橋本卓典のレビュー一覧

  • 地銀と中小企業の運命

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    地方銀行と中小企業の運命

    A;購読動機
    地方銀行の現状と今後の動き方に対する情報収集のため。

    B;書籍の良いところ
    ・コロナ融資が具体的にどのようなものか? それがどの程度の社数、規模によるものか?
    ・地方銀行(信用金庫含)が、どのように組織内部を効率化し、外/貸付先に対する助言時間を捻出しているか?
    このあたりについて、事例を引用しながら定量的に説明してくれていること。
    また、理解が難しい専門用語も少ないため、読みやすいこと。

    C;改めて理解できたこと
    地方に大企業はないに等しい。ゆえに、地方銀行の顧客・貸付先は中小企業であること。
    地方銀行の収益は、貸付先の業容拡大→資金需要の増加→貸付残高の増加というサイクルをつくることで成り立つということ。
    地方銀行側でこの体制を作ることができるか?がポイントとなること。

    D;地方銀行の時価総額を調べてみたら・・・。
    都市銀行、ゆうちょ銀行の時価総額についで、時価総額が高い地方銀行は以下のとおり。
    ・千葉銀行
    ・横浜銀行
    ・静岡銀行
    ・福岡フィナンシャル

    一方で、地方銀行で時価総額が1000億円を超えている会社は少ない。

    E;書籍から興味深い事例・内容
    ① マーズ・グロース・キャピタル
    三菱UFJ銀行とイスラエルのフィンテック企業50%ずつの合弁会社。
    スタートアップ向けの投資専門会社。
    面白いのは、融資の判断が過去実績(BS,PL)ベースではないこと。
    ・直近の残高試算表
    ・営業動向(受注、失注)
    ・経営者の失敗実績
    ② 北國フィナンシャル
    物いう株主との助言契約を締結し、中期経営計画を発表。
    ・余剰資産(政策保有株含む)売却、資産効率化
    ・ROE目標設定。(3年、5年、10年)
    ・ROE連動業績報酬制度。
    ・銀行業務以外の収益貢献割合50%を目指す。
    ③実験店舗の開設
    ある銀行の事例で業績目標を課さない支店を開設。目的は、貸付先の相談を聴くこと、助言すること。
    結果として、他視点と遜色ない業績をアウトプット。
    ④ 減り続ける行員。貸付先にどう対応する?
    ずばり、貸付先の選別が必要であること。銀行として、力を入れる貸付先とそれ以外の区別。選別することで、時間が生まれ、対応することができるから。
    ⑤上場企業HR大手広告に頼らない人材需要・供給ネットワーク
    媒体に依存しない、銀行自らが把握している貸付先の人的課題のデータベース化。また、それが支援できる地域圏内企業のデータベース化。
    これらがビジネスマッチングにつながっていく。

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    2023年08月13日
  • 地銀と中小企業の運命

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    「捨てられる銀行」を書いた人の最新著作ということで迷わず購読。今度は金融機関の立場ではなく(地銀ではなく公庫だったけど)、中小企業の立場として。何だか不思議な感覚。
    昔気質の名バンカーの事例に加えて、社会課題を自分事と捉えて本気で取り組んでいる人たちの事例を見て、同じような事例が加速するといいな、そうすると日本は一気に良い方向に傾くんじゃないかと心から思いました。
    ファミリービジネスの持続可能性を高めるために日銀の支店長を辞めたなんて事例凄すぎて。。しかし日本政府は中小企業の事業承継問題を後回しにし過ぎだと前々から強く思っていたので、これが起爆剤にもっとなっていくと良いんだけど。
    中小企業の立場では豊和銀行のVサポートや、北國ホールディングスの事例は、地元の銀行もこうだったら良いなと思わずにはいられない内容。「それぞれが本来やるべき仕事に集中するにはどうすれば良いのか」、色んな技術が進んだ昨今においては解決できることが多いはずで、自分も常にそういう視点は持っていきたい。銀行さん、いつまでメールを常用しないつもりですか……?と思わずにはいられない(笑)

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    2023年07月08日
  • 地銀と中小企業の運命

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    心に残った事柄
    ◆リレーションシップバンクの役目として買い手のニーズを汲み取り、売り手の経営資源でできることはないかを考えマッチングさせることが大切。

