依田光江のレビュー一覧
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大枠はUXデザインやデザイン思考などで到達したいことが事例豊かに語られている。
しかし、そういったフレームだけでは抜けてしまいがちな視点が豊富に語られており、気付きを与えてくれる良書。Posted by ブクログ -
解決すべきジョブは何か?
顧客を階層などの固まりで捉える事では辿り着けない視点の持ち方。
シンプルであるが故に強い軸になり得る視点ですね。Posted by ブクログ -
事業アイデアの基礎。
「ドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいんだ」を絶対に忘れてはいけない。
課題に対してソリューションは一つではないと気づきを得られる。Posted by ブクログ -
有効なジョブは形容詞や副詞で説明しない。「片付けるべきジョブ」は名詞と動詞で表現できる。
マーケットではデータから読み取れないこともある。消費者が何を思い、考え、その人の生活までも視野に入れた俯瞰的で具体的なキーワードを寄せ集め、ジョブを適切な抽象度を保ちながら明確にしていく必要がある。Posted by ブクログ -
whatでなくてwhy
改善よりも改革
役に立つかでなくて意味があるか
真に解決すべき問いは何か?
と言った話に近しい。
内容についての納得感は十二分である一方、
よく言われる話。
ということはつまり、(自身含め)理解しつつも行動を変えられていない。或いは、分かったつもりになっているだけ。
とい...続きを読むPosted by ブクログ -
金融の専門家である大槻奈那氏の推薦書で、英国人経済学者が、世界の様々な状況にある地域経済について調査し書いた本。津波災害に襲われたアチェ、中東の難民キャンプのあるザータリ、ジャングルの不法開発が進められた南米のダリエン、繁栄と転落を経験しているグラスゴー、超高齢社会の先頭を行く秋田など、著者が極限の...続きを読むPosted by ブクログ
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物事の本質を知ろうとしたときに我々は往々にして2つのアプローチを取る。まずは平均的な物事を見て、次には平均とは対極にある極端な物事に目を向ける。極端な物事は往々にして単なる外れ値である可能性も高いが、平均では決して見られない本質を掴める可能性もある。
本書はその極端ーエクストリームーな9つの社会を...続きを読むPosted by ブクログ -
商品開発におけるジョブ理論とは、と言う観点で読んでみた。
プロダクトとは、ジョブ(プロセス)を解決するために雇う対象であり、プロダクトそのものに価値があるわけではない。多くの企業でプロダクトそのものの価値にフォーカスすることで、事業を見誤っている。成功している企業として、メイヨークリニックやインステ...続きを読むPosted by ブクログ -
二読、三読の価値がある本ではないだろうか。
因果関係をどう解明し、説明するか。
現在ではそれぞれの学問の流儀により、違うアプローチを取っている、のだろう。
因果性には複数の意味があり、状況や文化によりその意味も変わってしまう。
因果関係がそのようなものであるということを踏まえ、本書はいくつかある方...続きを読むPosted by ブクログ -
絵がまず本当に美しいです。そしてこのコミックで唯一人間なバットマンのおじさまが渋くて渋くてたまりません!この作品でもバットマンとスーパーマンは絶妙に悪友風味で、別作品のスーパーマンvsバットマンなお話を読んでるとなんだか不思議な安堵感があって面白かったです。ただ既にアメコミのキャラを大体知ってる前提...続きを読むPosted by ブクログ
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久しぶりに買ったアメコミ作品!
本の帯に書いてある「ただ傑作」というのには納得がいく作品だったと思う。
ただ、自分の知識が少ないせいかいまいち分からないこともあったから、知識を蓄えた後でもう一度読んでみたいともう。
DCコミックのおなじみのスーパーヒーローから(どうやら)マニアックなキャラクタ...続きを読むPosted by ブクログ -
人生初アメコミ
ジュンク堂で一目惚れしたので購入
いやー 面白い
絵が凄い上手い 全てのコマが1枚絵として成り立つレベル
その後びっくりしたのが、この漫画、1996年に刊行してたということ
日本の漫画とは方向性が違うので何とも言えないのですが、96年当時この漫画に出会っていたら自分はまた違う道を歩ん...続きを読むPosted by ブクログ -
一見、面白い新手の考察かなと感じて読むが、よくよく考えると、著者の論理の強引さによる抜け穴がそのまま、反証として成立する危うさを感じる。つまり「人が何かを買い求める際には必ずしも確度の高い理由がある」、こうした前提は成り立たないという事だ。その理由の深さや広さを尺度として、割とピンポイントのものを〝...続きを読むPosted by ブクログ
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顧客が求めるニーズの本質を考えていかなければならないことを学べた1冊でした。最初は内容が難しく読み辛さを感じてしまいましたが、読み進めていくうちに「顧客が片づけたいジョブ」に対して理解を深め、とても面白く読み終えることができました。この本で学んだニーズの問いかけについて、仕事に活かしたいと思います。Posted by ブクログ
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株主資本主義の最も愚かで最も生産性の低い自社株買いという悪弊に対して、労働者に株式ベースの報酬を渡すことが部分的な解毒剤になる。著者の株主資本主義への嫌悪感が滲む。
確かに、事例紹介される株価ではなく公益貢献を目指すベネフィットコーポレーションを軸とするパタゴニアのケースは素晴らしい。しかし、それ...続きを読むPosted by ブクログ -
ある事柄が極端な地域における経済を調べ上げ、将来のために参考にしていくというコンセプトの本である。いくつかの地域については興味深く読むことができた。しかし私の読解力が低いためか、大半は冗長に感じ、読み進めることが辛かった。Posted by ブクログ
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【人が集まれば】
数値に現れない経済は存在します。
特に政治が不安定な場所では経済を正確に集計できません。
しかし、経済が存在しないわけではなく経済活動は存在します。
どんな極地でも人が集まれば物々交換であれ経済は存在します。
栄枯盛衰はあるにしても人はどこでもいつでも力強く、しかもしぶとく生き...続きを読むPosted by ブクログ -
人同士であったり国同士であったり、複数のものがあればそこにいろいろな形のネットワークが発生する。さまざまな形のネットワークにはそれぞれ特性があり、伝わる情報から想像する各個人の姿と実際の姿は異なることが多い。
例えば、人間のやることなので、楽しいことはネットワークを強く伝わり、地味だが大切なことは伝...続きを読むPosted by ブクログ -
パルミジャーノ・レッジャーノは産地が決まっている。その他の場所でできたものは偽物。
偽物の種類=全くの別物、合法またはグレーゾーン。
名声にタダ乗り=コーベビーフ
アラスカ産サーモンはすばらしい
エビは養殖は危険、天然エビはOK。
白身の魚は何かよくわからない。
ホタテは混ぜものが多い。ドライ...続きを読むPosted by ブクログ