吉田秋生のレビュー一覧

  • 海街diary 5 群青

    Posted by ブクログ

    鎌倉を舞台にした吉田秋生のやさしいマンガ。やっぱり、小学校、中学校、高校と過ごした自分にとっての最大の舞台でもある場所。いろんなことがあったなあと懐かしく思うけれど、結構みんな地元に戻っているのが驚きだ。少女マンガだけれど、少しずつ成長していく中で起こる出来事達が、主人公を苦しく悩ませる。人生は誰かをふんわりとやさしく、幸せにするものでありたいと思いつつ。

    0
    2013年09月28日
  • 海街diary 4 帰れないふたり

    Posted by ブクログ

    4姉妹をめぐる話。
    最初の父親の葬式の話は長女がカッコよくて、4女が不憫で泣いた。

    2女と3女のノリが苦手なのでちょっとだけ読みづらい。
    途中から4女がメインの話に切り替わっていくので読みやすくなる。
    中学生の話。

    昔の「バナナフィッシュ」などに比べると惹き付けるものは弱いかな~と思った。
    ただこの人の作品は読み進めていくとハマっていくタイプな気もするのでもう少し読んでみようかな。

    0
    2013年08月05日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほとんどの作品には、人生のうちで読むべき旬があるように思う。幼い頃に読むべき本、思春期に入って読むべき本、成年後に読むべき本、老年に入って読むべき本……。この作品は、珍しく読むタイミングを選ばない本なのではないかな。青春時代に読んで自分を重ねてもよいし、成年後に過ぎ去った時代を思い出しながら読むのもよいんだろう。懐かしい気持ちになった。吉田秋生の作品はハズレが少ないけど、その中でもこれは名作だ。

    元ネタの櫻の園を読んでいないのだけど、読んでいたらもっとこの作品を楽しめたんだろうな。

    0
    2013年05月27日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    舞台は女子校だけどそれぞれの悩みや葛藤は女子校だからと言うことでもない感じ。10代の危なかっしさとかズルさとか不器用さとか。

    0
    2013年04月10日
  • ラヴァーズ・キス 1

    Posted by ブクログ

    鎌倉の高校を舞台とした男女6人の同性愛を含む、ラブストーリー。江ノ島のデートシーンが楽しかった。まぁ、大好きな人もいると思うけど、個人的にはボーイズラブは苦手。

    0
    2013年03月14日
  • 吉田秋生-夜明け-

    Posted by ブクログ

    「BANANA FISH」、「海街diary」で知られる吉田秋生のこれまでの短編と別冊インタビューが収められたボックス。

    棒高跳びで記録に挑戦する高校生と、彼の姿を必死に写真に収めようとする美大生の交流を描いた「Fly boy ,in the sky」が感動的。後から、スポーツノンフィクションの傑作『スローカーブをもう一球』に収められた「ポール・ヴォルター」に影響を受けたものだと知って納得。

    0
    2013年02月10日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    私、この手の悩みって通ってこなかったのかしら。これがピンと来ない自分を分析したい。
    女子校ストーリーよりも、最後の夫婦物語の方がぐっときた。

    0
    2011年05月09日
  • ラヴァーズ・キス 1

    Posted by ブクログ

    鎌倉の県立高校に通う少女たち・少年たちの熱い日々。そして、その彼女たちの揺れ動く青春を、キスをめぐるドラマを通じて描くラブロマン。

    0
    2011年12月22日
  • イヴの眠り 1

    Posted by ブクログ

    YASHAの後日譚。

    不思議あ能力を持つ少女の
    母はあの人。
    義理の父はあの人。
    本当の父はあの人。

    0
    2010年12月22日
  • BANANA FISH 20

    Posted by ブクログ

    Fry Boy,in the Skyは、短編の名作中の名作。クライマックスのポスター見開きには唸らずにはいられない。そういえば、ララで読んだこれ。出版社をまたいだ、コラボ?
    光の庭は、何度読んでも泣ける。
    なんて盛り上げるの、うまいんだー

