【感想・ネタバレ】ロボット・イン・ザ・ハウスのレビュー

あらすじ

続々重版のぽんこつロボ物語、待望の続編!

AIが日常で活躍する近未来のイギリスを舞台に、妻に出て行かれた30代のダメ男ベンと、イヤイヤ期のぽんこつ男の子ロボット・タングの旅と絆、それぞれの成長を描いた「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。書店からじわじわと評判が広がり、大ヒット作となった友情物語の続編が、いよいよ登場です。
ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが生まれてから9か月。「妹」ができ「良き兄になろう」と奮闘するタング。だけどうまくいかずに癇癪を起こしたり、焼き餅を焼いたり、ベンとケンカしてプチ家出したり……。前作からちょっぴり成長した「お兄ちゃんタング」の可愛さといじらしさが満載。一方、ベンと元妻エイミーの微妙な関係は…?そして一家を脅かす新キャラロボットも登場!
面倒くさくも愛おしい、人間とロボットの「家族」の物語。装画は、前作に引き続き絵本作家の酒井駒子さんの書き下ろしです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『スクール』以降を購入したので再読。
タングの可愛さ満載。ヤキモチを妬きつつも、どんどんお兄ちゃんになっていく様子が可愛らしい。ジャスミンもタングのお姉さんっぽくて(作られた時系列では妹?)ジャスミン、タング、ボニーの三兄妹みたいで愛おしすぎる。
ベンがエイミーとの関係に勇気を出したのが良かった。
次は『スクール』を再読しよう。

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2025年04月11日

Posted by ブクログ

ジャスミンの愛読書がロマンス小説なのが面白い
関係の曖昧な男女と赤ちゃんと男児(?)と少女(?)のいるおうちは大変だ、ということ

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2025年04月06日

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可愛いタングにまた会えた!ベンとエイミー、ボニーファミリーのあったかさが、どんどん賢くなるタング、怪しいロボットのジャスミンも本当の家族にしてくれる。次も読まなきゃ!

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2024年08月23日

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ネタバレ

相変わらずのタングの可愛さ。めちゃくちゃ好き。愛おしすぎる。

登場するキャラクターが全員良すぎる。

最後は泣いた。
心温まりすぎた。

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2023年06月18日

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ネタバレ

すごく可愛くて夢中になって読んでしまった。
お気に入りの本として、全巻そろえて本棚に並べておきたい^_^
しかし、ベンとエイミーはタングとジャスミンにちょっと当たりが強くないか?
納得いかないところもあったんだけど…。
もう少し優しくしてあげてほしい。

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2022年04月16日

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ネタバレ

ベンとタングのドタバタがまた見られて嬉しいです!ベンと暮らすことになったタングに、ボニーという妹が生まれ、ボリンジャーからの新たな刺客ジャスミンも登場。新しい登場人物との関わりの中でも、タングの魅力が周りの人物を和ませ、彼が巻き起こすドタバタは緊迫した状況も忘れてしまうほど。素直で無邪気なタングはロボットと思えないほどに感情豊かで、とてもとても愛らしかったです!心がほっこりしました。

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2022年04月07日

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続編も面白いってのはほんとに嬉しい。
タングが可愛い。愛しい。ベンの優しさを見習いたいです。
表紙、酒井駒子さんなんだ!
このタッチ好きだなーって思ってたけど、そうか、そうなのね。

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2021年12月25日

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ネタバレ

ふたりが元サヤにおさまって良かった!
あと、今回も変わらずタングかわいい。
もうひとつの新たなロボット、ジャスミンもいい子だし、最終的に家族になって良かった。1巻目ほどの冒険感はないけれど(基本は自宅での話がメイン)面白かった。
でもボリンジャーの話はちょっと短かったと思う。

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2021年12月11日

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劇団四季の舞台に感動して読み始めたシリーズ。
やっぱりタングがかわいい!
今回も酒井駒子さんのカバー画がとてもステキ…

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2021年01月21日

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ベンとエイミーの間に娘のボニーが生まれて1年余り。ベント世界を飛び回って2年になるロボット、タングは「ボンニー」ことボニート仲良くなりたい一心であるが、1歳のボニーは、大きなおもちゃとしか見られない毎日である。そんなある日、庭にピカピカの球体にハンガーがたくさん刺さったような浮遊する物体が現れた。物体いわく「ボリンジャーに遣わされ、位置情報を送信するロボット」だという。ロボットの名はジャスミン。

