捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む

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946円 (税込)

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2019年4月から金融業界の「憲法」、検査マニュアルが大きく変わり始める。森信親金融庁長官から遠藤長官に代替わりして「捨てられる銀行」シリーズで明らかにしてきた改革路線の何が変わり、何が変わらないのか。そのすべてを明らかにする。今までの路線に安住する金融マンには何が待っているのか。どう変わらなければいけないのか。「計測できない世界」を制する者だけが生き残る。

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捨てられる銀行 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 捨てられる銀行
    880円 (税込)
    2015年夏に就任した森信親・金融庁長官の真意を知ろうと、いま金融機関のMOF担はじめ多くの銀行関係者は右往左往している。もともと不良債権処理のために整備された金融庁による金融検査の手法が一変しようとしているのだ。森長官に密着する金融庁担当記者がそのすべてを明らかにする。
  • 捨てられる銀行2 非産運用
    880円 (税込)
    ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の金融大改革。第2弾は「資産運用の大改革」だ。キーワードは「フィデューシャリー・デューティ」。いま、銀行や生保、証券会社が売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。森長官の資産運用改革はここに厳しいメスを入れつつある。「愛される」のか「捨てられるのか」。森長官の真意をいち早く見抜くために全金融機関関係者必読の書。
  • 捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む
    946円 (税込)
    2019年4月から金融業界の「憲法」、検査マニュアルが大きく変わり始める。森信親金融庁長官から遠藤長官に代替わりして「捨てられる銀行」シリーズで明らかにしてきた改革路線の何が変わり、何が変わらないのか。そのすべてを明らかにする。今までの路線に安住する金融マンには何が待っているのか。どう変わらなければいけないのか。「計測できない世界」を制する者だけが生き残る。
  • 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
    1,320円 (税込)
    利ザヤで稼げた伝統的銀行モデルは崩壊、新型コロナ禍が追い打ちをかけるいま、変わろうとしない地方銀行、信金信組に未来は開けない。すでに変革を進め、実を結びつつある、山形県、長野県、沖縄県、北海道などの実例を紹介する。地域を元気にする、中小企業を助ける以外に地方銀行員が生き残る道はなく、一方で、地銀再生の可能性がまだまだあることを、本書は教えてくれる。 バブル崩壊後の金融破綻で、銀行は企業のリスクから逃げ続けてきた。本来の銀行員は「消えた」のだ。 氷見野良三新金融庁長官は、金融機関に企業のリスクを分担することを強く求める方針を打ち出しつつある。コロナ危機にあえぐ中小優良企業を、リスクを分担して救うことこそ地域金融の役割であり、苦しむ地銀自らを救う唯一の道でもあるのだ。 本書は、徐々に固まっていく新金融庁の方針をスクープレポートする。そして、すでにこの方針を先取りするように動き出している地域金融マンの姿を日本中から紹介する。 面白いのは、これらの金融マンが「地域金融変革運動体」、略称「ヘンタイのカイ」という緩いネットワークで連携していることだ。ヘンタイのカイは、金融マンたちの「心理的安全性」が保たれたネットワークでもある。 遠藤俊英前金融庁長官時代に始まり氷見野良三新長官にも引き継がれる金融行政のキーワード「心理的安全性」(Psychological Safety)は、一見地味だが実は地方銀行はじめとする金融機関が大波を乗り越え、生き残るためには、「じぶんごと」として理解しておかなければならない考え方だ。 金融機関は、顧客(個人にも事業者にも)に対して「心理的安全性」を与えるビジネスをするべき存在だ。 金融機関は、そこで働く人にとっても「心理的安全性」を与える組織でなければならない。 金融庁は、金融機関に対して「心理的安全性」を顧客に与えているかどうかを重要な審査基準とする。 金融機関や元金融マンによる新しいかたちの企業支援が、いま地方でいくつも芽生えている。 その担い手は多くの場合「変人」だが、「心理的安全性」を確保して、常識を超えていく。そして彼らの多くはゆるやかなネットワークでつながっている……。新型コロナ禍以後、「地域の金融」はどう変わるのか、変わらざるを得ないのか。 累計30万部、『捨てられる銀行』シリーズの決定版。コロナ後の地域金融と地方再生に携わるすべての人のヒントとなる!