    0
    2010年08月05日
  • イヴの眠り 1

    Posted by ブクログ

    YASHAからリンクするこの連載。
    天才美形主人公は健在(笑)さすが吉田秋生さん。

    でも吉田秋生ファンとしては終わりが納得できない。
    ありなの?ここでのっとるのはありなの?
    行きづまったんかなあって思ってしまいました。

    0
    2010年07月06日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    「あたしは彼女たちを嫌うのやめました
    不平不満もほどほどにしようと思うし
    あいかわらず道草はやめられないけど
    なんたってあたしには気の合う女友だちがいて大好きな男の子がいて
    それだけでなんか世の中楽しくなるような気がするんです」

    0
    2010年03月30日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    チェーホフの「桜の園」をしっかり読んだので、再読。
    映画にもなった作品で興味深く、購入していた。
    何度目かになるが、今回は戯曲「桜の園」と絡めた視点で読んでみた。

    シチュエーション的に学校自体が「桜の園」なわけだが、それが売りに出されるわけでも無い。
    ただ、桜にかこまれた女子校に「桜の園」を上演する伝統がある、という設定だけのように見えるが、勝手にこじつけてみる。

    今作品は、女性の少女から大人への変化を描いている。
    大人になってしまう事への罪悪が、とても的を得ていて、凄いなぁと関心してしまった。
    私自身が強く感じてきた事なので、多くの女性が感じている事に驚いた。
    繊細な描き方に関心する。

    0
    2010年02月03日
  • イヴの眠り 1

    Posted by ブクログ

    「YASHS-夜叉-」の続編

    どんなんでも、この世界に再び触れられることが素晴らしい。

    タイトルの意味が最後に分かる。
    そこが本当に良い。
    この最後を書くために続編出したんじゃないかというくらい

    0
    2009年10月07日
  • ラヴァーズ・キス 1

    Posted by ブクログ

    友人から借りた本です。
    切ない感じ、そう思いました。
    なんかうまくいえないのですが。
    とにかく、とてもおもしろかったです!

    0
    2009年10月13日
  • 吉祥天女 1

    Posted by ブクログ

    今は手元にないマンガ。
    全4巻だったかな。オンナって怖いなぁと思った本。
    初めて読んだの小学生の頃だったかも。。。

    0
    2009年10月04日
  • 櫻の園

    Posted by ブクログ

    アツコ、すぎやま、由布子、知世子。
    少女から大人の女性へと変わっていく物語。
    感情だけが支配する場所、夫を持たない王女たちだけの国。

    未だに彼女らの不安のようなものを感じて生きてる自分。
    この国はすごい心地がいい。
    ・・・一種のネバーランドかね、もしかしたら。

    吉田秋生ということで、Book1stにていつだったか購入。

    0
    2009年10月04日
  • 吉祥天女 2

    Posted by ブクログ

    わたしはねぇ怒ってるのよ涼くん…

    え?

    わたしが生まれてきたことにもわたしの周りの人たちにも…わたしをとりまくすべてのことに わたしは腹を立てているのよ
    呪ってると言ってもいいわ… その感情があるからわたしはこうして足をふまえていられるのよ

    0
    2009年10月04日
  • 十三夜荘奇談

    Posted by ブクログ

    この人は本当に詩みたいな漫画を書くなあ。上手くいえないんだけど、皆が同じにはなれないってことは常識なんて意味なんじゃないかと思わせるような、おとぎ話みたいでひんやり冷たいんだけどすごくやさしいんだよなあ。かっこいい。

    0
    2010年02月16日
  • 夢の園

    Posted by ブクログ

    これに収録されてる「ジュリエットの海」に、読んだ当時ものすごく感動しました。
    今でも短編ながら、吉田作品で1、2を争う好き具合。
    文庫版「夢みる頃〜」にも収録されてます

    0
    2009年10月04日