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』でタングと旅をして帰ってきたベン、そして妊娠していたエイミーの話の続編でシリーズ2作目。タングが庭に現れて2年(なぜ1年でないのか?)の月日が流れ、一度は離婚したベンとエイミーに子供が生まれての少しぎくしゃくした夫婦の日常である。

一作目が、ロボットの修理のためにアメリカに飛び、日本に飛び、南の島へ飛びと冒険からの、タングが家族になる話だったのに対して、二作目はその家族を作るための基盤づくりという話である。したがって、あんまりあちこち動かない。一番遠くてスコットランドである。

純粋ですぐにすねるが、人間の子供のような好奇心を持つロボット、タングは、本作では一部を除いてファミリーの一員として動き、序盤と後半はクールなジャスミンが小さなトラブルを引き起こすというコントラストとなっている。一つ一つの章も短いため、大人から子供まで飽きずに読むことができるのも良いところだ。

しかし本作は、子供でも楽しめるものではあるが、家族が家族としてうまく歯車があっていくという部分を楽しみ、タングフィッシュやネコという名の猫がトラブルを引き起こし、それがきっかけで自分の立場を見直すなど、家族を少し引いて見られる大人向けのストーリーと言える。

ちょっと退屈だったという人もいるかも知れないが、次作への助走と考えるとわかりやすいのではないか。

ボンニーちゃんがもう少し走り回ったり、喋ったりし始めるとまた話が広がっていくのだろう。

一部を除いて訳がわかり易く丁寧で、最近の翻訳小説は読みやすくていいですなあ。

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2023年06月06日

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新しいロボット・ジャスミンが登場。
その存在にヒヤヒヤしたけど、最終的にみんながハッピーな未来を予感させるエンディングでホッとした。

1作目に比べて、少しまったりする感じもありましたが、それでも緩急ある続編で楽しかったです。3作目も楽しみ。

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2023年05月07日

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『ロボット・イン・ザ・~』シリーズ第2巻。

獣医を目指すベン、ぽんこつロボットのタング、(元)妻のエイミー、娘のボニーが暮らす家の庭に、またもや謎のロボットが現れた。
黒い球体にハンガーの針金が生えたような姿の〈彼女〉――ジャスミンは、どうやらタングを作ったマッドサイエンティスト・ボリンジャーから遣わされた、招かれざる客のようで……。

妹的存在のボニーが誕生し、お兄ちゃんたろうとするタング。ヤキモチを焼いたり、失敗して癇癪を起こしたりするさまは、まさに「上の子」。
家出して、ディーゼル飲んで酔っぱらっちゃうなど、愛らしい素振りを見せてくれます。

一方、一家を混乱に陥れるジャスミンは、最初は冷淡な機械らしい(?)機械といった印象ですが、実はロマンス小説を嗜んだり、タングの家出に付き合ったりと、ユーモアのある一面が見えてきます。

そして、よりを戻したような戻してないような、微妙な関係のベンとエイミーの行方は。

ツギハギだらけながら、家族の形を模索していく一家を応援したくなる一冊です。

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2022年09月05日

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ベンとタングに加えて新しい仲間のAIロボット
や小さなボニー
温かくて優しい気持ちになれるお話でした。
シリーズにしてくれて本当によかった。
まだまだ見ていたい素敵な家族です。

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2022年08月15日

Posted by ブクログ

タングとベンが帰ってきた!
前作の読後感が良すぎて
2作目がそんなでもなかったら嫌かも…と
グズグズ読むのを引き延ばしていたのですが
ぜんぜん大丈夫だったわ!

