デボラ・インストールのレビュー一覧

  • ロボット・イン・ザ・ファミリー

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    もともと人間の主役のベンが人付き合いが苦手なタイプではあったが、発達障害や家族、隣人間のつきあいづらさがストーリーの中心にきてしまった。
    ちょっと好みが別れるかなあ。
    こう、スパッと割りきれる展開が嬉しいけれど。人間関係はややこしいものだし。これでもそうとうに割りきった方かもしれない。
    ところで、ロボットのタングが見せるという、そんなことも分からないなんてバカなの、の眼を見てみたい。

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    2020年09月27日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    デボラ・インストールのロボット・イン・ザ・スクールを読みました。

    ダメ男の獣医師ベンと法廷弁護士のエイミー、二人の娘のボニー、そしてレトロな箱形ロボットのタング、卵形ロボットのジャスミンのイギリスでの生活を描いた物語でした。

    ボニーが学校に行く年齢になって通学の準備をしているとタングも学校に行きたいと言い出します。
    ベンとエイミーは学校と掛け合ってタングが学校に行けるようにします。

    ところが、タングは学校で人気者になった一方、ボニーは学校の生活になじめないようです。
    ベンとエイミーはボニーとタングの学校の生活がうまく行くようにしようとするのですが、、、

    物語の後半では事件が起きて家族は

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    2020年09月27日
  • ロボット・イン・ザ・ファミリー

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    ネタバレ

    「ロボット・イン・ザ・××」シリーズ4作目
    これまでの3巻は、タングをメインとした子育てに奮闘する家族の物語だったが、今回は、5歳の娘のポニーがメイン。
    重たいテーマではあるが、娘が他人と違うことを両親が苦悩しながらも受け入れる過程に、心動かされた。

    同調圧力が強くなっている現在、「普通」とはいったい何だろうということを考えさせられる。

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    2020年09月20日
  • ロボット・イン・ザ・ファミリー

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    シリーズ4作目。
    自宅前に捨てられていたフランキーと暮らし始めたベン一家ですが、ベンの娘ボニーとタングの関係、ベンの姉ブライオニー一家の騒動、ボニーが抱える問題、そしてフランキーの謎…と、トラブル続出の毎日。

    心あるロボット タングだから感じる寂しさや疎外感、甘えたりいじけて拗ねたり…。落ち着くヒマもないベンとエイミー。
    そんな中、娘ボニーの抱える問題が少しずつ顕著になりだして…
    フランキーの本来の役目は?
    過去の記憶は?
    ラストは温かい気持ちになりました。

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    2020年09月20日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    ボニーとタングの成長、そしてジャスミンの健気さよ…!!
    おれはジャスミンに絶対に幸せになってほしい。

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    2020年09月16日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    シリーズ3作目です。
    これまでの2作が面白かったので、新刊も手に取りましたが、少し今までの2作品とは異なり「重い」印象を受けました。
    もちろん、これまでも”ロボットを育てる”ということについて周囲からの理解が得られなかったり、”子育て”を通してベンとタングが対立することはありましたが、総じて「経験を通して成長する」物語でありました。
    たしかに、本作でも「経験を通して成長する」というあり方そのものは継承されていますが、その経験が「死」や「別れ」といった、タングやポニー(ベンの娘)には理解しづらいものでした。そのためか、子ども→大人への要求というか反応に(子どもたちの年齢から考えれば年相応であるも

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    2020年06月28日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    シリーズ三作目。AI ロボットのタングが可愛い。
    学校に行きたいタング。そして読書会のオフ会に行きたいロボットのジャスミン。ベンとエイミーの子供ボニーの学校のことなど次々と問題が起こる。
    多忙な中、それぞれに思いやりを持ってしっかり向き合う姿はすごいなぁと感じた。
    心温まるお気に入りのシリーズです♪

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    2020年06月28日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    ついにタングが学校に通い始めた。

    ボニーは学校に馴染めないことで悩み、生き物の生き死に、ロボットを人間と区別しないで扱うことに対するベンの悩みなどが描かれていてよかった。

    ジャスミンの女性らしさがより際立った一冊だったなという印象。

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    2020年04月05日
  • ロボット・イン・ザ・ガーデン

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    人ならざるものを「かわいい」「けなげ」と感じる人間の心理を作者は知っていたのかもしれない。というのが私の感想。
    中学校向けにはいいかもしれないけれど、時々、主人公の行動が(既婚なので)少々刺激が強い。読む年齢を選ぶ点で星をちょっと減らす。個人的にはとても好き。

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    2025年10月02日
  • ロボット・イン・ザ・ホスピタル

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    タイトルだけを見て、「あっ、とうとうタングが念願を叶えて病院で働くことになったのね」と思った。
    ある程度までは正しいのだが、医療職としてではなく、カフェの店員。
    タングは中学生に「飛び級」し、アルバイトをするようになったのだ。
    では、なぜ「ホスピタル」なのかというと、それはやたらに登場人物が病院送りになってしまうからで…。

    元ダメ男、今悩める父親のベン。
    このシリーズでは、この人が語り手を務める。
    「今思えば、あの時~していればよかった」というようなパターンの語りが多い。
    久しぶりに読むから気が付いたのか、この巻だけが多いのかわからないが(確かめる気力はない)、ちょっと気になる。

    タングが

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    2025年06月29日
  • ロボット・イン・ザ・ガーデン

