依田光江のレビュー一覧
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ネタバレハトマメ(鳩に豆鉄砲)なフレーズ
「ヨーロッパと北アメリカの中流階級は縮小した。この縮小の大部分は、グローバル化によるものではなく、テクノロジーの変化によるものであることに注意しなければならない。ある調査結果によれば、1999年から2011年のあいだにアメリカの製造業で失われた職のうち、中国からの輸入増加によるものは10%から20%の範囲にすぎず、大部分は、テクノロジーの変化によるものだった」
「抽象的な概念を理解し、互いから学び、行動を連携させるという人類の能力は、両刃の剣でもある。抽象的な概念には事実だけでなくうそも交じっている。ワクチンを子どもに接種したら自閉症になる? 気候変動は -
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一見、面白い新手の考察かなと感じて読むが、よくよく考えると、著者の論理の強引さによる抜け穴がそのまま、反証として成立する危うさを感じる。つまり「人が何かを買い求める際には必ずしも確度の高い理由がある」、こうした前提は成り立たないという事だ。その理由の深さや広さを尺度として、割とピンポイントのものを〝ニーズ“、付帯する潜在的関連性まで見抜く事を〝ジョブ“と呼んでいる。しかし、換言しているだけで、違いは無い。勿論、この物差しだけで、ある人には気付きを与えるのかも知れない。デザイン思考の手法のように観察すれば見えてくる潜在的な因果律を拾う。しかし、大多数は強い理由などなく、流されるような、経路依存を
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株主資本主義の最も愚かで最も生産性の低い自社株買いという悪弊に対して、労働者に株式ベースの報酬を渡すことが部分的な解毒剤になる。著者の株主資本主義への嫌悪感が滲む。
確かに、事例紹介される株価ではなく公益貢献を目指すベネフィットコーポレーションを軸とするパタゴニアのケースは素晴らしい。しかし、それをビジネスモデルとして模倣?する中国企業にはどのような感情を持つべきか。「地球に優しい」は、儲かる。この話は、偽善者であっても行動した事を正義とするか、という議論に通ずる。行動こそ正義、確かにそうなのかも知れない。
国の構図について。中国では市民は国に自由を手渡すことで代わりに成長と連帯感を得てい -
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【人が集まれば】
数値に現れない経済は存在します。
特に政治が不安定な場所では経済を正確に集計できません。
しかし、経済が存在しないわけではなく経済活動は存在します。
どんな極地でも人が集まれば物々交換であれ経済は存在します。
栄枯盛衰はあるにしても人はどこでもいつでも力強く、しかもしぶとく生きていきます。ただ、ひとりではこれができないのです。
山奥に引きこもり自給自足で一人暮らしをしている人もいるかもしれませんが、ひとりでは限界があるのです。普通の人より3倍の能力をもつ人でも、普通の能力以下の100人には勝てないのです。人は集まり意識を共有することにより強大な力を得て、たくましく生きる -
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人同士であったり国同士であったり、複数のものがあればそこにいろいろな形のネットワークが発生する。さまざまな形のネットワークにはそれぞれ特性があり、伝わる情報から想像する各個人の姿と実際の姿は異なることが多い。
例えば、人間のやることなので、楽しいことはネットワークを強く伝わり、地味だが大切なことは伝わりにくい。
そういった特性を理解することで、間違った行動をなるべくしないようにすることができる。本当の姿をしるということは、とても大切なのだと思う。
また、特性を理解することで、より多くの人を助け、よりより社会を作るための指針を作ることができる。
本書を読む前に想像したものより、とても多くのネ -
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パルミジャーノ・レッジャーノは産地が決まっている。その他の場所でできたものは偽物。
偽物の種類=全くの別物、合法またはグレーゾーン。
名声にタダ乗り=コーベビーフ
アラスカ産サーモンはすばらしい
エビは養殖は危険、天然エビはOK。
白身の魚は何かよくわからない。
ホタテは混ぜものが多い。ドライホタテは本物なら見が縮まない。
国産(アメリカ産)、天然物、を買う。
フレッシュ、ナチュラル、オーガニックには意味はない。
大規模店は安全。
オリーブオイルはイタリア産を買う。エクストラヴァージンオイルのみ。オーストラリア産とチリ産。
ファースト、コールドプレス、は意味はない。
アメリカのコー