エイミーが長女ボニーを産んで
ベンとは同居人のような
微妙な立場で暮らしているところから
物語はふたたびスタート。
いっぱしのお兄ちゃん気取りの
タングが微笑ましいのぅ。

ところが、またまた庭に
ヘンなロボットがあらわれた。
マッドサイエンティストに造られた
球形のジャスミンの役割は
タングを取り戻しにくるつもりの博士に
ベンの家の位置情報を発信すること。
実のところ、博士には監視がついてるし
情報を受信できるまでヒマもかかる。
そのあいだに策を講じなければと
ふたたび決意を固めるふたりだったが。

いかにしてジャスミンに
発信をやめさせるか試みたり
弁護士のエミーがロボットがらみの
判例を探して権利を主張しようとしたり
いちおう話の筋としては
そこをメインにしてるけど
どっちかというと
所有者のはっきりしていないタングを
きちんと自分のもとに置くために
ベンがどれだけ苦労するかってのが
私としては読みどころでした。

前作はダメ男の再生記で
SF的な部分も少しありましたが
今回はロボットが日常にある
ということ以外はいたって普通で
ジャンルがSFじゃなくなったかもね。
新しい家族の物語というか。

そして、なによりも
タングはあいかわらずで。
ロボットなのにペット飼いたがるし(笑)
この〝お世話〟がまた騒動巻き起こして
いやもう、笑って泣かされたわ(T=T)

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2022年07月25日

Posted by ブクログ

オンボロロボットタングと弁護士妻に愛想をつかれたダメフリーター青年ベンの冒険の旅が無事終わった「ロボットインザガーデン」の続編。戻ってくれたがまだ復縁はしてくれない妻と生後まもない娘とオンボロロボットの一家の庭にまたしても新たロボットが出現しタング奪回を計画。子育ての大変さと成長の楽しさが次々にこれでもかと。劇団四季のミュージカル化、二宮和也さんで8月映画公開予定こちらも楽しみです。

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2022年06月13日

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前巻よりさらによかった!!
新ロボットのジャスミンもやってきて、、、
ジャスミンの性格が謙虚?でかわいらしかった。
ジャスミンを受け入れると決めたベン&エミリーも素敵。
ジャスミンが、ボリンジャーに位置情報を送信しないと決めたくだりも感動的だった。
タングとジャスミンはロボットなのに、全くロボットに感じない。
翻訳もいいのか?本当にこころに響く話。
続きの話も気になる!

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2022年05月19日

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「ロボット イン 」シリーズ第2弾
ロボット タングに妹ができる。これだけでいろいろな推理が働く。中身はもっとおもしろい。さまざまな人間関係?が絡み合っている。 

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2022年03月25日

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ロボットがさらにもう一台増えましたよ!そしてお子さんも…。ベンの家、どんだけ金持ちなの…。
ジャスミンが本が好きなことに高感度があがった。てか博士自分が異常なのに作るロボットが割とマトモなのなんで?

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2021年11月21日

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ネタバレ

最後の最後にボリンジャーが来て、ベンとダンクを守るために戦うとは。ラスト30ページは一気読み。これは、もしや続編あり?
ダンクが心を持ってたおかげで、あの家族は素敵な家族になると思う

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2021年03月28日

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前作に続いてロボットたちの反応や行動がとても可愛く癒される。
ただ結構重要になりそうな、今回の物語の核になりそうな話しかと思ったところが案外あっさりというか一瞬で解決してしまって少し拍子抜けした。

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2024年06月17日

Posted by ブクログ

最近、続き物はなるべく避けるようにしている。
ずっと追いかけていくのがめんどくさくなってきて。

完結していないシリーズには特に慎重だ。
二十年、三十年にわたる大シリーズになったら、完結を見届けられないのではないか…?

と思ってながら、つい読んでしまったのが『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。
そして、本書はその続編。

ベンの家の裏庭にタングがやってきて一年半。
エイミーは生まれた子、ボニーといっしょに、ベンの家で暮らしている。

そこにまた一人、ロボットがやってくる。
あのボリンジャー(タングを作ったマッドサイエンティスト)が、タングを取り戻そうとして送り込んだものだ。

不穏な幕開け。
まあ、大丈夫なんだろうと思いながら読み進める。

この新しく来たロボット、ジャスミンがなかなか面白い。
なんと趣味は読書。
ネットに接続されているから、電子書籍も読み放題のはずなのに、紙の本が好きらしい。
そして、好むのは、官能的なレディース小説…。
彼女の発言のせいで、ベンはタングに急遽性教育しなくてはいけなくなったりする。

そういえば、ベンがタングに、ロボットとペットの違いを説明するのに苦心したりする場面もあった。
ロボットとの暮らしは、きっと私たちの「日常」の境界を、少し揺さぶるのに違いない。

ジャスミン、タングと、1歳のボニーの三人の「親」になったベンとエイミーのどたばたぶりに、同情するやら共感するやら。

ちなみに、ベンたちが暮らす未来社会では、勝手にAIを作ってはいけないという法律があるらしい。
ここらへんは、わたしたちの社会ではどうなっていくのかな、なんてことをふと考える。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

ロボット相手に、赤ちゃん相手にてんやわんやの毎日。新しいロボットの見た目が苦手な虫Gの巨大版に見えてしまうの私だけ?