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    2023年04月08日
  • 地銀と中小企業の運命

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    地銀と中小企業の運命 (文春新書 1400)
    著:橋本 卓典
    人口減少に金融機関が生き残る道は、そもそも2つしかない。極力人手をかけず廉価なサービスを提供していく「資本集約型のデジタルバンク」と、地域と企業の課題を解決していく「労働集約型銀行」である。
    規模に限界があり、人口減少地域を地盤とせざるをえない地域金融機関には「労働集約型」の道しか残されていない。顧客と密着した関係性を築き、事業性への深い理解に基づき、顧客の課題に対して、付加価値を伴う解決策を見つけ出す「リレバン」というあり方である。ただ必要なのは、単なるスローガンや精神論の「リレバン」ではなく、付加価値と生産性の向上を経営と結び付けて実現する「リレバン」である。銀行経営はもっと踏み込んで尖らねばならない。
    本書の構成は以下の12章から成る。
    ①ゼロゼロ融資40兆円という時限爆弾
    ②金融検査マニュアルが銀行をダメにした
    ③捨てられる銀行と生き残る銀行を分かつもの
    ④経営改善計画をどう作成・実行するか
    ⑤自分事の企業支援
    ⑥10年後に評価される仕事
    ⑦ファミリー企業をどう支援するか
    ⑧企業支援のプロたち
    ⑨リレーションシップ・バンキングの実践
    ⑩銀行の常識を捨てた銀行
    ⑪ビジネスはコミュニケーションから生まれる
    ⑫金融庁「業種別支援の着眼点」徹底解説
    2016年に発刊された「捨てられる銀行」シリーズから、私を含めて多くの金融機関人や地域貢献に携わる人が、「捨てられる」というワードから自分目線からお客様目線で貢献に対して考える新たなきっかけをいただいている。
    シリーズが発刊される度に、最新のお客様目線の対応が本書に記されているように「オモロイ」エピソードで読み易く、自分事に置き換えやすく紹介されている。
    結果とプロセスだけではなく、当事者の生き様や背景を含めた気持ちが情緒を含めて書かれており、その生々しさから難しさだけではなく、自分たちにも出来る。やりたいと思える仕組みにより展開されている。
    自分が歩んでいる道が正解に近いのかどうかを確かめると共に、これから求められることを考えて、自身の現状からの不足分を埋めるための数年にわたるロードマップを作りかえる等、それぞれに違った恩恵を受けて本書から学ばせていただいている。
    今の自分のミッションは、多くのエッセンスから学んだことを実践することと、自分の近くにいる仲間にそれを伝染させ、共に考え行動し、地域・お客様に貢献することであると考えている。
    硬く狭い視野に自身の視野に築き反省させていただき、次の一歩を踏み出す勇気をいただいている。
    感謝を忘れず、力を合わせる、貢献と連携で長期的なイメージをこつこつと積み上げ続けていきたい。

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    2023年03月25日
  • 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体

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    徹底的にパクると、逆の発想がイノベーションを生む
    心理的安全性を部下に与える
    KPIは時代遅れ、これからはOKRオブジェクティブズアンドキーリザルト(目標と主要結果の管理指標)
    信用金庫は地域事業者と交渉相手になってはならない、相談相手にならないといけない
    少年よ、大志を抱け、未来を変える行動に踏み出すべきだ
    銀行員をやっているだけでは、本当の意味で地域の役には立てない
    銀行が輝きを失っているのは、エリート意識という要塞に立て籠もり、外界の環境変化からひたすら身を守ろうとしているから

    銀行員必読。

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    2020年11月30日
  • 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体

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    捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
    著:橋本卓典

    不良債権処理があったにせよ、或いは金融行政がそれを迫ったにせよ、結果的にリスクを取ることこそ本分である銀行が企業のリスクから逃げ続けてきた。そうした銀行を企業が次第に見限り、自力(自己資本の蓄積)でリスクに立ち向かわざるを得なくなった。これが日本経済の長期停滞の原因である。この20年間でリスクをとる銀行、銀行員は消えたのである。

    本書の構成は以下の6章から成っている。
    ①「計測できない世界」から「ネットワーク集合知」へ
    ②地域金融変革運動体
    ③「新常態」の金融
    ④感染する知性
    ⑤ネットワーク集合知
    ⑥つながりすぎた社会

