを外すと別の表紙があって、ブックデザインも凝っている。これで1000円は安いと思うなあ。

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2020年11月22日

Posted by ブクログ

表紙の文が小説的で気に入りました。
現実のようで現実ではない何処かズレている世界観が素敵。
シンプルに描かれる登場人物やリアルで不思議な背景は読んでいると物語に引き込れる。
各話の後に著者の現実世界で感じたことが書かれているが私も昔同じようなことを考えたなと思いちょっと親近感が湧いた。
他の単行本も読んでみたい。
ちなみに短編集だが全てが魚介類の話というわけではない。

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2020年07月20日

購入済み

登場人物たちのゆるいタッチと、背景の緻密な描き込みのコンビネーションが最高な一作。
他の人も書いているように、夢の中のような、妙にリアリティのある幻想郷に迷い込んだような感覚が味わえる。
決してホラー漫画ではないが、不気味で薄ら寒くなるような瞬間もあった。
おススメです。

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2019年11月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フェアで店頭にあった試し読み冊子を見て購入

表題の「蟹に誘われて」が短いながらあまりにインパクトがある。
書き込まれた背景に対しやたらふわふわした人物たち。なんだか色々とオカシイのにそれを当たり前で通す世界観。

雑記の「気配」と「細分」にあるように「過去と客観」はハッキリしているけれど、「現在と主観」はふわふわしている様を表しているように思える。

知ってそうで知らないこと、わかってるつもりでわかっていないこと
ぼんやりと、しかし確実に世界観に引き込まれていく。

特に印象に残ったperfect Sundayは、準備・前日の無限の可能性の中の決して実現しないが、必ず存在する理想に対する期待と高揚感から
取り返しのつかない後悔と絶望感に叩き落としてからのあの気持ちの良いラストに着地させた傑作。

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2019年10月25日

Posted by ブクログ

不思議な世界観!!
すごくすきだーーー

"THE PERFECT SUNDAY"
が好きだなあ。
明日は日曜日。
どんな最高の日曜日にしようかな〜。

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2018年07月14日

Posted by ブクログ

『足摺り水族館』を読んでからこちらを読んだけど、好きだなー!こっちのが好きだ。
表題作の「カニに誘われて」の「買う」のコマが無性に好きだし、「innovation」でのししおどしの活躍も愛おしいし、「方彷の呆」の「バス停などない」には怯えたけど幽霊かわゆすぎるし、「池があらわれた話」「TAKUAN DREAM」「THE PERFECT SUNDAY」とかなんか好きだし、表紙の帯めくったとこにある文章…「カニに誘われて」の導入みたいな文章…の書き方、文体、が好き。そう、文体が好き。じゃあもうしょうがないなこれ、好きだ。

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2015年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『君は小さな宝物を大きな部屋に仕舞い込むのか』

ガラクタはおもちゃ箱には入れないのかもしれない。いずれ、おもちゃ箱事忘れ去られてしまうの
だろう。思い返せば蟹は生き物である。君は血を吸って生きてる。僕はコンクリートに寝そべって空を仰ぐ。

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2016年04月29日

Posted by ブクログ

タイトルと表紙に惹かれて購入。
漫画で読むのにこんなに苦戦したのは初めて。
良い意味で1回読んだだけでは「よくわからない」(何回か繰り返して読んでるけど、やっぱり作者のセンスがすごすぎて全部は理解できてないのが悔しい)

漫画もだけど、話と話の間に添えられている文章がたまらなく好き。
こういうセンスの文章が書けるようになったらきっと楽しい。

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2015年02月01日

Posted by ブクログ

独特な空気を楽しむ作品。

ほぼ落書きな主人公や人々に魚眼風に書き込まれた背景と意図を探したくなるが、あまり考えず世界観を触れるのがいいかと。
名作文庫本風な表装も痺れる。

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2014年05月13日

Posted by ブクログ

"「タクアン。
プラモデルみたいな箱だな」
「プラモデルなんだよ…」
「わっ…ほんとだ どうしたんだよこんなもん…」"[p.144_TAKUAN DREAM]

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2016年12月19日

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