橋本卓典のレビュー一覧

  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    顧客の成長と資金需要の創造に責任を持たない銀行、顧客の資産形成に責任を持とうとしない普通の銀行、証券、保険、資産運用会社は人工知能が人間以上の役割を果たそうとしている近未来に置いて必要とされなくなるだろう 戦争は気分でできるものでは無い。軍事組織体制の整備、幹部将校の訓練、軍事兵器の開発から量産化などに必要な技術者の育成、物資、資源、生産拠点の確保には、相当の時間を要する。
    231pファイナンシャルスタンダードの福田社長: IFA(独立した投資アドバイザー)の仕事は相場を予測することではない。投資家の目標に応じた商品の組み合わせ戦略の提案こそ、その真髄だと言う
    相場など読まない。取れるリ

    0
    2017年08月18日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    金融機関の実態をよく表している。
    バンカーも社内事情は箝口令を引かれていることもあり、今後の方針としていると聞いている。

    0
    2017年07月31日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    問題意識は正しいはず。金融機関の人間はまず一回読んでみて、綺麗な正論を受け止めるべき。その上で、そもそも銀行始め金融機関なんかに事業の育成は出来ないよね、金融庁にじゃあ綺麗事で経営してみろよ、この作者は森長官の極フォロワーだよね、みたいなワイワイガヤガヤしたら良いと思いました。

    0
    2017年07月17日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    良書。
    題名から、ネガティブな本かと思っていたが、ポジティブな内容の本だった。
    半沢直樹シリーズでの金融庁とのやり取りは少し前のことで、現在は、不良債権処理から地域を活かす方向に金融庁は先導しているそうだ。
    稚内、広島、金沢、日本には、地域の事を優先させた地方銀行がある。やっぱり、人のために働くのが一番大切なんだろう。

    0
    2017年07月07日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    「株主はバンガードの米国籍の各ファンドだ。」

    今話題のフィデューシャリー・デューティーの観点から書かれている。

    0
    2017年06月30日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多くの地域金融機関は、地域の経済の発展なくしては、発展も持続可能性もない。地域の企業、産業を良くすることで金融機関自ら良くなると言う両立が重要だ。健全性は、この時点の話ではなく、将来に向けての健全性のはずだ

    0
    2017年06月26日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    捨てられる銀行2 非産運用
    2017/4/19 著:橋本 卓典

    15年9月に公表した「金融行政方針」で「企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成」を最重要テーマに掲げた。

    本書で取り上げるのは、「国民の資産形成」である。この国は、どうして、売り手も書い手もよくわからない金融商品を売買するようになったのか。

    キーワードは「フィデューシャリー・デューティー」
    日本語では、「受託者責任」と訳されてきたが、金融庁は「真に顧客本位の業務運営」と敢えて定義を見直し、金融行政の最重要施策とした。

    本書の構成は以下の6章から成る。
    ①動き出した資産運用改革
    ②ニッポンのヒサンな資産運用
    ③フィデュー

    0
    2017年06月11日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    何度も繰り返されるフィデューシャリー・デューティーの大切さがよく分かったし、銀行で販売する身としてはいろいろ反省するところも多かった。ナチスの戦術云々は書かないほうがいいと思った。

    0
    2017年06月05日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み物としては面白いが、内容は今さら感がある。
    金融機関は民間企業だから、顧客の意にそぐわなければ、いずれ淘汰される。行政がようやく追い付いてきたのではないか。
    フィデュシャリー・デューティーも、目新しい言葉ではない。ただ、求められる概念の適用範囲が広がっているのは、その通りだろう。

    0
    2017年05月28日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    金融庁のスタンスが森長官就任ともに大きく変わった。検査マニュアルで不良債権を除外することは弊害の方が大きいとし、融資先である中小企業にヒヤリングをかけ、地方再生のため足を使って企業を支えているかという点れレーションシップバンキングの復活に指導の軸足を移している。そのために地方金融の有志を集め、短期継続融資(短コロ)を復活させ担当者が足繁く運ぶ環境を整えた。

    0
    2024年06月16日
  • 地銀と中小企業の運命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    都内の銀行窓口はどんどん閉鎖されている。零細企業を経営する身なので、システム(商品)開発や原材料を仕入れる業務などで銀行との付き合いが大事になってくるのを心得ている。資金調達の交渉カードを集めたい気持ちもあって、現在の地銀の内情を知ろうと手に取った。