    「リアル半沢直樹」を感じることができる本書。
    本作においても、「リアル半沢直樹」「リアル半沢直子(仮)」がたくさん紹介されている。著者による歯に衣着せない、忖度のない金融に向けてのメッセージは多くの関係者の心を動かす。
    それは、地道かつ詳細にわたる調査や事実の積み上げからなる、
    起こってきた、起こっている、起こるであろうというような精度の高い真実と本質に構成されているからである。

    他人事のように本作を読むのではなく、自分の至らない点を本書から汲み取り、気づき、行動に移すことが問題を解決する第一歩となる。

    本書で取り上げられている「ネットワーク集合知」は当たり前であるが、個人のつながりである。個人あってこその集合知。同じ能力ではなく、違う能力・違う人脈・違う考えが重なりあり、未来を創る。

    誰も捨てられたくはない。誰も消えたくない。競争原理が働く世の中では自分だけ捨てられないように動くことについてはやむなしの点はあるものの、一歩進み、一歩踏み込み、皆が捨てられない。捨てたくないと思われるような理想に近づければと思う。

    自分が出来ることは「個」では難しいものの、属する「組織」を超えて、輝ける「集合知」を探すことで貢献することにさらに注力したい。いや、注力する。

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    2020年10月25日
  • 捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体

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    時代錯誤な営業ノルマを強要してきたから。
    やりがいも未来も感じない。
    給料が下がっても地域に貢献したいと自分の志を捨ててまで銀行員であり続けようとは思わない。
    若手の未来を奪った結果招いた大量離職は経営能力の低さ。

    私は、元銀行員です。辞めた理由は、上記に書いてあることとこの本に書いてある通りです。
    預金をできるだけ集め、担保を取って事業性も理解できず、貸し出しをできるだけ増やすという旧態依然の銀行モデルのまま脱却できない銀行では本当にダメだと思います。
    預金と貸出は地域や事業者の課題解決のための手段と思い金融機関の人間は働いてほしいと思います。しかし、現実は難しいですよね。金融機関も利益あげないといけませんから。

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    2020年10月22日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

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    本書の内容は、至極正論だと思う。日本の金融機関ももっと顧客本位に変わっていく必要があるなと改めて思いました。個人的なは、筆者がバンガードまで取材に行ったことは、このテーマに関して本気度を感じて特に素晴らしいと思います。

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    2020年02月24日
  • 捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む

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    今の銀行に対して危機感を抱かせてくれる良書。

    計測できない世界にこそ本質的なものがあるのに銀行は計測できる世界にしようとする。
    フィデューシャリーや事業性評価をノルマ目標にしたりするのは最たるもの。

    普通の何も考えない人が最も危険で、悪のスイッチを押されて盲目的に顧客の利益を喪失させていく。
    顧客の犠牲に成り立つ利益を追求するしかなくなる。

    こういう時代にこそ、本質的な顧客本位とリレーションシップバンキングを進める必要ある。

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    2019年04月07日
  • 捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む

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    ネタバレ

     私も金融機関にいたし今も「金融機関にどう説明するか」が仕事上で大きな割合を占める。
     
     金融機関の貸し出しが増える道筋のルートP(拡大期にあてはまる。自行の論理優先、担保・保証付き)とルートR(縮小期にあてはまる。顧客の論理優先)はまさにその通り。

     この本のボリュームと内容の濃さは金融解説本の域を逸脱しビジネス書として見ても十分なレベル。見えないものを指標とする、共感をもとにした顧客との関係構築、など金融機関でない業態にも当てはまる。

     今や企業としての金融機関、人材としての金融機関職員は状況の把握、分析、対応策のアドバイスというところで周回遅れの場所にいるのではないか。一方の当事者である中小企業は日々革新をし、進歩、進化し続けている。その中小企業の命運はその人たち、その金融機関に握られている形。このまま金融機関に大きな変化がなければ中小企業側は銀行抜きで成長できる方策を探し、そのニーズに気づいた人や組織がそれに応えるサービスを提供することになるだろう。

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    2019年03月01日
  • 金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実

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    巻末近くの信金信組の成り立ちと存在意義についての下りは初めて知った。銀行とは成り立ちが違う。

    金融機関、そして中小企業の未来は「金融排除」を解決できるかどうかにかかっていると言って過言ではない。

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    2019年02月24日
  • 捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む