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    Audibleにて。
    登場人物が嫌なヤツばかりでイライラ。
    出産のシーンで、破水したのに4時間もお風呂に入るとか、頭が出てくる寸前まで病院に向かわないとか、あり得なくて興ざめ…。
    でもタングは可愛いし、東京やホンダ・シビックも出てきて、楽しめる部分もあった。
    タングにボール遊びをさせようとして、なぜ楽しくないことをしなければいけないのか、と言い返されるところは、いい問題を突いていると思った。

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    2025年01月17日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    親子3人とロボット2体の生活の中でうれしいこと
    悲しいこと、たくさんの出来事が起こったとき、親として、配偶者として、対応力が試される。べんとエイミーは頑張ってると思う。

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    2024年10月29日
  • ロボット・イン・ザ・スクール

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    シリーズ3作目。

    主人公のベンは、獣医師の見習いとして働いている。
    弁護士として活躍する妻エイミーと、娘のボニーを育てている。
    そして、迷い込んできたロボットのタングも。
    前作では、そこにもう一体、ジャスミンというロボットも転がり込んでくる。
    三人と二台(ベンに言わせれば二人)の毎日が描かれる。

    さて、この巻では四歳になったボニーがプレスクールに通い始めたことで、また新たな展開を見せる。
    ボニーは集団生活になじめない。
    人が大好き、好奇心いっぱいのタングは、学校が羨ましくてしかたがない。
    そこで、ベンとエイミーはタングを「生徒」として学校に通わせるよう交渉し、受け入れられる。

    ボニーとタ

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    2024年10月14日
  • ロボット・イン・ザ・ガーデン

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    作品紹介のとおり、中年ダメ男と時代遅れのロボットとの珍道中で新たな場所、人と出会う。2人の友情物語であるが、人は様々な経験をすることで成長し、価値観が変わるきっかけになると思った。

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    2024年09月29日
  • ロボット・イン・ザ・ガーデン

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    (過去にインスタで書いた感想です。)

    長い夜のお供に持ってきた文庫本( ̄。 ̄;)
    酒井駒子の表紙といい、昔ながらのロボットが出てくることといい、惹かれるものがあるのだけど、なかなか読めずにいた(^-^;)
    読もう読もうと本を持ち歩いているうちに、ボロボロになって、何かのシミもできて、まさに物語に出てくるロボット“タング”のようになってしまった(;^_^A
    まぁ、これはこれでいっか(≧∀≦)

    (ここからは別サイトで挙げた映画『TANG』の感想です。)
    数年前にデブラ・インストールの原作を読んでからのタングのファンです♪ヽ(´▽`)/
    いつか映画化されるだろうとは思っていたけれど、まさか舞台が

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    2024年07月10日
  • ロボット・イン・ザ・ハウス

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    前作に続いてロボットたちの反応や行動がとても可愛く癒される。
    ただ結構重要になりそうな、今回の物語の核になりそうな話しかと思ったところが案外あっさりというか一瞬で解決してしまって少し拍子抜けした。

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    2024年06月17日
  • ロボット・イン・ザ・ガーデン

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    前評判通りの可愛らしい冒険物語。

    【全体的にネタバレしなきゃ語れない】
    読んでいる途中で、なんだか既視感を覚えるなあと思ったら、タングの振る舞いがまるっきり幼児のそれなんだよね。もしかしてと作者の経歴を見てみたところ、実際に作者は「お母さん」のようですね。うん、いかにもお母さんが書きそうと納得してしまった。

    中盤までは主人公のベンのだらしなさ、妻のエイミーの冷淡さ、タングとの意思疎通のできなさにちょっとイライラしたけれど、後半で謎が解明されてスッキリ。

    次巻を読むほどハマれないかなと思っていたけれども、後半で一気に印象が変わった。何より、ベンとエイミーが変わったんだと思う。タングのおかげ

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    2024年06月09日
  • ロボット・イン・ザ・ホスピタル

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    1巻目のタングの冒険譚からボニーが生まれてだんだん教育問題に内容が移行していってあまり好きじゃないなーと思ってたけど、ついつい新刊が出ると読んでしまう。
    タングも完璧に可愛いわけじゃなく、どこかしらイライラさせられるし、イギリスの教育制度もよく分からないので、そんなに夢中になっては読めなくなってきた。
    タイトルでホスピタルとあったので、タングは助産師になりたかったのでとうとう病院で働くのかなと思ったら、そういうわけではなく…。
    次回作に期待しよっと。
    ガンダムが出てくると笑った(笑

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    2024年02月21日
  • ロボット・イン・ザ・システム

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    1年に1冊のペースなので
    タングたちの成長録を見ているようだ。
    ええっ!思春期ですか!なタングです。

    今回はシリーズ裏で
    ずっと張られていたらしい伏線の回収巻。
    …いや、そんなのあったんだ。
    まったく気がついてなかったわ。
    ひとりだけ蚊帳の外だったので怒るベン。
    結構ずーっと引きずっているので
    最初のとき、そういえばこんな奴だったなぁ。
    でも守るものも増えたことですし。

    伏線のほうの話的には
    今後どうなってゆくのかな。
    もう巻き込まれたりはしないかな。
    そうじゃなくても「ロボット」として
    成長していくタングのことを見守りたいです。

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    2023年12月19日
  • ロボット・イン・ザ・システム

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    ネタバレ

    思春期のタング。恋や人間的な体への憧れなど悩み多い。
    娘ポニーとの関係にも問題を抱えたベン、今回は天才ポリンジャー博士の登場で問題大発生。チェンバーズ一家に隠されていた秘密もカトウ一家がやってきた事であらわになってくる。タングがどうなっていくのか成長を見守りたい。

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    2023年12月16日