あらすじ
表題作はじめ「制御に関する考察」「通学路のたしなみ」「かくれんぼの心得」「担いだ縁起」等、著者ならではの描写が輝く19篇。日記も併収。
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Posted by ブクログ
「かくれんぼの心得」はほんとに考え方にハッとさせられた
それからというものの「季節の過ごし方」はなんか昔ちらっと同じようなこと考えたことあったな〜とか「担いだ縁起」はシュールすぎるけどおもしろいな〜とかどの短編をとっても考え方が斜め上をいっている
こんな考え方日頃からできていたらめちゃめちゃ羨ましいと思うくらい
ほかの短編も集めよう
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とても居心地のいい本だった。心地良いとは違う、読んでいるとどこか安心できる感覚。
「かくれんぼの心得」で主人公の女の子が優れた隠れ場所を発見するのだけど、女の子があそこにいる時の感覚と同じかもしれない。この作品に身をゆだねている時のなんとも言えない安心感は。
これから先なんどもこの本を開きたくなるときが来るだろうな。おそらくは現実から逃げたくなった時とか、自分や他人の感情に嫌気がさした時など。
そういう時、この物語たちは拒むことも無理に包み込むこともせずに、ただ変わらずここにあり続けてくれて、一時的ではあるけれど自分はそれに救われるのだろうな。
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いつもどおり。
やはり今回も海や魚が題材にされたものが多く、表題も収録話から。
毎度のことながら装丁が凝られてるので紙で手に入れないといけない。
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panpanya作品やっぱり最高! 「二匹目の金魚」が特に好き。屋台の巣がある地下に降りていくところとか相変わらず好きな感じ。「春の導き」もいい。みんなが並ぶ列に同じようにならんで虹色のビニールシートを買う。意味もわからず公園へいくと友人がいて、隣にシートをひく。きっと色とりどりできれいだろうと思う。「かくれんぼの心得」もよい。いいかくれ場所を見つけてもそこから出たらその場所はもう使えなくなる。哲学的やなぁと思う。panpanya作品は日常を描いていてもそこはワタシのいるこの世界とはすこーしだけ違うように思えるのがいい。感じ方が違うだけなのかもしれないけど。
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作っていた町の完成形?電柱を埋める前あたりの景色が前回読んだ本で見た気がしてお!となった。許可が結構好き。
人の頭を覗き見させて貰ってるような感覚がやっぱり心地良い。
確かにこれは紙で読むべき漫画なのかも
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panpanya四冊目
かくれんぼ講習会の奥深さ
お守りのご利益
リヤカーのせいで、帰れない町
シンプルアニマルは、飼ってみたい
縁日の金魚育ちすぎ
今回は日常感が多め
ひとつ発見!カバー外したら懐かしいと思われるガラス窓柄!美しい!もしや他の本も?
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なんばにスタンダードブックストアがあった時に買って積読してたやつ、やっと読んだ
ちょっとわかるな思考とかちょっと不思議な雰囲気めっちゃ好きやった
あと紙がいい
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ちょっとしたことからどんどん物語が膨らんでいく、凄い。
この著者の本を読むと日常の些細な事でも気になってくるような気がする。
私の町で夕方に流れている曲は何という曲なんだろうか。
カバー裏の窓ガラスと似たようなのをどこかで見たことがあるが思い出せない。
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■二匹目の金魚 (2018年1月)5冊目
メロディ
制御についての考察
かくれんぼの心得
冥利
季節の過ごし方
通学路のたしなみ
引き金
小物入れの世界
担いだ縁起
今年を振り返って
知恵
開発
遥かな手紙
許可
春の導き
真偽
シンプルアニマル
二匹目の金魚
海の閉じ方
作者にとっては5作目の単行本。
私にとっては「足摺り水族館」に続く2冊目。
いやー……一言で感想など書けないくらい、よき。
緻密な背景。観念的な思考。結構工学的というか理屈っぽいところも。
とにかく、よきかな。
Posted by ブクログ
初めてのpanpanya作品。ノスタルジーから段々と迷宮へ…怪しいな?と思いながらも歩を進めているような読書感覚。
[担いだ縁起]では「まごころ込めて祈祷中❗」のアレ見た瞬間、心のなかでブハッて吹いた。
Posted by ブクログ
「春の導き」「海の閉じ方」好きだなあ。あとはリヤカーの話、お守りの話もいいけど、やっぱり一番は表題作の「二匹目の金魚」かな。
屋台の巣に行ってみたい。
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岩波データサイエンスの漫画が素敵だったので購入してみた
岩波DS寄りにしてくれていたのか、本書の感じはちょっとイマイチだった
期待感が高すぎてしまったか