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    捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む
    2019/2/13 著:橋本 卓典

    「捨てられる銀行」は、見えない未来に向き合わない。人工知能(AI)やフィンテックは、もはや人の簡易な仕事の大部分を代替できるまでに進化を遂げようとしているし、10~20代の「Z世代」の価値観がまもなく世の中を席捲し、銀行の店舗、カウンター、人員の意味を根底から変えようとしていることを理解しようとしない。

    「捨てられる銀行」は、過去続けてきた数値とノルマと地位と報酬による人間の管理、会計とコストだけで組織や人心までもコントロールできるという古代の信仰を捨てない。いあわば、目で見える、「計測できる世界」しか、見ようとしていない。

    本書は、「計測できる世界」の出来事や言葉に右往左往するのではなく、「計測できない世界」で何を意味し、何が起きているのかを洞察し、そして我々に何ができるのかを考えている。構成は以下の5章から成る。
    ①金融革命とポスト森金融行政
    ②20年の金融ルールが変わる
    ③「共感」と金融
    ④さよなら銀行
    ⑤「計測できない世界」にどう対処するのか

    捨てられたくない。拾われたいし、選ばれたい。しかし、捨てるも捨てないも選ぶのはお客様。いくら自分たちは頑張っているんですと言っても「計測できない世界」においては、今までの常識は通用せず、既存の概念を超えた競合が現れ、お客様にとってより良いサービスが提供されれば、一気にその勢力図も変わることが予想される。

    しかし、目を背けず、「守る」ということと並行して、「攻める」ためには、自分たちしか出来ないサービス・価値の創造や提供を考えながら進むことが必要となる。

    「計測できない」と現実から目を背け、どれが正解かわからないと傍観していれば、一気に世の中から取り残されてしまう。

    考えることは多く、やることも多く、何から手を付ければいいのか迷うこともあるが、その中でも自分本位ではなく、しっかりとお客様・地域の方を向きながらがむしゃらに一生懸命に行動する仲間が自分の近くにはたくさんいる。

    計測できないかもしれないが、確実に近い将来やってくるその世界に対して、立ち向かっていくのは間違いなく私たち世代の宿命。難しい顔ばかりせず、笑顔と情熱を持って楽しみながら挑み続けたい。

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    2019年02月16日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

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    話題になった、そして金融機関の人間としては読まないわけにはいかなかった「捨てられる銀行」の続編ということで、見つけて即購入。
    そしたら何とも偶然、最近興味のあった株式投資、運用についての話。実際に始める前にこれを読めて良かった。
    そしてこれも読めば読むほど、銀行ってこれからどうするの?っていう感想。金融庁に振り回されて可哀想な面もあるけども、商品のことを知らずにノルマのために売るなんて持っての他……。これから無くなっていくところは、淘汰されるべくしてされるのでしょう。
    世の中、そうは簡単に儲けられる話は転がっていないということを肝に銘じなければならないなぁ。勉強あるのみだ。

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    2018年06月21日
  • 捨てられる銀行

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    先日紹介した「花咲舞が黙ってない(池井戸潤)」からのこの一冊。

    金融庁長官が推し進めている金融改革について新聞記者の綿密な取材によって書き起こされたもの。もともとは金融専門ではない貴社だからこそ、金融に明るくない一般人にもわかりやすく書かれている。

    主題は「地方金融」の在り方。(簡単に言うと「地銀」の現状が良いことも悪いことも含めて書かれている。)地元に根差した本質的な「融資」をしている地銀があることはこれからの日本においては重要な気がする。

    と、この読書の流れから、どうしてもドラマ「半沢直樹」が観たくなってしまい週末にかけて一気見してしまった。なんとも「スカッ」とする一方で、毎回「自分はちゃんと攻められているか?」という問いを投げかけられて、自分を見直すのにも活用している。笑

    ここまで見てしまうと、どうしてもそのまま続きが観たくなるのだが、残念ながら続編はまだ放映されなさそう。。。仕方ないので、ちょうど文庫本化もされたので「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」を流れで一気読みしてしまった週末だったのである。

    学生の頃は「絶対に金融だけの仕事はしない」と思っていたのに、知れば知るほど面白いのかも?と感じてしまうから不思議なものだ。そう考えると、就職活動という限られた時間で自分のやりたいことを見つけるってきっと難しいのだろうな。

