高橋慶太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2012年春にアニメ化され、第一部が絶賛のうちに幕を閉じ、今年10月からの第二部完結編が待望されている本作です。
あらすじにもある通り、この漫画は武器商人ココとその私兵8名、そして新参としてココの部隊に加入した、武器を憎む少年兵のヨナを中心として、世界各地で兵器ビジネスをしながらその先で起こる様々な出来事を描いていく作品になります。
とりあえず見所は三つあります。
まず第一の見所はなんといってもガンアクションです。
まぁ、ココは武器商人ですから常にあらゆる勢力から命を狙われています。
ですので、私兵部隊に警護されながら共に世界中をビジネスしているわけなのですが、まぁーその私兵部隊の強いこと強いこと(笑)
これはもうチートってレベルじゃねーです…。
相手が弱いとかそんな陳腐な理由じゃなくて、ココ達の私兵が強すぎます。
しかも、武器商人の私兵ですから、使ってる武器も最新、そりゃー無双状態にもなりますよ。
まぁ、漫画特有の「なんで弾に当たらないの?」は置いといても、ココ達が銃撃戦やそれに伴う頭脳戦で敵をザクザク倒していくのはとても気持ちがいいモノです。
もちろん、時には裏をかかれて追いつめられたりもしますけど…。
第二の見所は、武器ビジネスの面白さです。
ココは正式な年齢は開示されてないと思いますが、まぁ二十歳そこそこの女商人です。
武器ビジネス界ではそれはとても珍しいことなんでしょうが、ココは生まれたときから父親(世界有数の海運会社HCLIの社長)に武器商人になることを前提に教育されてきていますので、その道ではトップクラスの実力を持っています。
そのココ達が世界各国で熟練の武器商人達と取引していく様はまさに頭脳戦といっても過言ではありません。
第三の見所は各キャラクターの魅力が素晴らしいことです。
ココは武器商人としては一流ですが、中身は年相応の女の子です。
しかし酒を飲むと裸になって暴れるとか、仕事をしている時のココからは想像もつかないヤンチャぷりを垣間見ることが出来ます。
そして、元少年兵として私兵に加入したヨナはたぶんまだ中学生くらいの年齢だと思います。
武器を持たせると冷酷にターゲットを沈黙させていきますが、時たま子供らしい姿を見ることが出来ます。
例えば子供の頃から少年兵として訓練されていいたために、学校に通っていないヨナはココから勉強することを命じられているのですが、勉強嫌いのヨナはあの手この手を使って各科目の教師となっている私兵メンバーから逃亡します。
その他私兵のメンバーも個性豊かなキャラで、読み進めていくうちに彼らのバックグラウンドも徐々に明らかになっていきますので、そこもお楽しみに!
全11巻、あっという間の物語です。
アニメ二期完結編は今年10月からということですので、今のうちに予習しときましょー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ武器商人ココとそれを守る小隊の話。
いい味出てます。
個人的に『バルメ』大好きです…
4巻目で皆の息が合ってきている感じがする。
毎回Lastの『ムンムンガンド』はサイコーに笑えます。4巻Lastのヨナは何処へ??
ヨナが振り回されるシーンから始まる5巻。
とりあえずココとバルメの水着は ス・テ・キ♪
バルメの後を追ってきたヨナ。
6巻で真相判明。過去との決着をつけてココのトコロに。
バルメのお話のため非常に気に入ってます。
6巻Lastで違うお話が入ってきてます。どう動いていくのか?
と思っていたら7巻でアールがぁぁぁぁ!
CIA、ついにでてきましたよ…
8巻でトージョとその古巣の対決。古巣を壊滅させるココは流石。
ソロモン諸島海域で衛星発射。
9巻でワイリの昔話暴露。ヤバし『爆発魔』ワイリ。
後半では南との昔話もあり。
ヨナはますますココが不審でもある。
10巻でココの考えが明らかに。
ココはエレナ博士と『ラビットフット』ことレイラ博士を拉致。
南アフリカにて『ヨルムンガンド』の正式発表。
ココの考えは『人間と軍事を切り離すこと』。
その中でヨナは 今死ぬ人は何人だ と問いココに銃を向ける。
ヨナは誰も死なせたくないんだと思うけど・・・
lastの11巻で、ヨナはココの考えについて行けずにキャスパーと行動を共に
そして2年が過ぎて、ヨナはキャスパーの下を去り、再度ココと行動を共にする。
ココはヨナが帰って来るのを待って、『ヨルムンガンド』を発動させる。
ヨナはココを守る為に旅をする。
空を閉鎖される世界。
戦争が無くなるか、無くならないのか?
それは『ご想像にお任せ』って終わりかた、マンガでは久し振り。
今後も世界中渡って引っ掻き回すんだろうけど・・・
ココの『知るか!!未来のコトなんて!!』にはスカッとした。
ちなみに。
『アニメ化』しております。 -
Posted by ブクログ
うーん……そうかこういう終わりか。なるほどこれは非常に賛否の分かれそうな閉幕。うーー…ん………なんとも言えない。こりゃどう評価すればいいんだろう。
この作品はこれまで基本的にひとつひとつの話にサクッとした、分かりやすいオチがついてきていた。武器商人ココの歩く道に現れる敵、そしてそれを迎え撃つココ。勝つのは一体どちらか。端的に言えば話の根幹はそこにあったからだ。
でも最終章は少々違う。ココの周りに敵はいない。いるのは世界の変革を求めたココだけ。大げさな言い方をすればココの最後の敵は世界のそのもの、つまり「武器」だったのかもしれない。
多分これを読み終えた人が最初に思ったのはココは正しいのか間違っているのか、その行為は善なのか悪なのかということだと思う。なぜならこれまでこの作品の中でココは善ではないにしろ、間違った存在としては描かれていなかったからだ。そこにきて最後の最後で世界の平和の為に70万人の命を殺そうとしたココに、ある意味ギャップをみたいなものも感じてしまった。
ここまで考えて僕は思った。世界平和か70万の命か。そんな問いはもはや一人の人間の答えられるレベルではないと思う。ただココは前者を選んだ。金、地位、情報、そして量子コンピューターという「力」を手に入れたココはその力で世界や平和にすることを目論んだ。
この漫画はそれに対する答えは提示していない。あくまで世界を変革するほどの力を得たココが最後にとった選択を描いているだけだ。そういう意味ではある意味この漫画にオチはないのかもしれない。結局スイッチは押されてしまった。ヨルムンガンドは発動する。ココは人類から戦争を根こそぎにすることができたのか。それともできなかったのかどうやらそれはまた別の話。
終わり方については、まあ……なくはない、これはこれでアリだと思う。ただこの漫画の今までの雰囲気からもっとバーン!!とした荒唐無稽な終わり方もできた気はするし、個人的はそちらの方が良かった気もする。だから「ああ、この作者はこういう終わらせ方を選択したんだな。」という感じ。
とにもかくにも非常に面白い作品であったことは間違いない。長い間お疲れ様でした!!