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Posted by ブクログ 2022年04月09日
これはいい!めちゃくちゃいい。
日常に根差しながらもほんの少し奇妙で幻惑的で、panpanya先生ならではのアイロニカルな空気を堪能出来る作品集。
22篇収録。
まず目を惹いたのは〈地下行脚〉。発表2009年と収録されている他の作品と比べ際立って古い方の作品。
いつものおかっぱの女の子が表情...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月22日
『グヤバノ・ホリデー』が良かったので、これも急いで買ってきた。
もう、魂持ってかれた。グヤバノより、良かった。
ちょっとつげ義春の名作(「ねじ式」「李さん一家」あたりの)に似ているところもある。不穏な雰囲気、真剣なのに間が抜けた感じ、でもあそこまでじっとりと陰湿な感じはしない。
日常と地続きの異世界...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月17日
panpanyaさんの単行本は「物」としての魅力が高く、この新刊は特に素晴らしい(表紙カバーを外して棚に並べておきたい本なんて初めてだ)。
変な街をてくてく歩く。オチはあったりなかったり。こういう漫画しか読めない気分っていう日が確かにある。
あと今さらだけどこの子、女の子だったのか。ボブヘアーの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月03日
panpanya先生の新刊短編集。だいたい今までのとそう変わりはないし「足摺り水族館」のとき受けた衝撃ももうないが、むしろそのことによる安定感が心地よさを与えている。
日常をみつめる視線を少しだけ角度を変えてみよう。世界はこんなにも曖昧だ。
あと案外ぶあつくて日記まで併収されていてわりとボリュームが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月02日
足摺り水族館、蟹に誘われて、に続く、楽園からの三作品目で、全部独立したお話を集めただけで表題はその中の一つの(最後の)タイトル。panpanyaさん描く漫画は秀逸なストーリーと、妄想でよくもまあこんなのが描けるものだと感心するような背景の、2つだと思ってて、ちょっとなんか、前作に比べるとそのストーリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月11日
"早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。
新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。
ぜひ食してみたいのです!
入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚]
な、何が何だか……と思いながら読み終えた。
歩く方向に依ってとて...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月14日
すごくいい!と言えるほど自分は感性豊か?じゃないけど……
すごく独特で、終始ムムム顔で読んだ。どの話もでかいオチがついてるわけでもなく、「はあ、なるほど……」みたいなふんわりした感想しか出てこなかった。でもどことなく気味悪かったりなんとなく懐かしかったりする。初めての感覚。
ひとの話を聞いてる感じに...続きを読む
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