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    2018年04月04日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

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    先日紹介した「捨てられる銀行」の続編。

    前回は「地域金融」についてでしたが、続編はぐっと身近になって個人の「資産管理」の現状についてです。日本の個人に対する資産管理を憂いて「非産運用」というサブタイトルが。。。笑

    日本人のサラリーマンは「年末調整」「源泉徴収」などの制度により「確定申告」をする人が少ないことから「税」に対する意識が低いと言われています。

    確かに自分がどのくらいの税金を納めているのか?どうなると税金があがって、どうすれば節税できるのか?ということを意外と知りませんよね。「そんなことない!」とおっしゃる方は相当意識されています。

    でも、「老後の蓄えは重要だ!」なんてことだけ言われるから、何かはしなければ!?という気持ちはあるのに「How=どうすれば?」が分からず、結局塩漬け。。。笑

    金融庁長官に森さんがなったことから、個人の資産運用に関する制度も格段に改善されていますが、正直複雑すぎて活用できる人は限られていると思います。(「NISA」「つみたてNISA」「個人型確定拠出年金iDeCo」と横文字だらけで意味不明!?)

    ということで、ちょっと気になっていて、何かしたいなあという方が手にする入門書としてオススメです。かく言う私も塩漬けにしていたので、早速手続きしようと動き出しました。笑

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    2018年04月04日
  • 金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実

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    これはまさに人間ドラマだ!

    あの「捨てられる銀行」の著者橋本卓典氏の最新刊「金融排除」(幻冬舎新書)。
    橋本様から謹呈いただき拝読させていただきました。

    見る方によっては様々な意見があると思いますが、率直な私の感想は、まるでオムニバス形式の映画を見ているかのような、なんとも言えない感動がそこにはありました。
    しかも全て橋本氏の取材に基づいた事実。

    地域密着型の支援とはこういうことなんだと、全国各地で同じ思いを持った方々が、手法は異なれど一生懸命に取り組んでいる姿に感動し涙がでました。

    人として「困った人を助ける」。
    当たり前のようでそれが出来ないのは何故か?
    金融関係者のみではなく、地域にいる全ての方々に読んでもらいたい、まさに感動の一冊です。

    #金融排除 #橋本卓典 #幻冬舎新書 #捨てられる銀行 #包摂 #金融庁 #金融機関 #信用保証協会 #ギャレス

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    2018年03月16日
  • 金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実

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    金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実
    (幻冬舎新書)2018/1/30 著:橋本 卓典

    日本型金融排除とは、十分な担保・保証のある先や高い信用力のある先以外に対する金融機関の取り組みが十分でないために、企業価値の向上が実現できず、金融機関自身もビジネスチャンスを逃している状況である。

    本書は、上記の排除を考える本である。排除を生み出すメカニズムは一体どういうもので、なぜ拡大するのか。歴史的な経緯は。事業者から見た排除の風景はどう映るのか。それらを根本として以下の6章から構成されている。
    ①「食い違い」から始まる排除
    ②事業者から見た排除の風景
    ③金融排除とは何か
    ④見捨てない金融
    ⑤「排除」の大河に架ける橋
    ⑥排除の終焉と協同の時代

    地域金融機関にとってのビジネスモデルの方針のひとつとして掲げられているのは「顧客との共通価値の創造」である。

    大切なのは共通価値の創造。「共通」が大きなキーワードとなる。「共通」を満たすために必要なことは何よりも「対話」である。それは金融機関と金融庁との対話だけではなく、金融機関と顧客との間の対話が何よりも大切なことを意味している。

    日本型金融排除なんてない。
    そう言えば、確かに楽なのかもしれない。
    しかし、火のない所に煙は立たぬとはよく言ったもので、この日本のどこかであることは事実であり、自分の近いところではないとは信じたいものの、何よりもそうなってはいけないということは常に認識する必要がある。

    組織の形態、規模、置かれた環境などにより役割は全く同じではないかもしれないが、共通価値の創造や顧客の笑顔や満足をえるために仕事を行うというのは金融機関の共通の業務であり、やりがいにもつながることは疑う余地もない。