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捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今の銀行に対して危機感を抱かせてくれる良書。

    計測できない世界にこそ本質的なものがあるのに銀行は計測できる世界にしようとする。
    フィデューシャリーや事業性評価をノルマ目標にしたりするのは最たるもの。

    普通の何も考えない人が最も危険で、悪のスイッチを押されて盲目的に顧客の利益を喪失させていく。
    顧客の犠牲に成り立つ利益を追求するしかなくなる。

    こういう時代にこそ、本質的な顧客本位とリレーションシップバンキングを進める必要ある。

    0
    2019年04月07日

    Posted by ブクログ

    捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む
    2019/2/13 著:橋本 卓典

    「捨てられる銀行」は、見えない未来に向き合わない。人工知能(AI)やフィンテックは、もはや人の簡易な仕事の大部分を代替できるまでに進化を遂げようとしているし、10~20代の「Z世代」の価値観がまもなく世の中を席捲し、銀行の店舗、カウンター、人員の意味を根底から変えようとしていることを理解しようとしない。

    「捨てられる銀行」は、過去続けてきた数値とノルマと地位と報酬による人間の管理、会計とコストだけで組織や人心までもコントロールできるという古代の信仰を捨てない。いあわば、目で見える、「計測できる世界」しか、見ようとしていない。

    本書は、「計測できる世界」の出来事や言葉に右往左往するのではなく、「計測できない世界」で何を意味し、何が起きているのかを洞察し、そして我々に何ができるのかを考えている。構成は以下の5章から成る。
    ①金融革命とポスト森金融行政
    ②20年の金融ルールが変わる
    ③「共感」と金融
    ④さよなら銀行
    ⑤「計測できない世界」にどう対処するのか

    捨てられたくない。拾われたいし、選ばれたい。しかし、捨てるも捨てないも選ぶのはお客様。いくら自分たちは頑張っているんですと言っても「計測できない世界」においては、今までの常識は通用せず、既存の概念を超えた競合が現れ、お客様にとってより良いサービスが提供されれば、一気にその勢力図も変わることが予想される。

    しかし、目を背けず、「守る」ということと並行して、「攻める」ためには、自分たちしか出来ないサービス・価値の創造や提供を考えながら進むことが必要となる。

    「計測できない」と現実から目を背け、どれが正解かわからないと傍観していれば、一気に世の中から取り残されてしまう。

    考えることは多く、やることも多く、何から手を付ければいいのか迷うこともあるが、その中でも自分本位ではなく、しっかりとお客様・地域の方を向きながらがむしゃらに一生懸命に行動する仲間が自分の近くにはたくさんいる。

    計測できないかもしれないが、確実に近い将来やってくるその世界に対して、立ち向かっていくのは間違いなく私たち世代の宿命。難しい顔ばかりせず、笑顔と情熱を持って楽しみながら挑み続けたい。

    0
    2019年02月16日

    Posted by ブクログ

    金融庁の森信親長官の金融検査マニュアル廃止宣言をきっかけに、旧態依然の銀行が変化してきている実態をレポートした面白い著書だ.ユーザー志向の考え方は銀行以外の業界では当たり前だったにもかかわらず、自分たちのノルマだけを達成して、利用者のことは無視してきた.利益の上がるはずのない投資信託を小金を持った高齢者に勧めて、暴利をむさぼる.このような銀行が存在価値はない.改善の様子が示されているのにほっとした感じだ.

    0
    2019年11月24日

    Posted by ブクログ

    未来の金融―捨てられる銀行3― 橋本卓典

    捨てられる銀行、非産運用、未来の金融とジャーナリスト橋本氏による金融庁の改革ルポタージュ。部門が銀行系であることや、自分自身が金融庁の管轄下の保険会社にいることもあり、非常に勉強になる。個人的に、入社前に読んだ時より、アクチュアリティをもって読むことが出来た。
     主に、20年程前の不良債権問題の対応策として金融庁が策定した金融庁マニュアルの功罪を解き、現在生じている金融排除や、反対に銀行があるべき姿にフォーカスしている。引当金等を厳格に定めた金融庁マニュアルは不良債権問題で破綻寸前の金融機関に対しての緊急策であり、20年間使う代物であるとは当時の策定者も考えていなかった。融資先の格付けにより、融資額を決める画一的な方法論により、志はあれど信用のない事業者が融資を受けられない「金融排除」という事態は、明らかにマニュアル主義の終着地点であり、まさしく捨てられていく銀行の態勢に他ならない。信用のない事業者に融資することは、マニュアル的にはリスクを背負う悪の行為であり、現状では実績こそないが未来の成功を見極める目利きを持った人は少なくなっているという。本来的に、金融機関は金融機能を通じて経済全体の活性化と国民の富の増大にこそレゾンデートルがある。機械的な格付けによる融資枠の決定という外部への潔癖性と、回転販売という内部からの腐敗に筆者は警鐘を鳴らし、あるべき金融機関の姿をリレーションバンキングに見出す。
     本来、お金を貸すだけならだれでも良いが、その中で、選ばれるためには、銀行が持つ関係性とお金回りの知識による事業者の全体的なバックアップが必要である。金融機関として、点と点をつなぐという付加価値提供の在り方は、保険会社に勤める自分も頷ける。商品性や保険周辺の知識はさることながら、当社が持つ多くの関係先をむずびつけることは、付加価値提供の一つの在り方であると思う。ワンピース考察で結末予想というものが良くあるが、ルフィがレッドラインを沈め、東西南北の海を統一することで、世界が一つになるという考え方は面白い。社会は、あらゆるもので分け隔てられている。それが悪いことではないが、リレーションバンキングでビジネス界のワンピースを作るくらいの夢を持っても良いかもしれないと、粛々と考えた。