    印象的だったのは、地元企業の経営支援に乗り出した銀行マンが「クライアントと共に競争力をつけて利益率向上を図るキーエンス」を参考にしていることや、中小企業診断士の財務会計の知識で経営分析をしていることだった。
    また、7章のファミリー企業の内情も興味深かった。支援先の分析事例の「特別付録」も良かった。 飲食店の収益分析は特に勉強になった。 こういう

    0
    2023年11月26日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    不良債権処理の頃から変わった銀行業務について。
    地方銀行は地域企業を考えてるどこがある。
    北国銀行(石川)、きらやか銀行(山形)、北都銀行(秋田)

    0
    2023年08月14日
  • 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体

    Posted by ブクログ

    著者自身の思いが強すぎて、とうとう取材対象と一体化してる。こうなってくると、著者自身が何故そこまで地方金融、地方の企業再生に思い入れがあるのか書いて欲しいかも知れない。

    0
    2022年10月08日
  • 捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む

    Posted by ブクログ

    金融機関の問題点について過去3作で十分に書いたからだろうけど、ちょっとポエム要素が多めに感じた。著者の主張は、終章にまとまっているので、終章をしっかり読めば十分かも知れない。金融機関と顧客の関係性について、SIerとかコンサルも同じだなと思うので、参考になる面もあったが、著者が議論の下敷きにした文献の多くは既に読んでいたので、新しく何か得られた感は少なかった。熱量高めの共感を持っていろんな人物が描かれるが、冷静に読むと、実家太めの人が多い印象を持った。逆転の成功劇だけではなく、もっとたくさんあるだろう埋もれてしまった悲劇も知りたい。その悲劇にこそ、勉強すべきことがあると思うので。

    0
    2022年10月01日
  • 金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実

    Posted by ブクログ

    捨てられる銀行1の続編的な内容。著者、記者なんだけど、熱量高い書き方する人で、個人的に、熱量高いと勢いで誇張が含まれやすいと思ってるので、警戒しながら読むから、ちょっと疲れる。内容自体は、自分の知らない世界の話で面白い。前の本にも書いてたけど、組織の方針に合わせて人事評価制度を作らないと、へんな最適化が起こってしまうとあって、これは重要。

    0
    2022年09月30日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    フィデューシャリー・デューティーってはじめて聞いた。資産運用のマクロな話。業界の仕組みが、問題点含めよくわかった。

    0
    2022年09月27日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    地銀など地域金融が企業再生の機能を持たなければならない、とゆー主張。同感。ただ、地域にも色があるし、首都圏にも地域金融はあるので、もっと網羅的に掘っていかないと正しい把握にはならないだろうと思った。

    0
    2022年09月26日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    卒業論文の資料の1つとして読んだ文庫本。地方銀行の現状とその原因が書かれている本。その後で,テーマを変えてしまったのでこの本を活用する機会はなくなってしまったが,純粋に教養本として面白かった。元々,銀行志望の人間だったので硬い文章ではあるもののなんとか最後まで読むことが出来た。ちょっと専門用語も目立つので基本的な単語を一通り学んでから,読むことをおすすめします。

    0
    2021年07月25日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    地銀は地元中小企業のニーズに耳を傾け、営業支援せよ。債務不履行だけを恐れて業務を行っても銀行に未来はない

    ●感想
     旧態的で、独善的な経営が続いてきた地銀を批判し、これからの銀行の在り方を指し示す本。ただ貸し付けるのではなく、経営コンサルティングを行えないと、ただの地元銀行は落ちぶれていくのではないか、と思わされる。

    ●本書を読みながら気になった記述・コト
    ■森金融庁長官が、債務不履行だけを極端に恐れるルールを改定。もっと顧客の立場にたった営業・事業を推進していくように指導した

    0
    2021年02月04日
  • 捨てられる銀行

    Posted by ブクログ

    捨てられる銀行シリーズ第1弾。2015年を機に、金融庁がリレーションバンキングを中心とした金融行政に舵を切ったことを事例含めて紹介した一冊。
    新聞記事の広告を拝見し、シリーズ全冊を購入。前半の施策紹介については、現金融庁への賛辞中心になっているように読めてしまった。かつ冗長。一方後半の地方金融商品の事例紹介は読み応えあり。施策説明はほどほどに、こちらを深掘りすればより著者の考えも伝わる気がする。

    0
    2021年01月02日