    まだまだ出来ることはある。
    まだまだやらなければいけないことがある。
    仲間との対話も増やし共に笑顔を創り上げていきたい。

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    2018年02月23日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

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    多くの金融機関は顧客の資産を預かるという自覚が足りない。多くの金融マンもそう。人の金を預かるという意味を分かってない。必読。

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    2018年02月05日
  • 捨てられる銀行

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    ネタバレ

    本書は主に地銀について書かれた書籍です。したがって全国の地銀・第二地銀・信用金庫・信用組合にお勤めの方、及び関係者にはぜひ読んで欲しい名著です。

    余りにも本書の評価が良かったのか「捨てられる銀行2」という書籍も出版されています。私も元第二地銀マン。前職のことは気になっているので、「捨てられる銀行2」も読破したいと本著を読んだ後思いました。

    では、早速本著の一部を紹介します。

    2015年7月7日、早くから金融庁のエースとして待望されてきた森信親が長官の座に就いた。

    その森が行った画期的な行為は金融行政の究極の目標の設定だった。これまでは、自己資本比率や不良債権比率で計る「銀行の健全性」に比重を置いていたが、今回は「企業と経済の成長と資産形成」を最大の目標として明確に打ち出した点だ。

    どの官庁も同じだが、金融庁も設置法に基づいて設立された行政機関だ。任務を示す第1章第3条にこうある。

    「金融庁は、わが国の金融の機能の安定を確保し、預金者、保険契約者、有価証券の投資者その他これらに準ずる者の保護を図るとともに、金融の円滑を図ることを任務とする」

    つまり、銀行などの金融機関が連鎖的につぶれないように目配りし、預金者など利用者を守り、企業や個人に必要としているお金を円滑に貸し出すよう監督する官庁だ。

    しかし森は2015年7月30日の就任後の初めての全国財務局長会議でこう述べた。
    「日本の中小企業の生産性は、アメリカに比べて極めて低い。中小企業の新陳代謝も重要で、企業・産業の生産性向上を図るべきだ」

    森の話は次第に熱を帯び、やがて革新に切り込んだ。
    「にもかかわらず、いまだに地方銀行は担保・保証に依存しているといった声が政治家や企業から聞かれる。本当にそうなのか。なぜなのか。中小企業1000社のヒアリングで実態を把握したい」

    当然ながら旧態依然とした、全国各地の財務局長からはこう疑問が上がった。
    「実施するには相当の労力が必要であり、なかなか厳しいのではないか」

    しかし、森は怒気を含みこう言った。
    「これまでも財務局長会議の発表をずっと聞いてきたが、君たちの報告は、部下が作った資料を読み上げるだけで何も面白くない。君たち財務局長は、地方創生における各地のリーダーとして、地域金融機関をどう導いていくのか真剣に考えるべきだろう!地方創生の処方箋を創るのが仕事なんだ!その処方箋を持ってこい!」

    なぜここまで森が怒ったのか、伏線がある。
    森は前任時、全国財務局長に対し、地銀から創意工夫あるサービス開始の相談が上がってきた場合、情報を本庁まで上げるよう異例の要請をしていた。

    それにも関わらず、ある地銀が預金者のお墓掃除サービスの開始を試みて財務局に相談していたが、地元財務局が「鼻で笑って門前払い」し、本庁に報告せず握りつぶしていたことなどを森が知ったからだ。こうした財務局の旧態依然とした態度に、森は危機意識を強めていたのだ。

    森はこのような仮説を立てていた。
    金融庁が検査・監督業務で地銀に話を聞くだけでは、企業が地銀をどう見ているか、取引において企業は何を望んでいるか、銀行が企業の経営課題に寄り添い、解決に向けて汗をかいて成長や再生を促しているのか、真相に迫ることはできない。

    2015年10月から開始し、同12月までに取りまとめた第1弾ヒアリングの318社の集計結果によれば、やはり、地銀などが担保や保証をあてにした取引に依存し、顧客から遠い存在になっていることが浮かびあがった。

    多くの地銀は「低金利での貸し出しこそ、企業や事業者が最も求めているものだ」と思いこんでいるが、企業側は「金利以上に事業内容を見てもらい、経営課題の解決と成長に向けて一緒に歩んで欲しい」と期待していたのだ。

