赤石路代のレビュー一覧
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政府組織GAH(グリーンエンジェルホーム)が危険視する、埼玉の”空飛ぶ人間”=少年・浅羽寅彦。
彼に会うため、上野動物園へと向かった、まりもとリン。だが、寅彦が、猛獣の檻の中に転落した子どもを救うため多くの人の前で空を飛んでしまったことから、動物園が大混乱となる。
そんな中、寅彦となんとか出会えたまりもとリンだが・・・!?
巧妙な敵の罠が仕掛けられる中、集結するクローバーウイルス感染者=”特殊能力を持った子ども達”。
すさまじい攻防が、いよいよ始まる・・・!?
そして、表の顔は、きぐるみアイドル”ころにゃんたま”の中の人のホカリちゃんの、隠された裏の顔がついに明らかにーーー!?
ますます -
Posted by ブクログ
エンジェル・トランペット4巻と同日発売。
エントラと同じ世界と言うこの作品。
震災を契機にした作品であるので、できれば作られなければよかった
とも言える作品集です。
最初の作品「桜ノ木ノ下デ」は、赤石ファンなら
その日は金曜日という結構人気の高い作品を彷彿とさせるかもしれません。
2個目の作品「風ガ来タ午後」は、
なぜこんな服装?世界?
と思いましたが、あとがきを見て納得。
多くの種類の動物が、置き去りにされているんですね。
最後の作品、表題作「海ヘト続ク地図ニ無イ道」は、
赤石先生のツイッターをみていたら、こういう作品ができるだろうな、と予感できるものでした。
地図はなくとも、公式書 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻。
時代は第二次世界大戦で、日本に戻ってきたありあ。
夏王も通訳として出兵し、サイパンに飛ばされたあたりで、なんとなく予想は付きましたけど、やっぱり消息不明。
で、時間が経って戻っては来ましたけど、なんか唐突過ぎるなあと。ありあの元に戻るまでにいろんな人が騒ぎそうなんですけど・・・。ありあの見せた幻じゃなくて、本当に帰ってきたのかが気になりました。
2011年の話は、震災があったから描いたのだと思うのですけど、あれはいらなかったなぁと。あんな未来の話じゃなくて、「暁のバラ」をちゃんと終わらせるとこまで描いて欲しかったです。
途中まではよかったのに、なんかもやもやした終わり方になりま -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ネタバレ第三部。いきなり蘭夏っていう子が出てきて、あれ?っと思って、12巻を読み直し。あ、12巻から10年後の話になってて、蘭夏は夏王をありあの子供なんですね、と理解しました。
時代は昭和の第二次世界大戦直前。
黄金時代のハリウッドが出てきて、なんか聞き覚えのある人達の名前もチラホラでてきてます。
ヨーロッパ、アメリカ、日本、中国といろいろなところにできた友人達もからみ、次巻の予告をみても、これから戦時中の話になってきて、こういう芸術は大変になってくるんだろうなって予想です。
第二次世界大戦となると、どうしても「アルペンローゼ」が思い出されてきますけど、またありあと夏王は離ればなれですかね。