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2023年07月23日

Posted by ブクログ

「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の続編。
先にシリーズ3作目の「…スクール」を読んだので、話がテレコになってしまったが、ジャスミンがベンの家に来た時から始まるお話。

「…スクール」ではすっかりチェンバーズ家の2台目のロボットになっていたジャスミンだが、元はと言えば、タングを取り戻そうとするボリンジャーから送り込まれベンの家の位置情報をボリンジャーに発信するという役割だったのね。
平和な生活を脅かすジャスミンの存在に、ベンはタングをそばに置き続けるため、書類もライセンスもない状態をなんとかしようと悪戦苦闘。そこにエイミーが会社から解雇されるわ、生後9ヶ月のボニーはむずかるわ、もちろんタングは構いたがるわのてんやわんや。
色んなエピソードが積み重なって進む話はタングとボニーの成長を感じさせ、その仕草や口調は微笑ましく、サカナやネコの存在も心を和ませる。
困った時はこどもが解決するという場面も多々あるが、ベン&エイミーvsジャスミンの関係もそうしたタングやボニーの存在から融けていくところが良い。

この本の紹介に『面倒くさくも愛おしい』とあって、その『面倒くさい』はロボットやこどもを指しているものだと思われるが、この本で一番面倒くさいのはビルその人。
エイミーとよりを戻すとか戻せないとか、理由をつけては逃げまくる、その姿にはややげんなり。この微妙な関係(?)を描くパートは楽しめなかった。

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2023年02月08日

Posted by ブクログ

定番のイングリッシュハートフルコメディな第二弾。変なもったいぶった言い回しがないので、すんなり読めてほっこりできる。次いってみよう。

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

最後ちょっと涙が出ました。
この最後のために読んでる感じがする。

前作と同じ、心が温かくなるお話でした。
ただ、物語が毎度穏やかというかなんというか、
起伏がない分読み進めるペースが遅くなります。
早く続きが読みたい!とはならないっていう。

日常の切り取り風景みたいな本だから、
それもまたこの本の良さなのかも。

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

ベンとエイミーの娘、タングと仲良く暮らしていたら、ジャスミンという偵察ロボットがきて…。2冊目は、タングの所有の問題やエイミーとの関係など、大きな問題が解決。ベンは根気よく優しく接してると思うのに、みんなベンを責めるのかわいそう。

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2022年05月03日

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ネタバレ

ずるい!なんでボンニーはいっつも悪くない?

ボニーやジャスミンの登場で、タングに様々な感情を生み、人間らしくなる様子が素敵でした。
シンプルな感情だけで生きられたら楽なのに…と思うこともあるけれど、完璧じゃないからこそ味なんだねぇ

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

オンボロでポンコツで、でも個性的で可愛いロボットタングとさえないベンの物語続編。
微妙だったベンとパートナーの関係は正常化に向けて歩み出し、素敵なファミリーになるまでの、ベン ファミリーのドタバタと、幸せな結末。
今作成されてる映画タングがどこまでを描くかは知らないけど、ここまでのお話を知っていれば、どんな展開になっても安心して観ていられるだろう。

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2021年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とりあえず読んだものの……。夫婦関係が修復したのは良かったと思うが、どうもチェンバーズ夫妻を見ていると疲れる。価値観が合わないせいだろう。ジャスミンが理性的なロボットで本当に良かった。あんまりな対応にキレて攻撃してもおかしくない状況で、相手に配慮するなんて。おまけに優しい。読書好きなところも好感持てる。最初こそ敵の回しものとして登場したが、私にとってはゆいいつ読んでいて心休まる存在だった。

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2021年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボニーとの生活がスタート。
新たなロボットジャスミンの登場。
エイミーとの関係をはっきりさせる。
ボリンジャーの脅威。

前作もそうでしたが、単なるロボットのハートウォーミングな話ではなく、比較的現実的なところがいいなあと思います。

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2021年03月14日

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