    0
    2019年09月22日

    Posted by ブクログ

     今、金融機関の状況は非常に厳しい。これまでの姿を維持することに腐心しているが、それが本当に難しくなってきたことを実感しているから、もがき苦しんでいる。
     本書を通じて浮かび上がることは、確かに現実のものとしてほぼわかるものであり、実際に金融の現場にいる自分としても納得いくところが多い。
     「金融」という仕組みの中に入って、そもそも自分は何をしたかったのか、ということをまた考えさせられる一冊だった。
     金融業務は情報の仕事である。これほど大量の情報が世に溢れかえる時代となって、情報の非対称性を利益の源泉として金融仲介を行ってきた既存の金融機関にとって、出る幕はますます少なくなってきている。その状況を見つめなおしてみて、本書が言うところの「計測できない世界」であり、“共感”なのだろうと思う。次はどのような“共感”を育んでいくのか、ということになろうか。

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    2019年06月09日

    Posted by ブクログ

    2019年 2冊目

    第1作目では金融政策の変化に伴い、地銀に対するニーズが「健全な財務体質」から「事業性評価と地域貢献」に変化したことに触れ、広島銀行をはじめ優れた経営マインドをもつ金融機関に触れていた。

    第3作目となる本作では、もう一歩踏み込み、クラウドファンディングや菱形のリレーション構築等、具体的な事例について触れられており、リレーションシップモデルの銀行に関する理解がより深まったと思う。

    同時に金融庁を慮った既存の経営体質を維持することで、現場の若手が離脱していくワーストイグザンプルにも触れられており、金融業界のものとしては少し耳が痛い内容であった。

    0
    2019年05月05日

    Posted by ブクログ

    過去作と書いていることに大差はないが、良い本だと思った。
    お客様に寄り添う気持ちと熱いハート、そしてブレない信念こそが大切だと感じた。

    0
    2019年03月13日

    Posted by ブクログ

    金融機関の問題点について過去3作で十分に書いたからだろうけど、ちょっとポエム要素が多めに感じた。著者の主張は、終章にまとまっているので、終章をしっかり読めば十分かも知れない。金融機関と顧客の関係性について、SIerとかコンサルも同じだなと思うので、参考になる面もあったが、著者が議論の下敷きにした文献の多くは既に読んでいたので、新しく何か得られた感は少なかった。熱量高めの共感を持っていろんな人物が描かれるが、冷静に読むと、実家太めの人が多い印象を持った。逆転の成功劇だけではなく、もっとたくさんあるだろう埋もれてしまった悲劇も知りたい。その悲劇にこそ、勉強すべきことがあると思うので。

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    捨てられる銀行シリーズ第3弾。地方銀行が地域を回すために、予測不能な未来に目を向けて、顧客本位で融資することの大切さを説く。
    シリーズの中では、個人的には最も読後感はよくなかった。特に後半部分は銀行の話というより、筆者の考える組織論の話が中心で、トーンもネガティブ。取材量の豊富さを加味して3点とした。

    0
    2021年01月02日

    Posted by ブクログ

    計測できない世界がテーマ

    遠藤俊英新金融庁長官の現場主義
    ①生産性向上支援チーム
    現場で支援する金融庁と財務の混成チーム
    ②ネットプロモータースコア
    顧客間の口コミと推奨
    ③計測可能なKPIを廃止


    森前長官の改革とは
    ①地域金融改革 事業性評価という価値観
    ②資産運用改革 フィデューシャリーデューティ
    セゾン投信の中野社長を元に投信残高上位20銘柄のコストリターン、リスクリターンを公表

    行かない革命
    Z世代はインターネットで済ます

    トランザクションとリレーションバンキング
    再編では解決にならない。
    リレーションバンキング、菱形営業で

    検査マニュアルとは
    ①経営管理 ②金融円滑化 ③リスク管理
    リスク管理にかなり膨大な量を
    ↓
    マニュアル廃止、別表と引き当て廃止

    そして予想信用損失モデル導入

    0
    2020年02月02日

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