せなけいこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ねないこだれだ」、「いやだいやだ」や、めがねうさぎで有名な絵本作家せなけいこの自叙伝的絵本。19歳の頃、画業で身を立てるべく実家を飛び出してから18年、自分の息子、娘の読み聞かせ用に作っていた自作の絵本が、ふとしたきっかけで出版され、サンケイ児童出版文化賞を受賞したことで一気に人気作家の仲間入りをした。
いかにも昭和一桁生まれらしい、ものを大切にする人で、それが後作においてもうさぎの服に同じ柄を使うことを可能にし、著者のアイコンとも言える柄となったという逸話は面白い。
お兄さんが妹を「いい子にしてないと、またママに本にされちゃいますよ!」と言って叱る家は、きっと楽しい家に違いない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思っていたのと全然違うストーリー展開の本。何か勝手にいい話系の本だと思って読み始めたのでちょっとびっくり。
日本の方が書かれたの?と表紙を見返してしまいました。
内容はファンタジー、展開はシュール。
まず表紙の女の子が寝袋風の物にくるまれてどうも雪原のど真ん中で寝てるらしい、という状況が大変気になります。
でもタイトルが「星のひとみ」だし、雪原でキャンプして満天の星空を眺めてきれいだったというような話を想像してしまいました。女の子の目の色が独特…と思っていたらまさしく「星のひとみ」の話だった!
絵が素敵ですね。ちょっと怖い話なのだけれども何だか何度も読み返したくなる不思議な魅力のあるお話で -
Posted by ブクログ
せなさんの切り絵は、子供たちに親しみやすさを憶えさせる独特の風合いを持っている。
この本も、切り絵の効果と言い、構図の巧みさと言い、完成度は高い。
あと、一つ言えることは、この本もそうだが、せなさんの書く物語は、結構、悪意や無頓着、意地悪などネガティブな心の要素も必ず入っている。子どもにおもねっていない。『ぐりとぐら』のような子どもへのサービス精神は無いのである。その意味では、子どもに対決を迫っている部分もある。
蛇足だが、実はご本人と一度、ビールを飲みながら、話したことがある。話題は、彼女の師匠であった武井武雄をはじめ、北畠八穂、いわさきちひろについてだった。もうご高齢だが、結構 -
Posted by ブクログ
おばけもののお話が大好きなSHUNさん。
本屋で探す本は必ずと言っていいくらい
お化けか電車かバス。。。
7月にでたばかりのめがねうさぎの新シリーズらしいです。
白いお化けがうさこ達の話を聞いて、うみぼうずになって
おどろかそうとして、うみぼうずに泳ぎの特訓を受けたり
海坊主に白くてはだめ!黒じゃなきゃ!と言われ、
自分の身体を黒く塗ったり、毛糸で黒の服を作ったり。
驚かす事にここまで一生懸命になれるとは、おばけも大変だな~と
思いながら読んでいます。
最後は、お化けがかわいそう~と子供といっています。
でも、オチはこ~なんだ~とクスっと笑えるお話です。