    2015年12月に実施した約400社を対象にした第2弾のヒアリングでは、地銀からの借り入れの実態にまで踏み込んだ。地銀は短期融資で対応すべきものも、担保や保証をつける長期融資(証書貸付)で対応している比率が38%と最多だったことが分かった。つまり、事業の本質を見て貸してるのではなく、担保と保証しか見ていない地銀取引の実態が浮かび上がった。

    そんな森長官の今回の行政方針に初めて盛り込まれ、地銀会を騒然とさせたのが。これまでにない新たな価値観、つまり地銀が地方創生にどう貢献しているかを評価するベンチマーク(指標)の導入だ。

    当該行政方針で例示されたのは、「地域における取引企業数の推移」や「支店の業績評価」だ。

    「取引企業数」を重視するのは、横浜銀行で大規模な不良債権処理に取り組み、その後破綻直後の足利銀行頭取等を歴任し、現在はゆうちょ銀行社長の池田憲人の持論だ。彼は森の信任も厚く、森金融行政の柱の一つである有識者会議のメンバーにも起用されている。

    池田は国有後の足利銀行で不良債権処理に取り掛かる一方、「靴底減らし運動」を提唱して、徹底的に顧客訪問に取り組ませ、その後の復活になる顧客基盤を固めてきた。

    池田の考えはこうだ。
    普通、売り上げは、数量と単価を掛け合わせて決まるが、銀行の場合は、売り上げを伸ばそうとして単価を無理にあげれば、リスクを増やすことにつながる。

    リスクをコントロールしながら売り上げを伸ばすには、単価でなく、むしろ数量この場合取引企業数を増やすのがベストだというロジックだ。

    もう一つの「支店の業績評価」は営業ノルマを撤廃し、顧客の課題解決に取り組んだ行動を評価する北國銀行の取り組みを森が高く評価した経緯が背景にある。

    このようなベンチマーク導入が行政法人で公表されると、地銀からは早速、不安や懸念が噴出した。

    それは「顧客の数を無理に増やそうとすると金利競争を助長するのではないか」「現状の顧客の満足度向上を優先すべきだ」といった具合だ。

    このため金融庁は、「ベンチマークさえ守れば、あとは地域の問題など、どうでもいい」とやり過ごそうとする地銀の悪しきマニュアル慣習を許さない秘策を練った。それはあえてベンチマークを大量に用意し、すべてのベンチマークをクリアすることを難しくしたことだ。

    金融庁のご機嫌取りではなく、顧客本位の営業と地方創生を本気で取り組まねば、及第点を達成できないような制度設計としたのだ。

    さらにベンチマークそのものの達成ではなく、地域に欠かせない企業に対してどのように向き合っているのか、その取り組みや実績を見ていくという3つの重要業績評価指標(=Key Performance Indicator)を設定した。以下の3つだ。

    ①金融機関が主力とする企業の経営改善や成長力の強化
    ②持続可能性に懸念がある企業の抜本的事業再生や早期転廃業等円滑な新陳代謝の促進
    ③担保・保証依存の融資姿勢からの転換

    ベンチマークは、この3つのKPIを達成するためのいわゆる「大工道具」としての位置づけとなる。したがって、ベンチマークをいかに達成しようともKPIが達成できなければ地域金融の責任は果たしていないということだ。或いは、ベンチマークを達成できなくても3つのKPIが達成できていれば良いという定義だ。


    森が地域金融行政において、もっとも力を入れたのが「金融仲介の改善に向けた検討会議」の設置だ。これは前期のような議論や以下のような森の考えを反映したものだ。

    「地域金融行政で有識者の意見が継続的に入る仕組みを作りたい。外の有識者の意見が入る。アドバイザリーボード的な存在だ。地域金融行政はこういうところが欠けているのではないかとか、これにスポットライトを当てるべきではないか、という知見があるはず。期限を区切らず継続的にやりながら情報発信していく。どういう議論をしてのか、情報発信の場。議事要旨とか、議論内容を公開する」

    ここで森の考えと近似した、広島銀行の事例を紹介してこのブログを終了する。

    一部の地銀では森が事業性評価を研究するもっと以前から、事業性を見なければいけないという問題意識を強めていた。その先駆けが広島銀行だ。

    広島では自動車メーカーのマツダが工場を構え、部品を供給するサプライヤーが地元に多数存在する。1台の自動車をつくるには2万~3万の部品が欠かせないといわれる。こうした部品を供給するサプライヤー無くして、マツダは決して成立しえない。

