ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の金融大改革。第2弾は「資産運用の大改革」だ。キーワードは「フィデューシャリー・デューティ」。いま、銀行や生保、証券会社が売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。森長官の資産運用改革はここに厳しいメスを入れつつある。「愛される」のか「捨てられるのか」。森長官の真意をいち早く見抜くために全金融機関関係者必読の書。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
本書の内容は、至極正論だと思う。日本の金融機関ももっと顧客本位に変わっていく必要があるなと改めて思いました。個人的なは、筆者がバンガードまで取材に行ったことは、このテーマに関して本気度を感じて特に素晴らしいと思います。
話題になった、そして金融機関の人間としては読まないわけにはいかなかった「捨てられる銀行」の続編ということで、見つけて即購入。 そしたら何とも偶然、最近興味のあった株式投資、運用についての話。実際に始める前にこれを読めて良かった。 そしてこれも読めば読むほど、銀行ってこれからどうするの?っていう感想。...続きを読む金融庁に振り回されて可哀想な面もあるけども、商品のことを知らずにノルマのために売るなんて持っての他……。これから無くなっていくところは、淘汰されるべくしてされるのでしょう。 世の中、そうは簡単に儲けられる話は転がっていないということを肝に銘じなければならないなぁ。勉強あるのみだ。
先日紹介した「捨てられる銀行」の続編。 前回は「地域金融」についてでしたが、続編はぐっと身近になって個人の「資産管理」の現状についてです。日本の個人に対する資産管理を憂いて「非産運用」というサブタイトルが。。。笑 日本人のサラリーマンは「年末調整」「源泉徴収」などの制度により「確定申告」をする人...続きを読むが少ないことから「税」に対する意識が低いと言われています。 確かに自分がどのくらいの税金を納めているのか?どうなると税金があがって、どうすれば節税できるのか?ということを意外と知りませんよね。「そんなことない!」とおっしゃる方は相当意識されています。 でも、「老後の蓄えは重要だ!」なんてことだけ言われるから、何かはしなければ!?という気持ちはあるのに「How=どうすれば?」が分からず、結局塩漬け。。。笑 金融庁長官に森さんがなったことから、個人の資産運用に関する制度も格段に改善されていますが、正直複雑すぎて活用できる人は限られていると思います。(「NISA」「つみたてNISA」「個人型確定拠出年金iDeCo」と横文字だらけで意味不明!?) ということで、ちょっと気になっていて、何かしたいなあという方が手にする入門書としてオススメです。かく言う私も塩漬けにしていたので、早速手続きしようと動き出しました。笑
多くの金融機関は顧客の資産を預かるという自覚が足りない。多くの金融マンもそう。人の金を預かるという意味を分かってない。必読。
タイトルでは「銀行」とあるが運用会社のあり方を論じた本。森金融庁長官、JPB佐護氏、HCA森本氏、AM1西氏、TMAM大場氏らへの取材、ヴァンガード本社への訪問により構築される筆者の洞察は至極まとも。 フィデューシャリーという責務をテーマにした本を、資産運用業界の外側のジャーナリストが記してくれる...続きを読むことは素晴らしい。 良本。同僚たちにも勧めたい。
フィデューシャリーデューティーの実践のために。 手数料に見合った顧客利益をもたらすことができるか。 税制優遇制度を使えているか。 商品がわかりやすいか。 長期運用できるものか。 為替リスクを考慮しているか。 フィデューシャリーデューティーを考えているか。 これに尽きると感じた。
大手銀行や証券会社の勧める投資信託やファンドラップが、いかにセルサイドの立場しか考えていない商品であるかが、その歴史的背景から理解できた。 IFAの可能性を感じつつも、変わらぬ金融業界、日本を感じ、このままズブズブ沈んでいく日本を感じてしまうのは私だけではないはずだ。ただ、本人はまったく勉強もせず...続きを読むに、アドバイスや知見、リターンにフィーも払わずに文句をいう民度の低い人が多過ぎる。そんなひとは大概たいした資産は持っていないものだが、空気もサービスも決して無料ではなく、ましてや自分の資産を守り、なかんずく増やしていくために本当に努力してくれるなら、それ相応の対価を払って当然である。社内闘争や人事の事しか考えない高級取りの銀行幹部の給与になるよりよっぽど実りある。
捨てられる銀行2 非産運用 橋本卓典が森金融庁長官の改革を追った前作の続編。今回は銀行ではなく資産運用について。人口減少・高齢化社会において、医療と同等に成長産業であり、このままでは瓦解する公的年金を補助するものとして考える資金運用が、なぜ日本人に未だに受け入れられていないかという問題を探る。自分...続きを読む自身、先日内定先の確定拠出型年金の資料を読んだが、年率2%で36年運用すれば、元本は二倍になる。これは時間によって生み出された利益であり、さすがにキリスト教会も何百年も禁止していただけあるインパクトだ。資金運用に関して、日本とアメリカでは大きな隔たりがある。アメリカでは7割が確定拠出型、2割が証券会社に対して、日本では証券会社が4割、銀行窓口が4割を圧倒的に証券・銀行の割合が大きい。その上、日本の運用は手数料が高く、かつ投資信託会社が銀行などの子会社や系列であることが多く、企業が売りたいものを売っており、資産を持っている人にとって最適の決断が下されているとはいえない。これに対して、橋本はアメリカやヨーロッパのフューディシャリー・デューティーという概念を対峙させる。これは、売る人と買い手に情報の非対称性が明らかにある場合に、売る人が買い手にとって最適のサービスを提供しなければならないという不文律である。例えば、医者は医学的知識において、弁護士は法的な知識において、明らかに患者やクライアントとの非対称性がある。この状況で医者や弁護士が彼らが設けたいようにでたらめな診断や相談をすれば、たちまち世の中は立ち回らなくなる。これが、殊に資産運用の世界では軽視される傾向が強い。運用をするものは明らかに知識では資産を持っている者より上回っており、さらに今後の日本の年金問題を考えればフューディシャリー・デューティーに則って投資商品を売り、運用しなければたちまちに老後資金が瓦解していく。この異常な環境への危機感を、橋本は懸命に訴えている。さらに、なぜこのような形態になってしまったかといえば、金融ビッグバンにより不良債権の解消のみに重点を充て、メガバンクが誕生させたことを挙げ、これらの巨象の存在がこのような悲惨な運用を促進しているとしている。
系列が作った商品のみを売り付けるメガバンク、高過ぎる販売手数料から逆算する販売計画、オススメ商品は高手数料のものばかり、、、貯蓄から投資へ!が進まない理由が良くわかった。
前作は地銀の融資姿勢を描き、今回は投資信託を中心とした金融商品販売への問題提起する著作。 では、歴史、業界構造において最先端といわれるアメリカでは?という自然に出てくる疑問に対する回答もある。 フィデューシャリー・デューティーの本質を推進する金融監督庁の御用・宣伝本と言ってもいいのかも知れないが...続きを読む、責任者たる森長官、本当に応援しています!
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
捨てられる銀行
新刊情報をお知らせします。
橋本卓典
フォロー機能について
「講談社現代新書」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実
捨てられる銀行 全3冊合本版
地銀と中小企業の運命
「橋本卓典」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲捨てられる銀行2 非産運用 ページトップヘ