    不良債権処理に追い立てられた当時の広島銀行は、財務面でこれらのサプライヤーを評価し、融資の審査を実行していた。しかし、それでは取引を打ち切らなければならないサプライヤーが生じてしまう事態が発生したのだ。

    広島銀行としては、財務内容を見極めて「正しい」判断をしているつもりが、広島の基幹産業であるマツダを苦しめることになるのかという本末転倒の自己矛盾に陥っていていたのだ。

    そのため、広島銀行ではサプライヤーを単に財務面で評価するのではなく、「マツダにとって欠かせない技術かどうか、そうではないのか」といった定性情報も含めて融資を実行することが必要になった。

    そうした現実も踏まえ、1999年、広島銀行は融資部の中に自動車の専門家を集めた。マツダからの転籍者が、サプライヤーの工場を視察し、技術面を評価していくことになった。これに銀行の税務分析を併せて「技術」と「財務」の両面の優劣で判断することで、どこに改善点があるか把握することが、明確に浮かび上がってきた。

    広島銀行はこの事業性評価をさらに磨いていく必要性を感じていた。経済産業省が提唱していた「知的資産経営」に基づき、2008年ごろから事業性評価の本格的な研究が進められ、11年には当時、広島銀行融資企画部長だった日下智晴が法人の投資銀行部門とチームをつくり、コンサルティングの知的資産マネジメント支援機構と財務面以外の顧客やブランド力、経営、従業員などの「無形資産」をどのように分析するのかを体系化し、一定の成果にたどり着いた。

    こうした分析は、財務情報で判断する「定量分析」に対し「定性分析」と位置付けていた。
    これは財務情報では読み取れない企業の力を見極めることができるという斬新的なもので、25項目を1~4点の100点満点で評価し、チャートで強み、弱みを「見える化」できるといったものだった。

    このように今回の金融庁の変革を待たずに独自の解釈で顧客本位の経営に踏み出している金融機関もあり、事業性評価はより広義に解釈されるべきであることも分かった来た。

    しかし、事業性評価に関して、どのように取り組むかを示したチェックリストを出すことには森は断固反対だ。なぜならチェックリストさえ守れば、あとは何もせずとも構わないというかつてのマニュアル編重主義や免罪符のように誤った解釈に走り、機能不全に陥った金融行政の轍は二度と踏まないという反省と問題意識があるからだ。

    森金融庁の合法以来、地銀の間では、事業性評価のチェックシートをつくったり、対策室を設置する動きも広がり始めた。しかしそれでは失敗に陥る。


    そうではなく、金融機関の思考と行動を顧客本位に変えることが真の目的だ。事業性評価は、その登山道の極めて重要であるが、最初の入り口に過ぎない。

    以上のブログは、本書の第1章の何分の1かである。これを見て「面白そう~」と思った地銀マン・金融機関マンはぜひ本書を読んで欲しい。最終章には地銀・信用金庫の具体事例もふんだんに載ってあります。

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    2017年08月19日
  • 捨てられる銀行2 非産運用

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バブル期に証券会社に入り、その後、証券不祥事、金融ビッグバン、不良債権処理、ゼロ金利政策と渦中にいた私は、とても興味深く読ませて頂きました。


    金融庁が自ら金融行政の失敗を認めた、という点。森長官率いる金融庁に期待をしています。


    現在の銀行窓口で行われていることは、一昔前の証券会社の店頭と同じ。当時の証券会社では、投資信託の回転売買は監査部のチェックが入り、相応の理由を書面で残す、またはお客様から確認書を頂くなどの「検査対策」をしていました。

    「銀行では、まだそんなレベルなのか!」

    と思ったのが正直な感想です。


    人々が、洋服や食料品を選ぶように、自分の考えを持って自分の好む金融商品を選べる時代が来るよう、ファイナンシャル・プランナーの端くれの私も頑張らなければいけないなと思いました。

    一番響いたのは、最後に引用されていた、松下幸之助さんの言葉です。

    「株式に投資をするのは国の産業に参画することであり、その発展に寄与奉仕することである」

    株式投資をそのような意義のある行為だと、多くの人に伝えられるように努力したいと思います。

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    2017年06月30日